こんにちは、当ブログ担当者です。



本当に驚くほど根ガカリしない試作品であれこれ試してみたので報告します。

ロスト率は後述します。


なお、今回も試作品画像は一部加工処理しています。

ご了承ください。




釣行日:12月11~23日の数日


場所:堺周辺他


釣り:試作品での陸っぱり(釣れるものは何でも)


メンバー:私とH氏など




ワンナックスタッフのブログ
ツメの関節部分にハリ掛かりしたワタリガニです。



いきなりですが、小さなあたりを感じ、

軽めの質量感を確認してアワせると、

何の引きもなく現れました。



私にはお茶を濁す感じではありましたが、

カニにとっては、試作品が捕食対象物として映ったに違いありません。


とまあ、11日は終了。



13日はデビル渡辺氏と取材で淡路島へ。


デビル渡辺氏がチョメリグでのキス釣りの取材

(コスミック出版社さん来春ムックでピュアフィッシングさん企画)を横目に、


一心不乱で試作品テスト。


ついに来ました。


というか、


あっさりと釣れました。



ワンナックスタッフのブログ
根魚の一般大衆代表魚ともいえるガシラ。


必然的に、底の粗い地形を攻めることが求められますが、

それ故、普通なら根ガカリと釣果は常に表裏一体。

少々の根ガカリは覚悟して挑むはずです。


が、

試作品はここでも安心感たっぷりでロストなし。


ガレ場などを見ると、逆にワクワクするほどです。




さあ、いよいよです。

日にちも変わって、19日、場所も堺周辺。

ワンナックスタッフのブログ
フットボール形状のジグヘッド(5グラム)にホッグ系のワームをつけて、


ハゼ。


ワームが2インチなので分かる方は大きさが分かると思いますが、

ハゼは19センチでした。でかいです。


ジグヘッドの塗装がはげているので、底にはゴロタ岩などが点在している模様です。



試作品のみではデータ収集は難しいので、あらゆる商材も試しつつ比較対照。

今回の主旨は根ガカリ率と釣果の差。

重要なファクターです。



徐々に魚っ気が出始めたので、コン詰めて真剣モードで

試作品でさらなる釣果をあげにかかります。



21日、同じく堺周辺、気温5度。








ワンナックスタッフのブログ
試作品+ホッグ系ワームで出ましたキビレ(キチヌ)

※一眼レフのセルフ撮影のためピントが若干ずれてます。

すみません。


ワンナックスタッフのブログ
44.3センチ(バスでもないのに、口閉じ尾開き採寸)


