最近、卒業した高校のやつらに立て続けに会うことがあって、なんか懐かしくなった。

俺、この高校のことすごく好きなんです。

今振り返っても、ここを卒業できてよかった、って、思う。


懐かしくなったり、こういうブログタイトルであるにも関わらず高校中退→高校再入学→大学入学っていうプロセスについて一度もちゃんと書いたことなかったことに気づいたりしたんで、今日はそこについて書いてみようかと思います。

別に普段から隠してるわけではないんですけど、自分の整理のためにも。

ただ、長くなりそうな雰囲気がぷんぷんしてるしハイパー調子乗りそんなこと書かなくてもいいじゃんブログになるフラグも立ってるんでそこんとこはすいません、でも書きます。


1、高校中退から高校再入学まで
2、新たな高校生活から受験決意まで
3、受験開始から大学合格まで
4、まとめ


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1、高校中退から高校再入学まで


近所でも悪名高いアホ中学(ここもすごく大好き)を卒業した俺は、神奈川県下有数の進学校に入学しました。

当然のごとく初めての定期テストで赤点を取ったりしつつも、軽音楽部部長をやったり体育祭のメインをやったりでそこそこは学校を楽しんではいました。

ただ、「家庭科は受験に関係ないからやらなくていい」なんて学級日誌に書いたりとか専門学校に進む友達に対して「あいつ、落ちこぼれたな」とか言っちゃう、学歴で人を判断するような雰囲気がどうしても嫌になっちゃって。
(今も一つの価値観で何かを測ることが好きじゃないのはたぶんこれが原因)

今考えると異なる価値観を認められないガキが馬鹿な正義感を振り回してるだけなんですけど、当時はそんなとこに自分がいるのがほんとに耐えられなくて、体調も崩して、学校にいくことにも興味を失っちゃって、半分不登校みたいになってました。


その時に考えたのが、将来振り返ったときに「クソみたいな高校生活だった」って言いたくない、ってこと。

そして、周りの友達に話を聞いてて俺は他の学校なら楽しくやれる、っていう根拠の無い自信があった。

今度当時のバンドを組んでたやつと一緒にスタジオ入ったりもするし友達がいなかったわけじゃないんですけど、こういった理由で俺は退学してもう一度近所の高校に再入学しようって決めたわけです。


そんな俺が直面したのは当然のことながら親の猛反対。

その高校に入るときも、通ってた塾の他教室に知られるくらい勉強頑張って入ったんで「もったいない」だの「どうせ新しい高校でも無理」だの色んな言葉を言われてむちゃくちゃ止められたわけです。

でも俺はその話を聞かず、授業料は出してもらったから偉そうなことは言えないんだけど、制服代とか受験料とかあたりを自分で出す、っていう条件で高校の再受験を許してもらうことになりました。

そんで試験当日には茶髪だったりチャリで行ったりの調子に乗り具合だったけど、合格して近所にある偏差値が50あるかないかくらいのいわゆる普通の公立高校に再入学することになりました。


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2、新たな高校生活から受験決意まで


俺は前の学校を二年の冬に辞めてから受験してまた一年から、ってことだったたので必然的にクラスメイトは二個下ばかりなわけです。

ちなみにクラスメイトには友達の妹が二人いました笑。

中学の時にちょっとダンスをやっていた関係で文化祭シーズンに母校に指導に行ったことがあるんですが、その時にお礼の寄せ書きをくれた奴らがクラスメイトになっていました笑。


周りの奴らにとっては、二個上の男がいきなりクラスに居るわけだし、しかもそいつは三年の友達とタメ語で喋ったりしてるわけだから正直最初はかなり戸惑ったんじゃないかなぁ、と思います。

でもわりかしすぐに受け入れてくれて、後日談にはなりますがそいつらが20歳、俺が22歳の時に一緒に成人式に行くくらい仲良くなったわけです。

遅刻も二年の時は100回くらいしてたしド金髪になったりもした適当な高校生活だったけど、いろんなことがほんとに楽しかった。


そして高二の秋を迎えたんですが、俺はその時将来は音楽の道に進むつもりでした。

当時は普通にMステ出てるような人にマンツーマンで教えてもらってたし、専門学校の体験入学にも行ってたしわりかし本気だったんですよ。


でも親父に「このままだと勉強から逃げただけだと思われるよ」って言われたんです。

俺はそんなつもりはなかったんだけど確かにそう思われてもしょうがないと感じたし、それはかっこ悪いな、と思って俺は受験を決意しました。

音楽の道に進まなかった理由には、「あたたかい家庭を作りたい」っていう自分の夢を叶えるためには大学に進んだ方が良いって考えた、ってのもありました。


とりあえずそんな経緯で俺は予備校選びを始め、二年の冬期講習から受験勉強を開始。

4年間ほとんんど勉強してないところから始まったんで、予備校の職員さんに「どうせやるなら早慶とか行きたいです」って言ったら鼻で笑われるようなとこからスタート。


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3、受験開始から大学合格まで


受験開始から夏までの勉強は順調そのものでした。

4月までバイトもライブもしてたし6月までベースのレッスンも続けてたんですけど、1月には40台だった偏差値が五ヶ月経ったら75くらいになって、しかもそれが昨年比で日本で一番伸びてるよ、なんて言われて完全に調子乗ってました。

