今日は3月3日のおひな様ですね。
女の子のお節句…。

私の祖母は旧家のいいとこのお嬢さんだったらしく、押し入れには戦火を免れたおひな様の一部が大事にしまってありました。
なんでも江戸時代からのおひな様とかで、メッチャ大きかったのです(@@;)

で、二階の祖母の部屋によく遊びに行ってた私はある日、祖母から可愛いお人形をもらったのでした。
『キノコちゃん、お人形をあげようね。』
『わーい、おばあちゃん、ありがと~~^^』

すごくすごくきれいな顔のお人形です。
しかし…ショートカットのお人形です。
しかし現代っ子の私は自分もショートカットだったので気にしません。
「桜ちゃん」と名付けて遊びました。


さーくらはーかわいいこ~
だ~れーににたのかな~
そ~れは~キノコちゃん♪(ザクザクザク…!)

すっごい歌を作って歌って遊んでました。
きっと突っ込んで欲しかったんだと思いますが
祖母はニコニコ見ていました(汗)

そして和裁の達人の祖母は、私の『桜ちゃん』のために
赤い絹の反物の端切れで着物を縫ってくれました。

益々可愛くなった桜ちゃん!♡
うれしくてあっちこっちに連れ歩きました。

んで、
ある日
ある家のお母さんに

「それ、おひな様?五人囃子でしょ。」と言われ…

「え~~~~~~~~~叫び叫び叫び叫び



帰って祖母に尋ねると、確かに『桜ちゃん』は五人囃子だったのです。
5人の男衆の中の一番若いハンサムな…とは言え立派に男…orz

こんな幼い頃からニューハーフと遊んでしまった…orz

いや、ニューハーフって言葉はまだ無いが…って感じで
子供心にすっごい衝撃が走ったのでした。

哀れ、桜ちゃんはキノコの寵愛から一転、タンスの上の飾り棚にしまわれて今日に至る…。。。
赤いおべべを着たまんまw

私がまだ独身なのは桜ちゃんの呪いか?
って今ふと思ったりしたw^^;)




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