さて
夜更けに新宿を出発！
21日と22日は
南伊豆へ
予報は最悪だが
20日の夜の時点ではまだ海は穏やか
南伊豆にはどーしても確かめたい事があるんだよな〜
まったく馬鹿だな
実は月末にかけて支払いがたんまりあんの
天気悪くなるなら
家で休んでいれば
支払いはできる
わざわざ高速代払ってガソリン代払って
無理して釣り行く必要ない
家にいるのが損しないのはわかってんだよ
でも行くよ
南伊豆のとある漁港に着いたのは
朝4時
３時間半かけた
どーせなら荒れていて欲しいが
凪いでいた
さらに謎解きのヒントになる
小サバの姿はない
あぎじゃびょ〜！
ヒラスズキも割と簡単に出る場所だけど
凪いでいてナミノハナくらいしかベイトはいないから釣れない
なのにしっかり雨降ってて体は濡れていく
ならばエギでもと投げるが
かなりキツイ根で
買ったばかりのエギを5分で高切れ
あんまりルアー無くさなくなったけど
高切れだけは対処しようがない
ルアー外す作業で切れちまったから
そーいえばここは高切れ注意の港だったな
切れて思い出した
車でしばし退避
雨風は酷くなるが
波は全然高くならない
ベイトの寄りもない
３時間くらい様子を伺ったが変わらず
あぎじゃびょ〜！
仕方ないから車で寝た
３時間後
飯を済ませ
現場に戻ったら
手の出しようもないくらい荒れていた
あぎじゃびょ〜！
雨風は激しさを増し
濁りも入る
他の漁港も見て回るが同じ
他魚種を狙うことも可能なんだけど
潔く諦めた
またしばらく車で寝る
夜
雨がおさまったから各港を偵察
荒れすぎのせいか
濁りのせいか
どの港もベイトすら見えない
翌朝も同じ
雨風はおさまったが
波高3から4メートル
濁りまくりだった
仕方ない
このまま待っても埒あかない
移動しながら戻ることに
時間だけはたっぷりある
西から戻るか
東から戻るか
どちらも捨て難いが
今回は迷って東を選択
海岸線を走りながら
要所要所で車をとめる
伊東あたりは沖にベイドがたくさんいて
鳥も多い
でもペタペタの海でベイトは遥か沖だ
さんざん心を挫かれてきたから
よっぽどじゃないかぎりやる気も起きない
なんて酷い釣行だ（笑）
竿を出さなければ釣果はない
ただ残念なことに
ここで竿を出す根拠となる経験が乏しく、さらに2日目でやる気ゲージもほぼなくなっていた
ふふふっ
こーなることは半分わかってたさー
でもなぜか釣りに行っちまう
家で大人しくしてりゃ〜怪我しないで済んだに
でも荒れる前
荒れてる時
荒れた後
海で何が起きてるのか見てみにゃ気が済んまんのだに
高校時代
台風で学校が休みになると
原付飛ばして霞ヶ浦に釣りに行った
雨で目が痛いから２０キロくらいしか出せなかったけど
普段は1日中やってたけど
体が完全に冷え切るまでの数時間
普段歩いてる場所も水かさ増して
普段歩いてる場所に魚が付いていた
誰もいない釣り場で
デカイ声で歌うたいながら
独り言喋りながら
ずぶ濡れになって釣りした
なんか台風きて
その何でもありの開放感が爽快だったのかもしれない
だからオヤジになっても
また行ってしまうのかな〜
まーさすがに今回はだいぶ痛めつけられたから
次回はもう少し慎重になるけんども
また海が荒れると
どこかで何かに期待して
ズルズルと釣りに行ってしまうんだろう
おっと！
それでも僕は臆病だから
危険な海には立ち向かわない
ただ荒れた海の
端っこで
ちょっぴりやらせてもらうだけだから