2008-07-13 00:46:31

史上最大の陸生肉食獣~アンドリューサルクス

テーマ:古代~哺乳類

約4500万年~3600万年前


インドとユーラシア大陸の間に「テチス海」があり、

クジラの祖先たちが陸からその海に生活の場が

移行しようとする頃。


「史上最大の陸生肉食獣」と称される

獣がそこにいたという・・・。


アンドリューサルクス  学名(Andrewsarchus mongoliensis


アンドリューサルクス


モンゴルで発見された化石は頭蓋骨(下顎はない)のみである。

しかし

その頭蓋骨はなんと

長さ84cm!幅は56cmもあったという!


このデカさは、古今、陸生肉食獣の中では

史上最大級のアゴの持ち主なのである!


頭蓋骨のみの発見なので、全体的なプロポーションは不明であるが、

アンドリューサルクスと

類縁性のあるメソニクス という

蹄(ひづめ)を持つ肉食獣を参考に体長の推定値が導き出された。


その体長は382cm、体高は190cmはあったという!


ちなみに現在の世界最大の陸生肉食獣である

ホッキョクグマ は体長280cmであり

それをはるかに上回るデカさだ!



アンドリューサルクスとライオンの頭蓋骨

そんな史上最大肉食獣の食性はいかほどなのか・・・。


食性について知るには、

「歯」の形を見ればある程度想像がつくと言っていいだろう。


アンドリューサルクスの歯はどれも巨大だが、

他の肉食獣のように鋭利さが見当たらない

まさにアンドリューサルクスの歯は鈍器なようなもので

肉を「噛み切る」ことには適しておらず、

「噛み砕く」という感じだろう。

歯応え抜群がお好き!

その巨大なアゴで力任せに

獲物の硬い骨まで噛み砕いたと思われ、

おそらく、

その巨体を活かし、他の肉食獣を追っ払って

その食べ残しを頂いたかもしれない。

たとえ、

それが骨だけしか残っていなくとも

「それでも全然OKだよ!」というノリだったことだろう。


貝類なども噛み砕いて食べたとも言われ

とにかく硬い物食べる専門で他の肉食獣と

「食べ分け」が自然と成立していたのかもしれない。



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コメント

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21 ■来年の戦隊の

獣電戦隊キョウリュウジャーに「獣電アンドルサルクス」と言うメカが登場するみたいです。

20 ■無題

私は今までアンドリューと言えば狼みたいなものかと思っていましたが実は何でも噛み砕くヤツなんですね私はそんなに噛む力がなく獲物の肉なんかを噛みちぎる程度と考えていました

新しいことが分かったら良ければこのサイトに乗せてください

19 ■熊神さん

初めまして!カキコありがとうございます。
アンドリューは上顎のみですからね。
今後の発掘で
新しく化石が発見されたというニュースを
私も心待ちにしているところです。
もともと個体数が少なくて、これから化石が
発掘されない可能性もありますが。

18 ■はじめまして


このブログを知る以前から、サイトは以前からお気に入り登録してました。
無類の古代生物ファンです。

アンドリューサルクスの生態は謎に包まれてますね。もっと完全な化石が見つかるといいんですが。

17 ■コメントありがとうございます!

KENTさん>
メソニクスは犬程度の大きさで
アンドリューほど大きな筋肉は必要ないかもしれません。

鋼翼飛龍さん>
肉食動物よりイノシシのほうが似ていると
いわれれば確かにそっちのほうに似てると
私も思います。

ふにゃ~さん>
ありがとうございます。アンドリューのイラストは
好評のようで何よりです。
不細工な上に口臭が酷いとは
嫌われキャラに徹するしかなさそうですね。
しかし、
スカベンジャーという生態が伝染病を広がるのを防ぐ
というのはなるほどと思いました。
すごく貢献しているのですね。

16 ■掃除屋さんは偉いのだ!

