初体験と大衆演劇 | 雨上がりの吉日

初体験と大衆演劇

 自室でひさびさにテレビを垂れ流しながら、領収書の整理をしました

確定申告は今年初体験、慎重に作業を進めています


 ところで、このテレビをつけているという状態は、普段記事を書いたり、自室作業の時はほとんど室内無音状態か、聴いたとしてもハウス系(無機質・一定リズムのため作業能率が1.5倍になる)の私にとっては

かなり珍しい状態です。

 音、というか日本語であれ英語であれ、歌詞に思考を引っ張られてしまうので、

記事を書くときは極力聴かず、作業合間の休憩時に音楽をかける程度なんですが、

ひさびさにテレビをつけてみると、大衆演劇の家庭に生まれた子供達のドキュメンタリーをやっていました


 大衆演劇は、全国各地に散らばる芝居小屋で行われている時代劇中心の演劇です

浅草にも大衆演劇の芝居小屋が結構ありますが、大衆演劇の劇団や役者さんは

1か月の公演期間ごとに各地を転々としながら生活を送っていて、「旅一座」や「旅役者」と呼ばれています


 小学校低学年の子供が、1か月毎に学校を転校する、という状況も観ていてすごいなあと思いますが、

彼らが日々送っている「芸」中心の生活もとても興味深かったです


 私はジプシー文化や、シェークスピア劇に登場する旅役者にかなり興味がある上、

学校を転校する、という経験をしたことがないので、ちょっと憧れを抱いていましたが、

もし自分が同じ立場だったら、脱走計画をくわだてそうな気がしてなりません

「サラリーマンの一般家庭でよかった」そんなことを思った今日の昼下がり


明日は初の確定申告です!