グリーンイグアナ  学名(Iguana iguana

グリーンイグアナ

トカゲの仲間で、子供は昆虫を食べるが

成体になると、植物を食べる、極めておとなしい爬虫類。

ペットショップなんかで3000円程度で売られている


森林に生息する樹上性のトカゲだが

南米エクアドルの街中で、

野良犬、野良猫ならぬ、野良イグアナとして

あちらこちらに普通に見られる。


イグアナは爬虫類なので、変温動物であり、

冷たい水のプールなんかに落としてやると

体が一気に冷えて、硬直状態のほぼ仮死状態に

なってしまう。放って置けば間違いなく死あるのみだ。


しかしながら、ガラパゴス諸島では海の中を平気で泳ぐ

ウミイグアナなんてのもおり、

イグアナは人間界や海の中などいろんな環境に順応できる

グループに思えてならない。


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イグアナから進化した未来動物。

たくさんの投稿をありがとうございます!!


新イグアナ類 (イグアナの多種多様化)

1億年後の未来は世界的な高温化が進み、

寒い時でも体温を維持できる恒温動物である哺乳類や鳥類より、

変温動物の爬虫類に有利な時代になった。

爬虫類の中でも適応力のあるイグアナが世界中の様々な環境で

多種多様に繁栄した。

フーフサウルス

フーフサウルス  (kkkさん投稿、イラストはUMEさん)


アーマイト

アーマイト  (ゴッドさん投稿)


草食哺乳動物のような姿に進化した新イグアナ類。

とてもイグアナの子孫と思えない・・・。

爬虫類といえば、足が胴体から横に伸び、

地面を這いつきばりながら移動しますが、

これらの新イグアナ類は胴体から下へ垂直に足が伸びて、

直立歩行を獲得し、ウマのように軽快に走ることができる。

ますますイグアナの子孫と思えない・・・。


デザートキング

デザートキング  (kkkさん投稿)

食べ物の少ない砂漠という過酷な環境に

進出した新イグアナ類だ。

そのため、背中のコブに栄養を貯めるところは

現生のラクダ と同じだが、

デザートキングは爬虫類。

体温を維持するための莫大なエネルギーを消費する

恒温動物ではないので、

コブに栄養が満タンにあれば、

1年間はなにも食べずに生きていけそうだ。


オサルイグアナ

オサルイグアナ  (りゅうさん投稿、イラストは中華的熊猫さん)

とても知能が高そうなイグアナ。

テナガザルのように腕(前足)で木の枝から枝へぶら下がりながら

素早く移動できる運動性は脳が発達していないと

とてもできない芸当だ!!


現代のイグアナは植物食の傾向がある数少ない爬虫類です。

これまで、新イグアナ類を紹介しましたが、

これらもみんな植物食です。

イグアナの仲間は現在も未来も植物食という食性は変わっていない

ところが大きな特徴だ!