愛するよりも信じる方が難しい~「過保護のカホコ」5話感想~ | oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

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朝ドラ「スカーレット」から、連続ドラマの感想を、
ひと味加えて、自分味に料理します。
ゆるりとご試食くださいませ♪

壁ドン、肩ズン、顎グイなんてもう古いと思っていたが、

新技!?

ドアバーーーン!!

 

ドアバーンとは、

閉めようとするドアを強引に開けて交際宣言♪

 

お姫様抱っこに、交際宣言と、

ホンマに遊川作品なのか?

 

もちろんもある。

だけど毒を中和させる一生懸命さが、

裏目に出ていないのよね。

 

カホコ(高畑充希)可愛いよラブラブ

麦野くん(竹内涼真)可愛いよ恋の矢

 

「過保護のカホコ」5話感想を♪

 

 

時任パパ。

自分は、お金しか家族に必要とされていないとキレて家出。

 

家出したものの、カホコに迎えにきてほしい時任パパ。

カホコも時任パパが気になっているものの何もできない。

 

パパが家出してから、ますますカホコに依存する黒木ママ。

 

今話のお題は

愛するよりも信じる方が難しい。

 

黒木ママはカホコをという名の過保護で縛っているという

自覚がないんだよね。

 

溺愛は簡単だけど、信じることは簡単じゃない。

カホコが何もできないと決めつけて、

シーツの取り替えも、ボタンつけもできないと決めつけている。

自分がやった方がだからね。

 

だから、将来を考えてバイトしたいと願うカホコに許可するが、

自分の決めたところで、且つ見守るストーカーママ笑い泣き

自分で決めた方がだからね。

 

「信じる=待つ」は、何よりも自分を捨てるというか

変えるという気持ちがないと無理なのかな・・・

 

あたしは子育てしたことはないのだけど、

仕事で新人を育てる立場になって、信じる大変さを

なんとはなしに実感している。

 

過保護にすることは楽だけど、

信じて待つことはなかなか大変だもの。

 

カホコは、それができる子よね。

人の気持ちがわかる。

だけど、どうやったらいいのかがわからない。

わからないことを補ってくれるのは、

黒木ママではなく麦野くんになっている。

 

そのことに危機感を感じるママは、

カホコから麦野くんを遠ざけようとする。

 

♪愛されるよりも愛したい真剣(マジ)に♪

 

カホコは、ヤケになって出会い系に走る糸ちゃんや、

親戚のみんなが最近幸せそうじゃないことがツライ。

 

♪愛されるより本当は愛したい真剣(マジ)に♪なカホコ。

 

親に愛されて育つことが当たり前だと思っていたカホコだから、

はじめくんのパパとママは愛してくれなかったの?

と聞けちゃうんだよね。

 

子供のように悪気もなく純粋に質問するカホコだから

麦野くんも素直になれる。

 

麦野くんの過去が語られる。

 

使いきった絵具を捨てずに持っている麦野くん。

それは母親との思い出だから。

 

父親は生まれた時からいなくて、

母親はお金もないのに買ってくれた絵具と、

7歳の時におにぎりを置いていなくなった。

 

カホコが麦野くんのために作ったおにぎりを

おにぎりトラウマの麦野くんが拒否。

 

捨てたはずの絵の具。

捨てきれない麦野くんの思い。

だけど、カホコに見つかって、

思わず川にめがけて捨ててしまう。

 

♪愛されるより本当は愛したい真剣(マジ)に♪なカホコ。

川に入って絵具を探す。

 

こんなのはじめて!

毎回、麦野くんと向き合うと自分の感情が溢れるカホコ。

なにかしてあげたいのに、

自分がなにもできなのが嫌で

悔しい!

 

だから、川に投げ込まれた麦野くんの大切な絵の具を

探しに川へ。

 

そんなカホコに姿に麦野くん。

絵の具がなくても大丈夫なものを見つけた。

 

必死で探しずぶ濡れのカホコを

お姫様抱っこーーーー!

 

カホコを家に送りとどける麦野くん。

 

パパは、やっとカホコから帰ってきてくださとお願いされ家に戻る。

ママは、カホコを甘やかしすぎたのかと考え中。

 

そこへ!麦野くんと一緒にずぶ濡れのカホコが帰宅。

 

二人の姿に、ママのカホコ奪われる危機感発令サイレンが

鳴りはじめとる(←たぶん)。

だからドアをソッコーで閉めようとするも、

ドアバーーン!で制する麦野くん。

 

(カホコに)もう会えなくなるのは嫌です。

できれば交際を認めてほしいと思っていると

交際宣言。

 

麦野くーーーん!

ドアバーーンもよかったけど、

ちゃんとカホコ親に誠実な気持ちを伝える眼差しが可愛いよ。

 

なのに、ママのカホコ奪われる危機感発令サイレンが鳴り

止まないのに、

カホコから自立宣言される。

 

ママ、愛することはできても、信じることはできない。

それは今までの自分を否定することになるからね。

 

パパと入れ替わりに、今度はママが家出。

 

ママ!子離れの時ですぜい。

 

 


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