2010-01-06 02:02:29

神獣なき日本の森

テーマ:古代~哺乳類

その獣は
神と呼ばれ。そして悪魔とも呼ばれた。


農耕民族はその獣を守護神と崇め、
狩猟民族はその獣を勇猛な狩人として敬っていた
しかし
牧畜民族はその獣を悪魔と忌み嫌っていた。


その昔、農耕民族であった日本人にとって
農作物や畑を荒らすシカやイノシシを狩ってくれる
その獣を益獣として祀った。


ご存知、ニホンオオカミである。

ニホンオオカミ  学名(Canis lupus hodophilax


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-ニホンオオカミ

オオカミの語源は「大神」。
崇めるべき山林に棲む人の力を越えた存在=神であった。
実に
御嶽神社や三峯神社の狛犬はオオカミであることで知られている。

川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-大口の真神

また、人が山林に棲むニホンオオカミの縄張りに入ると
縄張りに出るまで、いつまでも後を付けてきたという。
これが「送りオオカミ」という由来だが、
その習性はニホンオオカミが
「ここはおまえの居場所ではない、自分の世界へ帰りなさい」
と言っていたのかも知れない。


そして、ニホンオオカミが人を襲うことはなく、
これらのことで、
日本人とニホンオオカミはお互い距離を置きつつも共存していたのだ。


日本には、もう1種のオオカミが生息していた。


エゾオオカミ 学名(Canis lupus hattai


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-ニホンオオカミとエゾオオカミ

北海道に生息していたニホンオオカミよりもひと回り大きなオオカミ。


当時の北海道は狩猟民族であるアイヌ民族が住んでいた。
彼らはエゾオオカミを

「ホロケウ カムイ(狩りをする神)」と呼び
獲物を狩るその勇敢な姿に尊敬の意を称した。


しかし!
時代は明治に入り、日本の社会情勢も大きく変わった頃
海外からの入植者が次々とこの地に足を踏み入れたのだ。


オオカミを忌み嫌う牧羊民族・・・欧米人だ!


牧羊民族にとって財産である家畜を襲う
オオカミの存在は害獣そのものである。


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-赤ずきんとオオカミ


西洋のおとぎ話、グリム童話の「赤ずきん」や「七匹の子ヤギ」
といったようにオオカミはやはり悪役として描かれている。


欧米人たちは北海道で日本人たちに牧畜を広め、
どんどん原野を切り開き、耕地や牧場にしていった。
エゾオオカミの獲物であったエゾシカの乱獲もあったせいか
獲物と住み場所を失いつつあるエゾオオカミは
人間たちの家畜を襲うようになる。


当然ながら人間たちは肉に毒を仕込ませた罠や
懸賞金を懸けるなどしてエゾオオカミを駆逐していったのだ。

そこに追い討ちをかけるように
1879年(明治11年)の大雪でエゾシカの生息数の激減、
エゾオオカミもかなりの影響をうけ
1900年頃、その姿を消した。

川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-エゾオオカミとエゾシカの生息数の関係


それと同じ頃、
ニホンオオカミも絶滅している。
その原因は
明治以降に輸入された西洋犬からのジステンバーなどの
伝染病、害獣としての駆逐もあったようだ。

とにかく
この時代、日本に近代化の波が押し寄せ、開発が進むことによって
人とオオカミの接触が余儀なくされ
うまく距離を置いた共存は崩れていってしまったようだ。


そして現在。
日本の山林はシカの生息数は増えつづけ
少しずつ荒れ始めてきているという。

神獣なき森・・・。

生態系の歪はたしかに起きているようだ。


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コメント

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1 ■確かにその通りだと思っています。

今の日本はオオカミがいなくなってしまったから生態系が少し歪んでると思っています。


そしてエゾオオカミの絶滅の原因は人間のエゴやから皆が知っておく必要がある話しだと感じています。

2 ■無題

>当然ながら人間たちは肉に毒を仕込ませた罠
>や懸賞金を懸けるなどしてエゾオオカミを駆逐し>ていったのだ。

子供の頃読んだ狼王ロボを思い出しますね。

3 ■世界中で起きてることですが

外来生物の為に生態系や食物連鎖が変わる
と言う事のひとつですかね
西欧人という「外来生物が日本に与えた
影響は大きいと言えます

4 ■無題

こんにちは~^^
あと、遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!!

最近、鹿が増えすぎて困っている話がありますが、数を調節する意味で狼の存在は重要ですね。

余談ですが、本買いました!!

5 ■無題

日本国内にいる肉食獣といえばキツネやタヌキ、野犬が挙げられますが、絶滅種ということを除けば狼も入りますね。それから、カナダなどから狼を輸入して遺伝子操作でニホンオオカミのような「小型種を作って繁殖させるというのはどうでしょうか。

6 ■モンゴルと国後島からオオカミを導入すればよいのでは?