まあ、ブチの生活をハイエナのスタンダードみたいに言うのも違う気がします
むしろブチが例外と言っても良い種なわけで

シマやカッショクは一般的な「ハイエナのイメージ」そのまんまの生活をしてます
小動物なんかの狩はしますけど、食物のほとんどを腐肉に頼っています
ハイエナはおそろしく免疫力が強く、死体を確保できる広い縄張りを持ち
栄養にならない部位でも栄養にできる他に類を見ない消化吸収力もあり
猛禽類みたいにペリットを吐き出せる特殊機能付き
腐肉の始末のため高度に進化しているのです

スカベンジャーメインだとハイエナの名誉が穢れる、なんてことは全然無い
ハイエナってのは自然界に死体からの伝染病が広がるのを防いでいる
むしろ胸を張るべき高性能な掃除屋さんなのですよ


それにしてもアンドリューのイラストいいですなあ
不細工だけどそこがカッコいいっス!!
でも、イラストのおねいさんの距離にいたら
息が臭くてたまらなかったかもしれませんね・・・
この凄い口では、唾液で口内の掃除ができなかったんじゃないかなあ
もしかしたらコモドやティラノ(?)みたいに強烈な細菌毒をもっていたかも、とか思いました
これなら足が遅くても獲物をしとめられますから
(でも歯が二度しか変わらない哺乳類では虫歯になっちゃうかなぁ(;^^) )

15 ■無題

コメントどうもありがとうございます。

あるぺ☆さんへ…

確かにハイエナは死体あさり専門の動物じゃなくてその気になればライオンを凌ぐ一流のハンターとしての素顔もありますね…f^_^;

誤記入をしてしまい申し訳ありませんでした。

川崎さんへ…

確かにイノシシに似てると言われたらそう見えますね…

とりあえず…絶滅した動物の事を想像するのは楽しいですね。o(^-^)o

14 ■無題

単純な疑問です。

これほど大きな口で骨をも噛み砕くには、下あごを動かすための相当な筋肉が必要だと思います。
復元の参考にされているメソニクスではその辺の描写が不足するんじゃないでしょうか?

素朴な疑問でした。

13 ■コメントありがとうございます2

羊さん>
ショートフェイスベアにつづき、つぎはアンドリューいきました。
次の魅力的な古生物は何いこうか、今のところ
思案中・・・。

エルヴァイラさん>
頭骨だけ見れば、とても現在の肉食獣の頭骨とは
思えませんね。
1度でいいから生身の姿を見たみたい!

メイドさん>
あれを番犬にするには、かなりデカい犬小屋が
必要でっせ!
あとエサ代ね。
でもいるだけでかなりのインパクト。

あるぺ☆さん>
ブチハイエナは持久戦による狩りで成功率が
高いと聞きますね。
食べ残した骨は獲物が少ないときの非常食に
するとか。

まだらイノシシさん>
もしかしたら半水棲かもしれませんね。
貝とか食ってたっていいますし。
アンドリューを含む肉歯類や無肉歯類
この辺の肉食獣も私も詳しく知りたいです。
デスモスチルスの束柱類も同じですね。
このあたりは完全に地球から消えてしまった
グループですから。

12 ■コメントありがとうございます!

蝦夷熊猫さん>
おお!海外では既にカメを喰らうアンドリューの描写が
ありましたか。
アンドリューは何でも貪欲に喰らう雑食性とも
いわれてますが、
当時は豊かなテチス海の恵みがあるといえど
食肉類、肉歯類と肉食動物の競合も激しかった
と私は想像しています。
そういった環境下では食べ分けはもっとも重要なことだったと思っております。

鋼翼飛龍さん>
巨大なハイエナのようでもあり、
巨大なイノシシのような姿だったかもしれません。
頭骨が発見された当初はエントロドン(イノシシ)の
仲間だと思われていたようです。

ゆきかぜさん>
正確には史上最大「級」だそうです。
なんでも、メギストテリウムという肉食獣は
頭骨の長さが100cmはいくとか、いかないとか!
このアンドリューを操れるとなると
もう一流の獣使いですな。

☆ロン★彡さん>
なんと
獣の骨をいとも簡単に
バリバリと食うとは・・・!
私は魚の骨を喰らうのも勇気がいります。

単弓類好きさん>
クジラの祖先系統といわていましたが、
この記事を書くときにアンドリューのこと調べて
最近では分子系統学による知見、
他の化石の発見に基づく形態学知見から
クジラとの近縁な関係は否定されているようです。

11 ■アンディマスク(?)ちゃんとヒヅメついてる…。芸細かっ!