でも、だからと言って勉強の手を緩めるわけではなくて、それ以降も比較的一生懸命取り組んでいたと思います。


そんな夏、親父が突然死にました。

「くも膜下出血」ってのが死因だったんですけど、ほんとに突然で最後に何を喋ったのかも憶えてない。

ただ、その日にたまたま親父から「慶應に入ってほしい」って言われたんで俺は絶対に慶應に入ろうって心に決めて、親父が死んだその日も予備校に授業を受けに行きました。


でも、しばらくは単語帳で「家族」とか「父」とかの単語を見る度に泣いちゃったり、国語の問題で臓器移植に関する文章を読んだら涙が止まんなくて続きが読めなくなったりの精神状態が続いて。

そんな時に酔っぱらいに絡まれた彼女をかばったら目を怪我して熱がでるわCTスキャン撮ったら再検査が必要だとかで大わらわだわになったこともあって、精神的にも肉体的にもかなりきつかった。

俺は普段からおちゃらけたキャラだから暗いことは言いたくなかったし、親父が死んだことを絶対に言い訳の材料にしたくなかったから周りに自分の状況をあまり言ってなくて、落ちていく成績を見て周りの人は俺が調子に乗ってると思ってたかもしれないし、予備校の職員の方には実際にそう言われた。

でも一番つらかったのは「絶対に合格しなきゃいけない」って思ってるのに、勉強頑張ってるつもりなのに、成績が上がらなかったこと。


でも秋になったら精神的にはだいぶ落ち着いてきた結果、成績もまた上向いてきて年末の慶應模試では全国ランキングにも乗りました。

そんでもってこれ以降も手を抜かずにやりきったから、絶対に第一志望であった慶應の商学部に合格出来ると思ってました。


でも、俺は商学部の試験に不合格でした。

残るは経済学部の合格発表だったんですが、一般的には経済の方が商学部より難しいって言われてるんで、俺はもう親父との最後の約束が守れないんじゃないか、と思って怖くて怖くてたまんなかった。

死にたくはなかったけど、どんな顔して生きていけば良いのかが分かんなくなった。


だから結果として経済学部に合格出来たときにはほんとに嬉しくて。

その日は一日中祝いまくった、とか言いたいんですけど、俺はその日たぶんストレスが原因で救急車で運ばれてたんであんまり喜べてませんでした笑。

ちなみに運ばれた病院の看護師さんが元カノの友達だったことは秘密。

そんでもって、身動きが取れなかった俺はその方に尿瓶を用意してもらったことはもっと秘密。


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4、まとめ


こうやって振り返ってみると、ほんとに色んな人に支えられてきてるなぁって思う。

親も、高校で出会った人たちも、合格した時には自分は第一志望に不合格だったのに泣いて喜んでくれた奴とかもいて、こういう人達に囲まれた自分はほんとに幸せだな、って。


情けないことに忘れかけてたんだけど、「親父に胸を張る」ってのも俺の人生におけるテーマだった。

天国とか霊とかそういうのを信じてるってことじゃなくて、これはあくまで自分の問題。


高校時代にテレアポバイトをやってた時にそこが明らかにブラックだったから社員と喧嘩して辞めたんですけど、「悠哉がそう考えられる人でよかった」って、それを親父はすごく喜んでくれたんです。

だから、これから社会に出て働く上でも俺は真っ当に働いて結果を出す自分でいるし、そのための努力は惜しまない。



最後に、こんな長い文章を読んでくれてありがとうございます。

悲劇のヒーローぶるとか俺頑張ってますよ的なことを書くのはあんまり好きじゃないんですけど書いちゃいました。

とりあえず俺はこんな人間なんで、これからも仲良くしてくれる人はよろしくお願いします。

なんかむかついた方はごめんなさい、でもこれが俺です。



昨日のToDo

☆ブログ ○ その日のToDoを定めたら○ってことにしてます
☆記事 ○ なんか論争を巻き起こした
☆メモ ○ ちょっと多めに
☆筋トレ ○ 下半身もちゃんとやるかなぁ
☆会 ○ 大遅刻。ほんとに申し訳ないです&ありがとうございます
☆レポート完成 × 終わらず。今日やる。
・部屋片付け やんなかった

今日のToDo

☆ブログ
☆記事
☆メール
☆レポ完成
☆筋トレ
☆メモ
☆告知
☆調査
・会
・ES確認

総評

昨日は突然の予定変更。
そういう時にフットワークの良い自分でいることを心がける。
言い訳は沢山作れるけど、そこに関しては不器用でいたい。