2010-02-07 22:52:56

翼竜の祖先とシャロビプテリクス

テーマ:古代~爬虫類

翼竜の祖先。


ひとつの爬虫類がどのように変化して

翼を持ち、大空を飛ぶ翼竜に進化したのか・・・。


いまだ、その途中段階の

古代生物の化石は発見されておらず、

謎のベールに包まれている。


しかし、

その翼竜の祖先の体形は

ある程度、推測することはできる。
川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-翼竜への進化

樹上性の爬虫類の中から、

長く伸びた前肢の第4指(小指あたり)と後肢が

皮膜でつながり、広げることができた者が

現れた。

前肢の第1指~第3指は自由に使うことができ

木を登るのに使われ、

木から木へと滑空するという翼竜祖先のモデルが提唱されている。


実際にこのような古代生物の存在は

化石が発掘されない限り、想像の産物であることは

いうまでもない。


しかし、実は・・・。


翼竜の祖先の可能性がある、または翼竜に近縁な

古代生物の化石はすでに発見されているのだという!


それは

かつて、ポドプテリクス(足の翼)と呼ばれ、

前途した翼竜祖先のモデルとは

あまりにもかけ離れた奇怪な爬虫類だった!


シャロビプテリクス
 属名(Sharovipteryx )


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-シャロビプテリクス

三畳紀前期、中央アジアのキルギスタンで化石が発見された

全長20cmのその小さな滑空爬虫類は

なんと!

後ろ足が長く発達し、皮膜を張るという

今昔、類の見ない後翼型の滑空爬虫類なのだ!


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-シャロビプテリクスの皮膜パターン

後肢には皮膜があったことは確認されており、

いろいろな皮膜の復元パターンが考えられている。

ムササビ形や

前肢には皮膜が確認されていないが前翼と後肢と

別々で翼をもっていたなど。
川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-ユーロファイター

2006年には

デルタ翼の飛行機のような姿だったという論文も

発表されたという!

デルタ翼機は音速を超えるジェット戦闘機によく採用され、

高速飛行に向いている。が低速時に安定が悪い。

しかし、

シャロビプテリクスの小さな前足に皮膜があったとするなら、

それは先尾翼となり、空気の流れを制御する翼面となって

安定性を高めたという。


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コメント

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1 ■安易な俺

なんとも・・、言いがたいフォルムですね・・。でもまぁ、紙飛行機なんかを思うと、滑空に関してそれほど難しくないのかな?単にパラシュートの様に降下したり。ん~分かりませんw実際の全体像が見てみたいですね。やっぱりムササビに似た感じなのかな・・。(戦闘機に似た翼も悪くない)

2 ■ヽ((◎д◎ ))ゝ

カ・・・カナード翼付き?

これは初めて知りました。

進化の妙ですねぇ・・・
翼竜にはミッシングリンクがあるのですか・・・

ユーロファイターが出たのがさすが(笑)
サーブビゲンやクフィルじゃないところがミソ!

3 ■これはびっくり

まさか後足に皮膜がついているとは思いませんでした。
でも、前足に皮膜がついているものも見つかることがあるかもしれませんね。

色々なデザインから一番適していたものがあったのかもしれないと思います。

4 ■無題

後ろ足の皮膜から前足の皮膜への移行なども気になりますね。
或いは、樹上爬虫類から翼竜への進化の過程で、袋小路に迷い込んだ生物なのかも……。

因みに私はJAS-39グリペンが好きです。

5 ■人間にも水かきがあるし

皮膚の変化って面白いですね
絵を見ただけでは3つ並んだ復元パターンでは
真ん中の形が
飛び易いかな なんて思いました。
前肢の指の間に 水かき状の皮があれば
微調整も楽かもとかおもったり 自分が飛んだ場合の妄想が湧いてきます。

6 ■無題

後ろ足で空を飛ぶトカゲは図鑑で見ましたが、
まさかジェット機の技術にも使われる飛び方をしていたとは…

しかし、その後、先尾翼をになっていた前足に力を入れるようになっていったのかが気になる所ですね。

7 ■無題

今日もこのブログに遊びに来ます。
また新記事ですか。w川・o・川wお早い更新ペースですね。何時もながら、次は一体どんな記事になるのか楽しみです。o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪
今後も絶滅爬虫類(無論恐竜も含む)に関する面白い記事を楽しみにしてます。(≡^∇^≡) あ、こんな小ネタを見つけましたよ。↓
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100209003&expand

8 ■翼竜との関係?

