もう、秋も終わりということで、
急いで秋を満喫したいと思い、
この前の日曜日に
四季折々いにしえの都、「京都」へ
紅葉などを見に行きました。
また、
この前に古世界の住人の掲示板で
はかせっちさんから、
京都の伏見名物、「すずめ焼き」なるものも
あると聞いていたので、京都の伏見へ。
伏見といえば、
稲荷神社の頂点、「伏見稲荷大社」が有名だ。
お稲荷さんとはキツネのことだが、
穀物を食べる野ネズミをキツネが食べてくれるので
キツネは穀物の守り神として豊穣を祈願して
キツネをかたどったお稲荷さんが祭られた
のがよく言われる由来だ。
伏見稲荷大社といえば、この連続して立てられた
鳥居が有名。それはまるでトンネルだ。
100~200mの長さだろうと思っていたが、
山奥まで続いているから驚きだ!!
山道を歩いても歩いても鳥居だ。
伏見稲荷大社を出て、
伏見名物「スズメ焼き」を食べてみました。
肉はざらざらとした食感、
独特の臭味などはないが、
骨付きのレバーを食べているような感じだ。
見るからに食べるのをためらう頭部のお味は
「磯の香り抜きのかにみそ」ってお味。
どの動物も脳みそというのはこんな味なのだろうか・・・。
伏見稲荷が五穀豊穣を司る神社で
あり、穀物を食い荒らすスズメはいわば敵みたいなもので、見せ
しめのために参拝者に提供した事から始まったとされています。
(はかせっちさん)
***********************************
スズメ 学名(Passer montanus )
スズメ、
朝起きれば、チュンチュンとスズメの鳴き声を必ず聞き、
外を出れば、毎日、必ず目にするのが、この鳥。
日本全国1億2000万人が、といっても言い過ぎではない!!
そんなスズメ。
人里離れた、山奥にいけば、その姿を一羽も見ることはない。
村人が村を捨てれば、その村のいたスズメたちも姿を消すといわれる。
スズメは人間の生活にもっとも密着した動物といえる。
人間のそばから離れないスズメはよっぽど穀物が好きらしく、
穀物を食害するとして、いにしえより農民を悩ませ、敵視された。
水田にカカシを立てたのも、スズメ対策の1つだ。
中国では穀物を食い荒らすスズメを除去しようと
「スズメ撲滅運動」が勃発。
中国お得意の人海戦術で除去し、スズメの数を減らしたものの
スズメは雑食性、穀物を食い散らかす害虫も食べる。
スズメがいなくなったことで
穀物を食べる害虫が数を増やし、収穫はさら減ったという。
- わたしのスズメ研究 (やさしい科学)/佐野 昌男
- ¥1,470
- Amazon.co.jp