ワンナックスタッフのブログ
人間でいう扁桃腺の少し前の上顎にハリがブスリ。

いい掛かり方です。


掛かり場所の理想はカンヌキですが、

ゴゴッ

という一瞬のバイトでここまで飲み込んでいるのは、

試作品のある好要素に起因すると推測できます。

現時点では構造など詳細を明確にはできませんが・・・




日をかえ、撮影、試釣は効率的に一人より二人で。


そこで、H氏にも協力依頼。




23日、堺周辺、気温3度。




試作品+ホッグ系ワーム使用のH氏が

ただ巻きであっさりと





ワンナックスタッフのブログ
価値あるキビレ37センチの登場。





それを見た私は触発され

試作品で同じくキビレ狙いです。


たまたまタイミングが良かったのでしょう。




ワンナックスタッフのブログ
私にも巻くだけでキビレ40センチが釣れました。


今回の試釣報告は以上です。


ともあれ、試作品でそこそこの魚種たちに遊んでもらい、

飽きのない展開で、極寒の中でも集中力を持続できたように思います。


まず、試作品のロスト率ですが、最終段階の完全形で、


試作品ロスト2個/試作品使用実釣約60時間(2人合わせて)。


※私の参考タックル:ロッド7.8フィート(メバリング用でヘビークラス)、

 スピニングリール2500番、ラインPE1号、リーダーナイロン6ポンド。

※H氏参考タックル:パックロッド6.4フィート(メバリング、チニングで使用のライトモデル)、

 スピニングリール2500番、ラインPE0.6号、リーダーフロロ7ポンド。





晩夏の青写真から叩き台を経て、水中での姿勢確認やマテリアルチェック。

絶えず進化させてきた試作品最終ステージ。


魚が釣れてさらにテスト。


来季に向けて急ピッチで仕上がっていってます。


本当に誰もが簡単に釣れて、使いたくなると思える自信作なので、

期待していてください。




ワンナックスタッフのブログ




こんばんは、当ブログ担当者です。


私本人の釣行ではありませんが、

K氏よりありがたい釣行記が届いたので、報告します。


なお、釣果で一部試作品が写っているため、

画像を加工処理しているものがあります。

ご了承ください。





釣行日:11/19




場所:沖縄離島




釣り:オフショア




メンバー:K氏と船長





以下、

K氏からのレポート(加筆修正)です。



今回キャッチしたアカジンは水深75メートルと浅めでした。

ワンナックスタッフのブログ
ジグは180g(スローアクションタイプ)を使用
潮流変化により、同タイプの220グラムも使用しました。


実釣時間は実質、午前9時~午後6時前までの約9時間、
水深40m~130mレンジを探りました。


港から沖合までは航程10分~20分、
ポイントは島北東部~北西部の4、5か所を往復のパターンです。
(風裏ポイント探すもポイントにより時折、四苦八苦も)

ワンナックスタッフのブログ


カンパチポイントの島部西側や隣島への中間ポイントは船長判断の結果・・
強風をまともに受け(風速は把握してません)波高3m超の為、
残念ながらサオ出しは不可能でした。




竿出し可能であったポイントも
その割にうねり方は縦波が非常に大きいわけではなく、

ワンナックスタッフのブログ
試作品を使っている時には、常に
手持ちで誘いをかけないとヒットしませんでした。
(9月のように、たまには手を休めて置き竿で、
自然のチョクリ・パターンも内心期待していたのに、
楽はできず・・・)
ワンナックスタッフのブログ
ワンピッチ基本に時折、フォール中でのアクションでヒットもあり。
ワンナックスタッフのブログ



長時間、沖にいた割に魚の活性がまずまずだったのは
大体、昼1時半ころまでで、
以降は2枚潮の影響もあり、テンションは急降下。

ラスト1時間半はルアー系では反応せず、
船長持参のシイラの切り身ですべて
小型のナガジュ(バラハタ類)・ビタロー(フエダイ科)・シルイユ(シロダイ2匹)が
ちょこちょこ顔出しした程度です。


結論として釣り始めは曇天の為、
ジグはグロー・パープル、
晴天ならグロー・シルバー、


いずれも
ワンナックスタッフのブログ
ショートorセミ・ロングの使用が良い感じでした。


以上、

K氏からのレポートはここまでです。




前回(9月)の試作品テストから、さらに改良を加え、

素材別でいくつかの試作品(約30セットで、組み合わせパターンは600通り以上)を作成。


海況等、悪条件下ながら、

試作品のアクションやレスポンスインプレッションなど、

K氏のおかげで唯一無二の貴重なデータを得ることができました。


今回の釣行、便乗試作品テストは何より、

K氏自らが試作品を使いたいという要望あってのことですが、

結果も生まれ、満足です。

ありがとうございます。


試作品はさらなるテストを重ね、いち早い製品化を目指していきます。


また、他ジャンルの「ぜひ使ってみたい」と思えるような

垂涎アイテムも、同上同時進行中です。


ワンナックスタッフのブログ
ワンナック

今後ともよろしくお願いします。




こんにちは、当ブログ担当者です。

先日、宮城県の漁師さんの元へ

船を5隻届けることができましたので、釣りとは関係ないですが、報告します。


3/11金曜日大震災発生。

個人的には5月に義援金数百円を寄付して以来、ほとんど何もできずに半年が経過。

何か東北地方の方々に喜んでいただけることをしたい。

自分自身として、

ワンナックとして、

そこへ、

ワンナック製品のテストなど、

平素よりお世話になっているフィッシング遊遊クラブさんがカセ船などを被災地に提供するとのことで、

運転手役に志願。

たまたま船舶免許も含め、大型特殊以外すべての自動車免許もあり、運転には自信があったので

色々な方々のご協力、後押しもいただき、

今回のボランティア活動へ参加することができました。



日時:11/18~20



場所:和歌山⇔宮城県牡鹿(おじか)郡女川(おながわ)町竹浦(たけのうら)