出ました、先尾翼デザインの飛行生物!個人的には
旧日本海軍機の『震電』辺りのイメージかな?(古い?)
でも何か、凄い違和感を感じさせるフォルムですね。

翼竜との関係を重視するなら、皮膜復元パターンの
一番左の様な形態が考えられるのだと思いますが、
それだと前後の空力的なバランスが取れなさそう
なので、主復元図の様な皮膜配置に落ち着いたのだと
思います。
でもそれだと、せっかく発達した足の皮膜を捨て去って
なぜ手の皮膜への移行…という進化が起こったのか?
という問題が出て来ますしね。
翼竜との関係を想定するなら、腕から足の間の皮膜は
外せない様にも思います。
(しかも手の小指まで有る皮膜が重要な気が…)

足の皮膜では何か不都合が有ったのでしょうか?
例えば…樹上から滑空できる環境だったのが、森林が減り
地上を走って離陸せざろう得なくなって行った…とか。
『走る』という動作が加わるなら、翼が足に付いていたら
皮膜が抵抗になって足を速く動かせませんよね?
『足は走る動作、手は羽ばたき動作』と分離した方が
理には適っている様に思います。
でも翼竜の足って貧弱で、走れそうもないですし、
『木がダメなら崖から滑空すればいいじゃん?』とかの
意見も出て来そうですね?。ううむ…?
この生物がどういう環境で生きていたのか、個人的には
凄く気になります。
なんとなくですが、翼竜との直接の関係は無い気がしてます。

9 ■トカゲが…

いろいろありますよね。

飛翔トカゲが鳥の先祖だったとか、翼竜の先祖だったりとか。

何となくですが、わかる気もします。

にしても、あの長い脚に膜があれば、なんか歩きにくそう…

10 ■震電!

こんばんは。けったいな翼竜の形態ですね。
「メカ大好き!」様と同じく、私も震電を思いだしました。お絵描き掲示板に描いておきましたよ。

ものの本によると、恐竜と違って翼竜の股関節は大股開き向きとの事ですので、おそらくこの復元なんでしょうねえ。
前脚の皮膜は、腕の後ろに皮膜があったんでは無いでしょうか?皮膜が前だと空気を切りにくいので、腕を前にした方が飛びやすそう。

後ろ脚の方がパワーがありそうですし、空力的にも、重心よりも後ろに翼があった方が飛びやすい。
見た目の奇妙さの割には、飛行に適したフォルムですね。

ただ、牛王様の指摘の通り、歩きにくいはずなので、後の時代でメジャーにならなかったのでしょうね。
やっぱ生物は歩きが基本でしょう。

11 ■無題

これで本当に飛んだのだろうかって気がしますね
もしかしたら後足を跳び箱とびみたいにもっと前方に伸ばしてたのかもしれませんね

12 ■震電

最新鋭・・・とも言い難くなったカナードもいいんですが、私的にはエンテ型の震電の方がヨカッタナ

となると、ミクロラプトは複葉機じゃなくて、航空機黎明期に消えてしまった串型になりますネ

13 ■コメントありがとうございます!

>karukitiさん
後肢の皮膜は確認されているそうですが、
前肢にあったかはよくわからないそうです。
実際に滑空したかも定かではないですけど、
ミクロラプトルから鳥類へみたいなパターンで
移行していったのではないかと思います。

>COACHでし。さん
サーブビゲンやクフィルはカナードと主翼の
間隔が狭かったので、ユーロファイターが
絵的にわかりやすいかなと選びました。

>えりさん
1970年くらいに発表されていたと思うのですが
変わった形態の飛行生物なのに
意外としられていないんですね。

>孔明さん
後肢から前肢への移行は気になるところですね。
中間形態がいたなら、ミクロラプトルみたいな滑空爬虫類
になるのかな。

>☆ロン★彡さん
真ん中がオーソドックスな感じですね。
正しいかは別にして最新の学説では右側の奴です。

>海洋芽鷹さん
こういうデルタ翼は音速以上の速度で飛ぶのに
いいらしいですが、
まぁ、飛行生物がさすがに音速では飛ばないでしょう


14 ■コメントありがとうございます2!

>羊さん
ティタノボアにとってこの新種のワニは容易に
飲み込めたでしょうね。
食物連鎖の頂点が大蛇というのも、不気味な世界です。

>メカ大好き!さん
「震電」が一番、描きたかったのですが、
最新の学説でデルタ翼形態だったので。
飛ぶための前足、走るための後足と分業した
ほうが確かにいいですね。
またシャロビプテリクスから翼竜に進化する場合、
羽ばたくための筋肉をつけるため骨格が必要になり
大幅なモデルチェンジが迫られます。
やはり、袋小路に迷い込んだ生物なのかもしれません。
とにかく、爬虫類から翼竜のミッシングリンクが
解明してほしいところです。

