▼陸と海の境界線は、満潮?引潮?
ご訪問いただき、ありがとうございます。
地図といえば、今では
紙だけでなく、ネット上で
見ることが多くなりましたね。
海なし県の埼玉で育った私には
あまり馴染みがない話ですが、
地図に書かれている
陸と海の境界線(すなわち海岸線)は
どう決められているんでしょうか。
というのも、海には潮の満ち欠けがあるので
いわゆる海岸線は動きますよね。
満潮時と引潮時では、
おそらくけっこうな違いがあるんだと思います。
どうやら、一般的な地図では
満潮時の海岸線が採用されているそうです。
一方で、海図という地図もあって、
海図には、引潮時の海岸線も
記載されているんだとか。
この海図のような、特殊な地図というのは
不動産の世界にもあります。
普通の地図は、住宅地図とも言われますが、
特殊な地図のひとつに、公図というものがあります。
公図は、住所とは異なる「地番」を
ベースにした地図です。
とはいえ、地図と言いながらも、
土地の相関関係などは
けっこうテキトーだったりするので
そこを割り切った上で見る必要があります。
さらにもうひとつ、ブルーマップと
言われる地図もあります。
これは、住宅地図と公図を
ドッキングさせた地図です。
住所は分かるけど、地番が分からないとか
そういうときに、ブルーマップは活躍します。
もっとも、不動産の境界が
満ち欠けなどしようものなら
とんでもないことになりそうですね。(笑)