本日は先週に続き、
授業の一貫として学生の皆さまに作業をしていただきました。
二週目なので、お手のものです。
男性陣は2時間で300枚近くの写真を
一枚一枚アルコールでの拭き取り作業をしてくださいました。
女性陣は2時間で200枚近くの写真をスキャニングしてくださいました。
みんなでわいわい。
朝からいい時間をいただきました。
それでは、本日いただいた感想を一部ご紹介させていただきます。
・今日もお手伝いをできてよかったです。少しでも役に立つことができるといいです。
・写真の汚れ具合がひどかったので、慎重にしました。
・もう画像が消えてしまって、汚れているだけの写真でも消毒して本人へ返すということに驚いた。一枚一枚丁寧に直していきたい。
・初めて自分の目で復元された写真を見たが、あんなにキレイに元通りになるとは思っていなかったので驚いた。日が経つにつれて忘れられている支援について改めて考え直された。これからもずっと継続的に関われることを探し考えていきたいと思う。
・写真の修復には、やはり時間がかかるもので…ゆっくりではあるけど全ての人に返し、笑顔が少しでも戻ってくるような…そんな手伝いができるといいなと思いました。
・大切な写真が一枚でも多く手元に届けばいいなと思う。修復された写真の変化には驚いたと同時に、何か嬉しい気持ちになった。
・手紙をかかせてもらい、あの途方もなく感じる作業にも終わることがあるのだなと実感し、依頼主の喜ぶ姿を想像した。テレビで似たことをする人が紹介されていたが、その人は何度も失敗を繰り返しながらもやはり人の思い出という大切なものがあるから、丁寧に思いを込めてすることが大事だと言っていた。私もこのことを含め、すべてに思いも忘れず向き合っていきたい。
最後の方の感想にあるように、今回は修復完了分が揃い、完成写真をお届けできるものがありました。
発送前に、実際に修復していただいたものと、修復前の画像を比べて見てもらいました。
せっかくなので、いつもはスタッフが書く依頼主さんへのお手紙に一言学生さんから添えていただくことに。
何と書いてくださるのか、どきどき待っておりますと、
シンプルな一文が。
私の心がじんとしました。
色々なことをお伝えしたくなって、
つい長々と書いてしまうお手紙。
説明しなくても伝わることって、
お互いに大切な部分だから自然と響きあうのだということを
見せてもらった気がしました。
ありがとうございます。