>牛王さん
歩くには確かに支障はあると思いますね。
でも、皮膜は実際に確認されているそうです。

>RIBON-Yさん
これは意外にも飛行に適したフォルムなのですね。
あと、確かに皮膜が腕の前だと空気を切りにくそうです。
やっぱり真ん中のタイプになるのかな。

>manziさん
けっこう飛行に適したフォルムらしいです。
飛行機では低速時の安定に問題はあるそうですが。

>mmryokiさん
大きな翼面積を得るとなると
串型(ダンデム翼機)よりも複葉機にしたほうが
効率はいいらしいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%A0%E7%BF%BC%E6%A9%9F

ミクロラプトルはどうなんでしょう。

15 ■先尾翼デザインの飛行生物が発展しなかった理由?

この生物の機能上の、かなりの欠点を思い付きました。
もう少し書かせて下さい。

それは現生鳥類などでも、かなりの種類がやっている、
『足で獲物を捕まえる』という動作が全く期待できない
という事にあると思えます。
シャロビプテリクスが足で何かをしようとした場合、
そのたびに飛行を中断しなければいけなくなり、
『飛びながら足で何かを捕まえる』という動作が
機能上無理になると思うのです。
(獲物の上まで飛んで来て、急降下で襲い掛かるは有る?)

また、もし万が一、足で何かの生き物を捕らえた場合には、
重心からかなり離れた位置に足先が有るので、
獲物を掴んだままでは飛行を継続する事ができない…
という事も大きな欠点だと思います。
それに対して現生鳥類は『足先は重心位置に近い中心部分』
に有りますから、かなりの重量をぶら下げたまま飛行する
事も可能なんですね。
(翼竜は頭が大きいので、獲物は飲み込んで飛行した?)

つまりシャロビプテリクスは飛行機で言うと…
『機体外武装を積む事が不可能な機体』だと思えるのです。
生物にとって、かなり重要な『食べる』という行動を
せっかく獲得した飛行能力と結び付ける事が難しい構造
だとも言えます。(捕まえたその場で食べる以外は選択肢無し)
たぶん『子育て』にも不利でしょう。
おそらくは『逃げる』という事に特化した飛行能力なのだと
思います。
たぶん、神様が何かの気まぐれで『形態が面白い』ので
試作してみた生物なのだけれど、
発展性が無かったので、試作で終わったのだと思います。
四翼鳥類も足の自由度を求めて、二翼飛行へ進化
して行ったのではないでしょうか?

16 ■無題

変わったというか奇抜なフォルム。
滑空以外の行動にはいかにも不便そうです。

前脚と首の間に皮膜があるのは、ヒヨケザルの例もあるのでおかしくはないですが、それよりは前脚・後脚の間に皮膜が発達するのが先という感じがします。

17 ■初めまして!

想像だにしなかったレイアウトの飛行生物です。

先尾翼のレイアウトは、
揚力の損の少ない合理的なレイアウトですよね。
( 『ライトフライヤー』も先尾翼 )

この生物について、
メカ大好き!さんがいろいろ考察されていますけど、

私の考えでも、
高い所から飛降りる滑空生物でしか成立しえない形態だと思います。
それに対して、
地上から離陸する生物がこの様な形態では、
自力で離陸するにしろ、風をうけて離陸するにしろ、
『主翼』の揚力が増せば増すほど尻ばかりが浮上がり、
結局、離陸が出来ないと考えられます。

それならば、と考えると...
前方から、
◇頭部に左右一対の、皮膜を張った角 ( 前翼 )
◇前肢に翼  ( 主翼 )
◇後肢に小翼  ( 降着、地上における推進、獲物の捕獲、および尾翼 )
...という三翼面レイアウトの飛行生物は現れなかったのか?

プテラノドンなどのトサカは、
ロールリングやヨーイングの制御には役立ったかも知れませんけど、
揚力を発生したとは考えにくいですよね。

18 ■コメントありがとうございます!

>メカ大好き!さん
足は飛行に使ってますから
獲物はもちろん、足を使って捕らえることは
不可能ですね。
空中にいる昆虫をアゴで捕らえるのでは。
20cmほどの小さな爬虫類なので、
捕食者から逃げるための飛行というのが
やっぱり一番かなとおもいます。

>Ydditさん
たしかにヒヨケザルがこのシャロビプテリクスに
近い感じがしますね。
皮膜については後足にあったことしかわからず、
前足(前脚と首の間)はわからないそうです。

>平山滋さん
最初期の飛行機は先尾翼だったらしいですね。
三面翼の飛行生物なら
前翼は頭部に頬骨が突き出して膜を張るといった
タイプになるでしょう。
そんな翼竜が発見されたら、えらいこっちゃ。

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