仙台 五福星 早坂さんからの手紙 | らーめん一心屋店主のブログ★余命一年感覚の生き方★

仙台 五福星 早坂さんからの手紙

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仙台市にある有名店、五福星(ウーフーシン)の店主早坂さんの奥様から手紙が送られて来ました。


奥様は、女将さんとして五福星で日々尽力されております。


ご主人の早坂雅晶さんは、店主としてお店を経営する傍ら


3・11に自ら被災しながらも、毎日の様に被災地で炊き出しを行って来られました。


現在は、仙台市内は復興が進み、平穏な日常に戻っているそうですが


早坂さんは、週の大半を南三陸町に通い続け、8月に南三陸町歌津に


『らーめん凪』の生田氏と、『七彩』の阪田氏と三人で企画運営した


『あおぞら食堂』をオープンしました!!


地元の方々や、ボランティアの人々の胃袋を満たしています。


『地元のお年寄りと子供は、お代はいらないよ』をスローガンに


被災地の被災された方々がスタッフとして働かれております。


『被災された方々に仕事を創造する!』プロジェクトとして、
『あおぞら食堂』と『ホタテキャンドル』の製作販売に奔走されております。


歌津泊浜では、船を流され職を失った漁師の女房達が立ち上がり、ホタテの貝殻で作った


『ホタテキャンドル』復興のあかりを灯そう!


このホタテキャンドルは、売上の50%が被災者の方々の収益になります!


早坂さんは、販売促進広告宣伝部長として、全国のラーメン屋に協力を呼びかけています。


早坂さんに協力を求められて、断るラーメン屋は一軒もある訳がありません。


被災地の人々の為に、日本一身を削り頑張っている漢の姿に心が震える想いです。


事故で右腕を失いながらも一命を取り留めた早坂さんは、私達の様な五体満足な人間の何十倍もエネルギッシュでパワフルな人です。


生死をさ迷い、生還された経験を持ち、『自分が生かされている使命感』を常に意識しておられる様に感じます。


四月に石巻市で初めて、早坂さんとお会いした時の事を今でも覚えています。


背が高く、体格がガッチリとして、浅黒い顔に髭を貯えて凄い威圧感が有りながらも、その眼はとても優しく、何も言わず差し出された左手にガッチリと握手をさせて頂きました。


この時の握手をご縁に、早坂さんとのお付き合いが始まる事になりましたが


彼を知れば、知るほど、その器の大きさと、『熱い心』に魅了されていきます。


命がけのエネルギーで被災地の復興に尽力されている姿に、我々金沢のラーメン屋も熱い気持ちになってしまいます。


早坂さん、これからも、あなたの力に少しでもなれれば幸いだと思っております。


遠慮せずに何でも言って下さい!!


協力させて頂きますよ♪