モンゴルにニホンオオカミに近いと言われる
モンゴルオオカミがいます。
ニホンオオカミとほぼ同じ大きさのようです。
習性も似ていて人間を襲ったりはしないようです。
このモンゴルオオカミを日本に導入すれば
ニホンジカの増殖も抑えられると思います。
それとエゾオオカミですが、同亜種が国後島と
サハリンに今でも生息しています。
特にサハリンではごく最近オオカミの生存が
確認されています。
なので、エゾオオカミの復活は簡単にできるでしょう。
問題点は道民と牧畜農家の抵抗だと
思います。
これが解決されない限り、北海道でエゾオオカミが復活することは無いと言えます。
残念ですね。

7 ■ニホンオオカミ絶滅から100年目の時僕は高二でした

本当に惜しい事をしましたよねぇ…。
ところで、外国の人はオオカミを恐れてるようですが、
大型のオオカミは本当に人を襲ったんでしょうか?
シャチみたいに「人間の復讐が怖い」から襲わないと思いますが…
>パンダグラフさん
なんと!?そうなんですか。トキみたいですね。
余談ですが、知床あたりに今でも生き残りがいると僕は思ってます。

8 ■無題

子供のころ動物園でロシアからやってきたオオカミをみました
そのとき親から「日本のオオカミはもういないのよ」ときいて何だかサミシイ気持ちになったのを思い出しました(´・ω・`)

9 ■無題

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

遊牧民のモンゴル人が狼を始祖と仰いでいたり、ローマの建国神話に出てきたりする一方、日本での狼信仰がさほど大々的であったようには思えず、日本でも食用はともかく動力としての家畜利用は結構あったことを考えると、オオカミのイメージの差や変遷はそんなに単純化できない気がします。

生態系の歪は、ただオオカミを移入すれば解決というわけにもいかないだろうし、やはり絶滅というのは社会的にも重大なことなんだと思いました。

10 ■年末の事ですが

実家に帰る途中、山間部を車で走っていると巨大な鹿と出くわしました。まさかこんな所に鹿が・・・と思いましたが、これもシカの急増の影響なんでしょうか・・・。

あと、以前同じ会社だった人が、山中で動物と誤認されて銃撃されたなんて話も。そうしたこととも関係してるんでしょうかねぇ

11 ■只の不都合な世界

地球にとっての変化は、人類にとっての"悪"になりえるのも無理ない気はしますが、意図して環境に手を加える時は、"最悪の事態"位は考えられる程度の冷静さが必要じゃないかな~ナンテ思ったりします。(人事な)例え些細な事でも。大勢の者が関わると思う事なら尚更に。

12 ■無題

牧畜の敵であるオオカミを絶滅させた結果日本人のもともとの生業であった農作物を食い荒らす鹿やいのししなどを増やしてしまったと言う皮肉・・・考えさせられます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100107-00000021-jij-soci
最古の両生類の足跡か=4億年近く前の化石発見-海岸上陸説が浮上・ポーランド
このころの海は板皮類などの魚類たちが大半を占めていたので硬骨魚類たちは川辺で進化したと思っていたのですがこの発見でますます分からなくなりました、う~んまだまだ謎が多いですねえ。o(・_・= ・_・)o

13 ■無題

実は以前お伝えした川崎氏の本の他にもう一冊入手した本があって…。
その名もずばり「ヒトは食べられて進化した」です。
内容はまあ面白いですよ?個人的には後半のまとめ的な部分が。
で、その本の狼についてですが、ずばり狼はヒトを襲います。というか今でも中央アジアや東欧などでは狼に襲われたり食われたりする被害は起きるそうです。旧大陸では原始時代の昔から人類と狼は敵同士だったみたいですな。
逆にアメリカではその大陸の広さと先住民の人口密度も相まって互いに接触する機会も期間もそれほどなく、北米の狼はヒトを獲物として見ず、様子を伺う程度の間柄でした。そして狼とたたかってきた入植者が旧大陸と同じように狼を害獣として駆逐し始めたため(今では復活計画等で絶滅は免れた様に言われてはいますが)、余計に北米の狼はより人を警戒するようになったという話。アメリカやカナダなどで狼による人への被害がないのはそういう歴史があったからだとか言う内容でした。

というわけで海洋芽鷹さん、狼は人を襲います。
しかし日本の狼復活計画等には慎重派です。現在ツキノワグマなども生息地が限られて移動ができなく、本州でも個体群がバラバラに隔離されて、それが余計衰退を促しているといわれていますが、それでも人とクマの接触などの問題が多く発生し両者に犠牲者が毎年のように出ているほどなので、狼が今の日本に住める余地があるのかどうかは疑問です。

