いまは、仁徳天皇陵といわず、大仙古墳という？ホント？これは、いまの中学生、小学生が歴史でならう名前なんです...そう、あの有名な仁徳天皇陵のことがこんな名前に。。。なぜ？
なんとも変な名前に変わってしまったのか？なんでなんでしょうか？
そんな謎を含んだ百舌鳥古墳群に行って参りました。
＜仁徳陵の拝所前＞
現在、世界遺産登録をめざしている。。。仁徳天皇陵古墳、履中天皇陵古墳、反正天皇陵古墳の百舌鳥三陵を中心に、このエリアに大小44基の古墳が残っている！巨大古墳のメッカでなのである。
拝所。。。の宮内庁看板。入るな、鳥魚、植物などとるな！と書いてある。
最寄駅はJR百舌鳥駅
駅から10分くらいで拝所につく、まさに仁徳陵の駅です。
また、駐車場もありますので車で行くにも便利です。
暑い季節ですが。。。ボランティアスタッフ（黄色いTシャツの人）が、この天皇陵などの解説をしてくれます。（ご苦労さまです、ありがとうございます。）
なぜ、仁徳天皇陵→大仙古墳となってしまったのか？
「なぜ？仁徳天皇陵から、大仙古墳に名前が変わったのか？」という質問に。。。被葬者が仁徳天皇ではないかもしれないという論争があり、最近の小中学校の教科書では地名による大仙古墳という名前にしている...という回答でした。
もちろん、これは建前。
黒い勢力の仕業であると。。。噂されています。（もちろん、ボランティアスタッフは、このことは、口が裂けても言えませんし、言っておられません。）
なぜ、わざわざ、大仙と呼ばせるのか？
昔より、仁徳天皇陵と言わなくても、地名を使った名前がある。。。「百舌鳥耳原中陵」と呼ばれていた...だから仁徳天皇陵と言いたくなければ「百舌鳥耳原中陵」と言えばいいのである。（もずみみはらなかのりょう）
百舌鳥三陵とは。。。
北陵→反正天皇陵古墳
中陵→仁徳天皇陵古墳
南陵→履中天皇陵古墳
しつこく、なぜ？大仙（大山）陵・古墳と言わせたいのか？
この仁徳天皇陵は、日本最大の前方後円墳であり、あのピラミッド（クフ王の大ピラミッド）よりも巨大な人工建造物である。日本が世界に誇る古墳であるのですが。。。これを貶めたいという勢力（意図）があるらしい。
大仙陵→大占領（戦争に負けたことを自覚しろ！）
大仙陵→大千両（カネに汚い民族だ！）
というメッセージらしい。
何も知らない、小学生、中学生が刷り込まれている。
この巨大な仁徳陵は、古代日本の国際交流の玄関口に、国の威信を示す施設として建設されたものだったのです。当時、朝鮮半島や、大陸からの使節が船で、飛鳥の都に行く際この百舌鳥中原を通ったらしい。天気のいい日などは、明石のあたりからも白く光る仁徳陵が見えたであろうとされています。そして、その時代の海外からの使節は、この国の力に感心し度肝を抜いたらしいのです。
さらに言えば、仁徳天皇には、
「民のかまどは賑いにけり」
の伝説が残っている天皇です。国民・庶民の暮らしを気にかけた日本の英雄です。
その英雄の祭られた墓である仁徳陵（日本最大の前方後円墳）を、こんな大仙陵と呼ばせていいのでしょうか？
記紀の時代ですから、解からないこと、解かっていないことは、たくさんあります。仁徳天皇陵とする確たる証拠がないから。。。大仙陵と呼べ！これは、いちゃもんでしょう。
最後に、この仁徳天皇陵の巨大さを感じるための、いいスポットがありますので紹介します。
それは、堺市市役所 28階展望室（無料）
「仁徳天皇百舌鳥耳原中陵」これが正式名です。覚えてね！
＜付録＞
百舌鳥地域の44基の古墳の名前一覧
・反正天皇陵古墳
・天王古墳
・鈴山古墳
・永山古墳
・丸保山古墳
・仁徳天皇陵古墳
・樋の谷古墳
・菰山塚古墳
・茶山古墳
・大安寺山古墳
・源右衛門山古墳
・孫太夫山古墳
・竜佐山古墳
・狐山古墳
・銅亀山古墳
・坊主山古墳
・履中天皇陵古墳
・東酒吞古墳
・西酒呑古墳
・檜塚古墳
・経堂古墳
・御廟山古墳
・ニサンザイ古墳
・塚廻古墳
・長塚古墳
・乳岡古墳
・いたすけ古墳
・文殊塚古墳
・収塚古墳
・グワショウ古墳
・旗塚古墳
・寺山南山古墳
・七観音古墳
・定の山古墳
・ドンチャン山2号墳
・正楽寺山古墳
・御廟表塚古墳
・鏡塚古墳
・善右ヱ門山古墳
・万代山古墳
・鎮守山古墳
・かぶと塚古墳
・銭塚古墳
・東上野芝町1号墳
↓古墳記事のまとめ↓
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