「恐竜は成体になる前に性成熟期を迎え、繁殖可能である」

米カルフォルニア大学バークリー校の研究チームがその研究成果を
発表したという!



骨の年輪から、その恐竜の年齢が推定できるわけだが、


恐竜


★8歳のテノントサウルス
★10歳のアロサウルス
★18歳のティラノサウルス


これらの若いメス個体の化石を調査した結果
大腿骨と頸骨の足の骨から
「骨髄骨(髄様骨)」が確認できたという

骨髄骨とは
鳥類のメスの産卵時期のみに現れる
足の骨の中に沈着する特殊な骨組織だそうだ!

骨髄骨

(骨髄骨は繁殖期の鳥類のメスに見られ、恐竜の雌雄判別材料ともなる)


この骨組織がカルシウム供給源となり、
カルシウムからなる殻をもった卵を
産めるというわけだ!

これが鳥類の祖先ともいうべき恐竜の
若い個体にあったわけで、
成体にもならない10歳足らずという若さで繁殖

することができたという!
つまり、
早め早めに生きているうちに子孫を残して、
種の生存を計るというわけだ。

このような恐竜の繁殖に関しては
恐竜の子孫である鳥類より
成体になる前に性成熟期を迎える
われわれ人間を含む中型から大型の哺乳類に
近いという。