あと、野犬を何とかしろ。わんこ捨てんな。

14 ■無題

昔上野動物園で朝鮮オオカミを見ました。
やせた一回り小さいシェパードぐらいの大きさで日本オオカミもこれに近い種類だったんだろうなぁ。
実際の話オオカミよりも土佐闘犬の方がずっと凶暴じゃないでしょうか?
野生のオオカミは人を怖がってめったに近づいてはこないでしょう。
トキと同じく復活させてほしいものです。
トキやコウノトリは郷愁を誘うだけでしょうがオオカミは農作物の被害も減らせるでしょうから。

15 ■勉強になりました

犬神とは聞いたことがあったのですが、まさか狼のことだとは知りませんでした。

また、狼の歴史がこんなに驚くべきものだったとは思いませんでした。。

16 ■遂に…!

いや~…見逃してました。すいません。今頃。
忙しくて…。

しかし、遂に!とうとう、オオカミ描いて下さいましたね。リクエストが漸く叶って感無量です!

皆さんが仰る通り、国後島や樺太にはエゾオオカミの亜種がいます。事実みたいです。

北大の何とか云う教授がエゾシカ対策のため、オオカミを導入する計画を立てているようですが、下手にハイイロオオカミを輸入するより、ロシアに頼んで、国後や樺太のオオカミを輸入してもらった方が良いんじゃないでしょうか?その方が、無理なく自然に溶け込むような気がします。

絶対数の確保が問題でしょうが、最初は実験なんだから数頭で良いと思います。

外交的な手続きがめんどくさいですが、そこはムネオの力で(笑

兎も角、エゾオオカミを愛する、一北海道人として嬉しいかぎりです。
有難う御座いました。

(…いや別に私のためじゃあないんでしょうけど)

17 ■無題

こんにちは。今回は日本へのオオカミ復活の話題ですか。
自然は肉食獣と草食獣をバランス良く配置しているので、
そのバランスを人間が崩せば、良くない事が起こるのは
目に見えていますね。

しかし、牧畜業に被害が出るのは、牧畜業者にとっては
死活問題になるとも思います。オオカミの例ではありませんが、
ニホンザルが増え過ぎて、本来の生息地以外の県にも流入
する様になり、かなりの高さの柵を設けても、サルは巧みに
超えてしまうので、農作物を守る方法に頭を悩ませている…
とかの話題をニュースで見た記憶が有ります。なんでもこの例
では本来の生息動物ではないのに、動物保護の条例か何かで
サルを駆除する事もできずに、周りを厳重に囲う事ぐらいしか
できないとか…。動物保護と人間の生活の両立の難しさを感じ
ました。

こうまで自然と人間の活動範囲が重なって来ると、オオカミの
復活も一筋縄では行かない気がします。本当は、保護区の様な
ものを設けて、人間は基本的に活動してはいけない範囲を動物
達のために残すのが最善の方法だとは思いますが、個人レベル
では難しい問題です。もう地球は人間には狭くなり過ぎた気が
しますね。と言っても、宇宙への移住はまだ先の話ですし…。

18 ■オオカミ

オオカミは日本で唯一の大型肉食獣で生態系の頂点したからね。
その頂点が消えてしまえは日本の環境は大きく変わってしまったと思います。

「大神」や「送り狼」という言葉があったのにも関わらず絶滅させてしまうなんて…

現在旭山動物園で「オオカミの森」というのがありますので、日本にオオカミが帰ってくる日は近いと思います。

19 ■ご無沙汰しています。

 とはいってもこそりこそり、ロムお邪魔していましたが
好きな内容に思わず。
日本狼絶滅記事部分は、
なんだか「もののけ姫」の神殺し感覚が
出来てきた頃からの気がします…。
山や、森への畏怖が消えかけたからかなーと。

そいういえば、日本犬は
縄文犬系犬種と弥生犬系犬種とに分けられる
そうですが…。
ぶっちゃけいうと此方も狼の分家ですが…。
原種としては、絶滅してるんですよね。

今年は、神獣、山、森を畏怖と敬意も考えたいです。
折角、生物多様性(Biological Diversity)」の年らしいですし。

20 ■コメントありがとうございます!