双弓類的な噛み砕くタイプに特化した肉食獣って現生生物では余り思いつきませんね。骨食うってだけならライオンもハイエナもやってそうですけど。私もヤワな骨やエビの殻とかならそのまま食っちゃいます。
肉歯類や無肉歯類、その他デスモスチルス等の束柱類といった絶滅した系統の哺乳類も結構興味有るのでまたこれらについての記事楽しみにしています。
しかしデカい…。これだと半水棲だったのではって気もします。カメとか貝とか食うんなら尚の事。

>メイドさん
番ワニって居たらビビりますけど、日本では夏以外、肝心の夜には体温が低下して余り役に立たんのでは?

10 ■またか‥

■鋼翼飛龍 様
>現在のハイエナと姿が似てるから死肉あさり
>専門の動物だっただろうと… 想像をする事
>が出来ます

ハイエナは死肉漁り専門じゃないですよ。

9 ■使えるですぅ。。

玄関に繋いでおけば最強の番犬?犬じゃないけど・・・
番犬と番ワニでは飼養効率でワニが安くて良いんですがアンドリューサルクスはその中間かな?
(番ワニ/トカゲの例えはロバートTバッカーの恐竜異説より)古い本ですが大好きな本です。。
メイドのバイク盗んだ奴、アンドリュー君で報復だぁ。。。

8 ■無題

アンドリューサウルスかと思っていました。
バシロサウルスというクジラもいたことだし。
でも、頭が長大で、洗練されない見た目は、爬虫類っぽさも感じさせますね。

7 ■前回に続いて・・・

アンドリューサルクスについての記事を見せて頂きました。☆-( ^-゚)v前回に続いて、大昔の巨大肉食獣をテーマにした記事ですか。次はどんな記事になるのか楽しみです。o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪

それにしても、以前このブログで紹介されたディノケイルスと言い、このアンドリューサルクスと言い、謎に包まれた巨大な古生物は興味が尽きないですね。巨大動物列伝の続編も首を長~くして楽しみにしてます。

6 ■そういえば

こんにちは
骨を噛み砕けるといって思たのですがこいつは鯨の祖先にまあまあ近いんですよね(どだったけ・・・)なので水中の貝とかさっき出てた亀とか海で食ってたんでは?

5 ■これを読んでいて

自分のことですが骨付きの肉が好きで
骨もバリバリと食うのです、
スペアリブの骨を食っていて 
犬の分残しておいてくれと
言われた事があります。
鳥の骨も猫のように よく噛めば平気です
犬に食わせていけないと言われるのは
よく噛まないで飲み込むからでしょう
自分で食って解ったことです。
噛み砕くのには歯の形状よりも
あごの力が強いことが大事だと思います。
犬の歯はかみ殺すのに向いていて
猫の歯は噛み裂くのに向いているように
61781思いました。
骨を食うのには 人間の臼歯の方が
良いと感じます。

4 ■深キョン?

丁度、「史上最大の陸生肉食獣」ってなんだろうと思っていたところでした(本当)。
ははーん。これは、すごいですねぇ。側に立つ、お姉さんに

「アンドリュー!やっておしまい!」
「ガブッ!」

なんて言われたくないなぁ(笑)

3 ■多分…

現在のハイエナと姿が似てるから死肉あさり専門の動物だっただろうと… 想像をする事が出来ます。

まぁ…カメの甲羅を噛み砕く様な動物の正体はなんとなく分かるけど… 敢えて内緒にしておきます。f^_^;

2 ■骨をかみ砕く動物と言えば

アフリカのハイエナを思い浮かぶけどその動物はそのハイエナを大きくした様な動物やろなぁ…

で…カメの甲羅を砕く動物の正体は分かるけど… 敢えて言わないでおこうか…(-.-;)

1 ■某・海外の古生物映像媒体では

カメの甲羅を噛み砕くなんて描写がありましたね。
貝類にしろカメにしろ、そして骨を食べるにしろ…普通の肉食獣が食べられないモノを積極的に食べる事で棲み分けをしていたのでしょうか。

骨を食べると聞いて思い出したのはアルプスの猛禽「ヒゲワシ」でした。
アンドリューサルクスはさしずめ「哺乳類版ヒゲワシ」だったのでしょうかね?

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