肉離れの治療②

広島で訪問・出張はりきゅう治療を専門

にしております

おんだ鍼灸院　鍼灸師の恩田です！

前回は

「肉離れ」の受傷機転などについて

書きましたが

今回は鍼灸治療についてです

鍼灸治療を施す場合は

まず炎症所見（熱感、腫脹、自発痛）や

皮下出血の有無などを確認します

基本的に受傷から24〜72時間は

急性期と呼ばれ

RICE処置を優先します

（安静、冷却、圧迫、挙上）

熱感や腫脹がある場合は

受傷患部へ鍼は避けて筋肉の始まりと

終わりの部位への刺鍼で留めます

●ふくらはぎの筋肉であれば膝下とアキレス腱付近に

鍼をします

急性期を過ぎると熱感や自発痛などが

無くなってきて回復期に移行してきます

この時期になると

受傷した部位を挟むように鍼をして

筋肉が軽く収縮する程度の強さで

低周波通電療法（通称パルス）を行います

（左下腿内側の肉離れ疑い）

皮下出血がありますが、熱感や腫脹は

みられなかったのでパルス実施しました

※パルスは筋肉の緊張緩和や鎮痛効果に

優れています(^^)

この後、回復程度によって

・ストレッチ

・関節を動かさない筋力トレーニング

などからリハビリを開始していきます

それに加えて、比較的早い段階から

筋膜リリースも実施していきます！

イメージ1

イメージ2

肉離れなどケガをすると

組織の回復過程で瘢痕（はんこん）組織

という柔軟性の乏しい組織が出来てきます

リハビリの段階でこの瘢痕組織に対して

適切に処置をしておかないとそのまま

柔軟性の乏しい筋肉になって

しまいます

柔軟性の乏しい筋肉は再発の原因となって

しまいます

前回ブログと今回の冒頭に

急性外傷の処置に「RICE（ライス）処置」が

（安静、冷却、圧迫、挙上）

必要と書きましたが

前回ブログ↓↓

肉離れの治療①

Protection : 保護

Optimal Loading : 適切な負荷

Ice : 冷却

Compression : 圧迫

Elevation : 挙上

こんな意味になっています

この中でOLの適切な負荷というのが

ケガによって出来た瘢痕組織を筋肉の働きに

合わせて適切な組織に作り変えてくれるのです

単に安静にしているだけではダメという

ことです！

当院で行っている筋膜リリースは

特殊な器具を使用して患部を動かしながら

瘢痕組織に対して適切な負荷をかけることが

出来るのでオススメです

肉離れは復帰を焦ると再発するケースも多く

スポーツへの復帰の判断が難しいですが

・鍼灸による痛みの消失

・筋膜リリースによる筋肉の柔軟性の回復

・エクササイズによる筋力の回復

を行い、

競技動作で痛みが出ないところまでいけば

復帰の目安と考えています

◇訪問治療◇ 毎週火、水、木、金

（時間やその他の曜日はご相談下さい）

無料体験も有ります※下記該当者のみ

病気や足腰の痛みなどで、病院など治療に
通うことが難しい方

ご家族の介護を一生懸命され、

自分の身体の事は後回しになってしまい

痛みをガマンされている方

ご自宅にも出張治療は可能です。
かかりつけのお医者さんの同意（書）があれば
保険適応となる疾患もありますので

気になる方はお気軽に一度ご相談ください。

お問い合わせ
TEL:080-1913-7241
mail:onda.yousuke@icloud.com

毎週土、日、月の9:30～20:00までは

ラン・ボディメイク・はり治療のスタジオ

「Arion（アリオン）」にて　

はりきゅう治療と筋膜リリース

を受けることが出来ます。

（出張治療のため完全予約制）
※講習会などでお休みを頂くこともあります

◇場所

広島市中区東白島町21-13　鈴川ビル2階

広電白島線　家庭裁判所前電停すぐ

※コインパーキングは周辺に数か所あります

筋膜リリースについてはコチラ

↓↓↓

〜しなやかな身体を取り戻す〜「筋膜リリーステクニック」