>鋼翼飛龍さん
人間とオオカミの距離を置いたいい関係も
人間の人口の増加で生息地の拡大。
こうなることは必然だったのかもしれません。

>銀河☆無宿さん
狼王ロボはいい話ですね。ロボは狼の鏡です。

>☆ロン★彡さん
西欧人は中世から全世界に波及するほど影響でかかったですからね。

>勇猛幻龍さん
あけましておめでとうございます!
また本のご購入ありがとうございます。
よく鹿のニュースをよく聞きますね。
オーストラリアも狼のような肉食獣がいないので
カンガルーが増えてしょうがないとか。

>冷凍怪獣ぺギラさん
遺伝子操作は技術とかお金とか要りそうで
やはり海外から小型なオオカミの亜種を
移入したほうが手っ取り早そうな感じです。

>パンタグラフさん
モンゴルオオカミという小型オオカミがいるとは
知りませんでした。
生態系におけるオオカミの重要性は注目されつつ
あるようですが、
やはり一般には鹿の増殖はあまり問題にされない、
オオカミの導入など理解できない
というところはあると思いますね。

>海洋芽鷹さん
日本人もアイヌ民族もオオカミは恐れていたようです。
恐れながらも尊敬していたみたいな。
日本人だけに「和」を重んじるみたいに
お互いに縄張りを侵さず、距離を置いた関係を保つみたいな感じでは。
その点、欧米人はガンガン領土を犯す攻撃的な人種にも思えます。

>さつきさん
オオカミといえば、誰もが知る肉食動物ですが、
気づけば、私たちの住む国にはオオカミがいない。当たり前に知ってる事実ですが意外な感じもします。
日本にオオカミがいないというのも寂しい気もしますね。

21 ■コメントありがとうございます2!

>Ydditさん
あけましておめでとうございます。
日本でもオオカミを祀っている神社は数箇所で
オオカミ信仰の地域も限定的だと思います。
たしかに単純化はできないですね。
明治時代の近代化によって狭い島国の日本で
開発が進み、人間とオオカミとの接触の機会が
多くなり、絶滅を招いたことは確かだと思います。
そしてその後の日本でオオカミの導入はやはり
難しいのかな。

>もけさん
山中で動物に誤認され銃撃さえたなんて
すごい話ですね。山へ行くときはクマよりも
人間に誤解されることのほうが怖いような気がする。

>karukitiさん
日本では沖縄のハブ駆逐のためのマングースの導入が
失敗に終わってますからね。
マングースはハブを駆逐せず、天然記念物の
ヤンバルクイナを襲うという・・・。
もう、人間が鹿肉を食えばいい。

>KANさん
今の日本が豊かなのは農業じゃなくて外需産業ですから、日本が豊かになるには、こういう結果にならざるをえないですね。
しかし、最古の四肢動物が海岸上陸説だなんて
話がややこしくなってきたなぁ。

>名無しさん
「ヒトが食べられて進化した」。前からその本は気になってます。
オオカミの中から犬になって人間と友好関係も
生まれたといいますし
人間とオオカミの関係の歴史。なかなか奥が深いですな。

>バッタモンさん
今まで動物園でオオカミはあまり見ず、ライオンとか
そっちに目をいっていましたが、
こんど動物園に行ったらオオカミを見ます。

>金藏直樹さん
人間の侵略によってニホンオオカミが絶滅した歴史も
中央アジアで人間とオオカミが協力し合い、オオカミがイヌになった歴史もあり、
なかなか面白いですよ。

>イェシュアさん
やっと日本産オオカミについての記事ができました。
国後のエゾオオカミ生き残りについては
確かな情報がなくて取り上げることはできませんでしたが・・・。

22 ■コメントありがとうございます3!

>メカ大好き!さん
北海道はまだ人口密度も低いので
エゾオオカミ復活は望みがありそうなんですが、
本州はやばいでしょうね。
それにしても宇宙への移住か。
人類が月に立ってもう40年。
もう2010年。子供の時はその頃には
オニール型スペースコロニーができているんでは
ないかと思ってましたw

>牛王さん
日本には純粋なハンターがいないんですね。
クマは雑食で、キツネは小動物専門みたいな。
日本におけるオオカミの存在は大きかったと思います。

>よし々さん
ご無沙汰、あけましておめでとうございます。
そうですね
山や森への畏怖が消えた、これこそ日本の文化が消えたみたいな。
やはり日本に欧米文化が入ってニホンオオカミが
消えたとなると。

23 ■無題

日本には「オオカミ」と別種の「ヤマイヌ」もいたという説もありますね。
通常は同じ種ということになっていますが。

24 ■無題

おひさしぶりです。

こちらの記事をリンクさせて戴きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/zaqwsx_29/22938939.html

25 ■欧米諸国では20世紀前半まで他民族の信仰=悪魔と信じられた。

欧米(キリスト教圏)から見たら異民族の信仰する神(自然霊なら尚更)は、「悪魔」と見なされた(それも、真剣に)。なので日本狼も、西洋かぶれ(死語)の政府から雌7円、雄5円、仔2円(当時は米数俵、数十俵分)の賞金を出してまで撲滅した事を考えれば、21世紀の東京都心から半径10kmに森林が残っている事は、世界的な高評価される宮崎駿さんの作品も生まれたと個人的には思います。

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