父のお墓がある神峰寺は高槻市にある密教系のお寺です。

子供時代近くに住んでいたので、学校からの遠足も、初詣もずーっと神峰寺でした。
お絵描き教室の写生も神峰寺の境内ばっかりでした。

引っ越してよその土地に移ったと言うのに、父が亡くなったらお墓が見つからず、ここに眠る事になったのです。
きっとご縁があるのでしょう。


今でも毎年6回くらいは墓参り+寅の日にお参りに行きます。
この山の中の山道を車で登り、緑に囲まれた古いお寺に来ると気持ちが和みます。

今日はそれでも寅の日の渋滞が怖かったので、ふもとから寺まで歩く事にしました。
久々の山歩き、足が一瞬つりそうに(;´▽`A``

山の中の墓地なので,人々が供えたお花は山の動物達がみぃんな食べちまいます。
菊や蘭、カーネーション、全部全部茎だけになります。
水仙だけは毒なので、鹿もイノシシも食べませんが。
お墓の土に点々と、動物達のひづめ跡が残っています。
「たくさんお食べ~」と今日も菊をたくさん供えて来ました。
今度、大根とかレタスとか供えてやりたいです。
お墓の花を食べて麓の畑を荒らさないなら良い事です。

お墓参りの後,お寺に行ってお参りし、線香とろうそくを供えて,頭に煙をかけたり(賢くなれ~)
おみくじをひいたり、とノーマル~なお正月を十ウン年ぶりにやりました。
境内では、護摩炊きの準備で山伏さんがふりつけ??の確認をしてました。

神峰山のおみくじは大昔の版を今でもそのまま印刷しているので普通の人は読めません。
上下二段に別れて、上は漢文,下は草書(読めない)です。
張り紙で、「おみくじ(お坊さんの解説付き)100円」に笑いました。

私も引きました。
今年二回目のおみくじです。
地元の八幡さんでは18番で『吉』。
こちらでは28番で『吉』でした。

意味は、私の願いは実はもうかなっているので、それを迷わず疑わず過ごしていれば良い便りが聞けるだろう,と言うものでした。


う~~~ん。

私の願いって…なんだ?


と首をかしげてしまいました。
これと言って一番の願い、THE 願い、など無いしなあ。
もうかなっているから、願いが無い、のかな???


まあ、非常に綺麗な…イケメンのお坊さんと目と目を合わせつつ解説してもらい眼福(がんぷく)でした。
神峰寺はハンサムなお坊さんが多いです(とは母の弁です。)



蛇足ですが八幡さんの18番のおみくじの『吉』は簡略すると、今まで麻の着物を着ていた人は絹の着物になり,荒れていた畑は緑になります。すべてが良くなって行きます、でした。

なんだか素敵ですね。
これで大吉じゃないとは。
大吉ってどんだけ~~。

昨年一人旅で太宰府天満宮に行った時は、1番で大吉でした。
とーっても幸せな一年でしたが、これと言って何も変化は無かったな。。。
変化など必要ないくらい幸せだったっのだろう、と解釈しておきますか☆



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ありがとうございました。