活動:船運搬ボランティア



メンバー:運搬役4人(私含め)※シーハート他多数。



出発前日の17日、

午前中にワンナック営業活動を終え、

午後に和歌山入りし、

持っていく船を15馬力船外機の船でひと所に集める。


18日の午前6時、積み込み開始。



ワンナックスタッフのブログ
船底についたカキがらなどの掃除もしつつ、ユニックで1隻、1隻。



ていねいに
ワンナックスタッフのブログ
このドライブ船は予想以上にアカ(雨水)がたまっており、


30分以上かけてドラム缶一本分くらいのくみ出し(約200ℓ)。


エンジンも載っており、出来るだけ軽くしてからの吊り上げです。
ワンナックスタッフのブログ


それで、なんとか吊り上げ成功。



ワンナックスタッフのブログ
さらに荷台の脇にもう1隻。


こちらのトラックは4トンです。



私の運転した2トントラックは



先に積み込み
ワンナックスタッフのブログ
1トンのガチャ(しめ機)ふたつですでに準備万端。



長丁場(片道約1,100キロ)だし、荷作りの妥協(手抜き作業)は絶対にゆるされません。



で、19時に積み込み完了。

ワンナックスタッフのブログ

ワンナックスタッフのブログ
そのあしで、そのまま出発です。



私自身名古屋以東への自走での陸路経験がなく少々不安でしたが、


なんとか行けました。


夜通し走って夜明け過ぎの19日、午前6時半。


那須というパーキングエリアでトラックに燃料補給。


気温7℃
ワンナックスタッフのブログ
そうです。


栃木県まで来れました。


そして、もうひと走り



ワンナックスタッフのブログ
福島県を抜け宮城県の管生PAで


次は人間の燃料補給。


朝飯です。


ここまで来れたら、もうラストスパート。


仙台北部道を経て、三陸道石巻を超え北限のインターを降りてから下道で約30分。


復興途中の石巻漁港などを通り過ぎ、


お昼前、女川町竹浦の漁港に到着。


ここはサビキ釣りなどには欠かせないアミエビの有名な漁場。


他には入り組んだ地形を利用しての銀鮭、ホタテなどの貝類の養殖。


カレイはたくさん獲れ、大きなアブラメ(アイナメ)も。


こんなに豊かなすばらしい海を職場にする漁師さんたちと


ワンナックスタッフのブログ
簡単な引き渡し式


漁師さんたちの本心からの笑顔が最高にうれしかったです。


そして全員で、


ワンナックスタッフのブログ

ワンナックスタッフのブログ
積み下ろし。


ご協力ありがとうございました。



このあと、漁師さんたちの

仮設の番屋でお弁当を頂きました。


この豚の生姜焼き弁当が本当においしかったです。


みなさんありがとうございました。


その後、夕方から今度は和歌山目指してUターン。


不眠ながら無事に20日の午前11時に和歌山に到着しました。




3/11の震災はあまりにも大きな被害で惨状は目を覆うものばかり。


それは行って実際に肌で体感しないとわからないと思います。


東北全体が平均1mほど地盤沈下しており、


ここ竹浦でも約1.3mの沈下。



ワンナックスタッフのブログ
以前の船着き場は完全に潮をかぶっています。



私自身、


地位も

無く、

お金も

時間も

余裕ないですが、


人並み以上の体力があったおかげで、

私にもできるボランティアがありました。


もちろん色々な方々のご協力、ご尽力があってのことですが。


誰かが誰かのために何か一ついいことを思ったり、行動できれば、

どこかで笑顔が一つ生まれ、よりよい世の中に。


これから、季節は一番厳しい冬。

我々の想像以上に大変とは思いますが、

漁師さんたち

あきらめず、がんばってください。

ワンナックスタッフのブログ

我々もがんばります。