昨日書くつもりが書かずに終わっちゃった。

反省。

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読書・名著ランキングの方に載せたんですけど、最近ノイズ文化論って本を読みました。

その中にあった「オタクは種族である」って言葉が自分の中で結構衝撃で。

この言葉は「オタク」っていう1つの共通点によって異なる種族間にいる者どうしが新たな種族同士になりうることを示してると思うんですよ。

たとえば俺は日本人っていう種族だけど、その種族同士のつながりは日本人から生まれたっていう共通点を持っているだけに過ぎない。

もちろん環境による同質化や血のつながりっていうものの強さは認めるんだけど、俺がここで言いたいのはたとえ多くの違いを抱えていたとしてもなんらかの共通点によって人と人は同じ種族たりえるんじゃないかってことです。


相互理解とか言うけれども、それは他者が自分とは異なる対象であることを前提としたもの。

でも、共通点によってその対象は同一のものとして捉えられる。

それが単なる重なりに過ぎないのかそれとも違いを内包した一つの要素になるのかはその共通点の大きさによると思うんだけど、そうやって考えれば人と人なんて簡単に理解し合える気がしたんです。

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ただ、個人的には違いをすり合わせることよりも、お互いに「違う」ということを認め合うことの方が大事だと思っています。

優劣が決められるものなんて思ったよりとても少ない。

そう思うんです。