名古屋公演の際に、Bntnews Japanがインタビューした内容が
アップされています
コミさんへのインタビューも合わせて紹介しておきます。


★ジェジュン 名古屋公演② Bntnews Japanインタビュー記事 20140122-23


『独占!単独インタビュー』JYJのキム・ジェジュン 
素顔のジェジュンが今の率直な気持ちと日本のファンへの想い
http://www.bntnews.co.jp/app/news.php?nid=3924



1月22、23日、JYJのキム・ジェジュンが名古屋でソロコンサートを行った。
横浜、大阪に続いてのジェジュンのコンサートには約2万人のファンが集まり、
ジェジュンのロックミュージシャンとしての魅力にも酔いしれた。
23日の公演前、BntnewsJapanがジェジュンに単独インタビューを行った。

リハーサルを終え、素顔のジェジュンが今の率直な気持ちと日本のファンへの想いも語ってくれた。

---横浜、大阪、名古屋とライブを行っての感想は?

ミニ全国ツアーのような感じになりました。
ソロのライブにたくさんの方に来ていただき、感謝しています。
お客さんは「ジェジュンのファンです」と言ってくださいますが、私は「皆さんのファンです」と言いたいです。

---JYJのコンサートとソロコンサートの違いは?

JYJの時は三人それぞれの色があって、プラスJYJだけの色があり、4つの色が見えます。
今回のライブはロック中心でダンスナンバーがありません。
踊りはないけれどジャンプしたり簡単な動きで盛り上がる、ノリが違いますね。

---ライブの曲の中でお気に入りの曲は?

自分の曲ではありませんが、「グラマラススカイ」(中島美嘉)とか「ウルトラソウル」(B’Z)ですね。
昔から日本では有名な曲ですし、イントロを聞いた時のお客さんの反応が違って、
ステージにも伝わり、僕があまり頑張らなくてもノリがいいんですよ(笑)。

---今回の公演の舞台衣装等のコンセプトは?

「汗をかこう!」ですね。ジャケット1枚くらいと衣装もシンプルです。
私ががっちりした衣装だとお客さんも気構えてしまいますが、
皆さんも気軽でいいのですよというコンセプトです。
お客さんの反応も一つの演出ですからね。

ジェジュンはコンサート毎にドレスコードを設定して、そのテーマでお客さんに会場に来てもらっているが、
これにはどんな意味合いがあるのだろうか。

JYJのファンはロックのノリには慣れていないかもしれないので、自信を持ってほしいと思ったのです。
同じような服を着ているお客さんが周りにいると、慣れて自信を持って、本気で踊ってもらえるかなと。
周りが盛り上がっていれば、自分も踊りやすいかと。

---コンサート前のコンディション管理は?

自然にしていますね。意識しないようしています。
調子が悪くても、調子は良いんだと思い込んだり。悪いと意識してしまうと逆効果ですから。
あと、あまり重い食事は摂らないようにしています。

名古屋の手羽先も普段なら30~40本食べるところを今回は2本しか食べなかったという。
「自己管理」はジェジュンにとって重要なキーワードだ。

今回のコンサートでは新曲「HEAVEN」のデュエットパートナーである女性シンガー、
GUMMY(コミ)がゲストとして参加している。彼女の印象を聞いてみた。

歌唱力がスゴイですね。コミさんとは同じ頃にデビューしています。
彼女が少し先輩ですが。その頃からますます歌は進化していると思います。

---「HEAVEN」でのコミとのコラボのきっかけは?

私のファーストアルバムが完成した後にもらった曲なのですが、コミさんが私と同じ事務所に入ったこともあり、
一緒に歌いたいと思い、歌詞を変えて今回のリパッケージアルバムに収録することにしました。
私は男ですが、やや声に線の細い部分もあります。
コミさんは女性なのに男性のような迫力があって、二人で歌うと合っているかなと。

「HEAVEN」は美しいバラードで、ステージでも2人の息が合い、
思わずため息が出るような素敵なナンバーに仕上がっている。ぜひ、アルバムで贅沢なコラボを味わっていただきたい。

ところで、今回の曲の中で驚きだったのが中島みゆきさんの「化粧」を歌っていたことだ。

---どのようなきっかけで取り上げることになったのか。

アジアツアーを始める時に好きな曲を歌おうと思い、日本の曲を探しているうちに「化粧」が候補に挙がりました。
ロックではありませんが女心を歌っていて、この曲に心を込めて歌いたいと思ったのです。
私も同じように迷い、苦しんだ経験があり、歌詞にも共感する部分がありました。

---GLAYのTAKUROさんとも曲作りでコラボしていますね?

もともとTAKUROさんの奥さんが私達の音楽にハマっていて、昔からよく曲を聴いてくださっていたようです。
そのことが実は最初のきっかけでしたね。

---最近の趣味は?

これからのことですが、筋トレをやろうと思っています。
以前はやっていましたが、今は細すぎるし、鍛えようかなと。


---最近好きな日本の食べ物は?

コンビニ弁当が大好きです。日本のコンビニ弁当は世界一美味しいですね。
ハンバーグとか鮭とか。寝る前にコンビニの新しい弁当のCMを見るとヤバいですね。

徹底した「自己管理」の中、日本のコンビニ弁当が甘い誘惑の元になっているようだ。
最後にジェジュンにはステージの上でどんなイメージを演出しているのか、そして日本のファンへのメッセージを聞いた。

私はロックをやっているので、「自分はナルシストだ」と思い込み、そのイメージを出すようにしています。
ステージから下りれば、普通の人と変わらないですけどね。

30分のインタビューを終え、一番心に残ったのはジェジュンがいかにファンに喜んでもらえるか、
楽しんでもらえるかに心を砕いていることだ。カッコよく、オシャレで、歌が上手くカリスマにあふれるジェジュンのステージだが、
彼が心からファンの皆さんに喜んでもらおうと努力する姿が垣間見え、だからこそさらに惹きつけられる人が多いのだと思う。
まさに「絆」を大切にしようという想いが、激しいロックのビートにも乗って私達の心に浸透してくる。

2014年、キム・ジェジュンのさらなる飛躍を心から期待したい。

取材・文 立花裕人(Bntnews Japan プロデューサー)






『独占!単独インタビュー』GUMMY(コミ) 
JYJキム・ジェジュンと素晴らしいハーモニーで観客を魅了
http://www.bntnews.co.jp/app/news.php?nid=3934


1月22、23日に名古屋で行われたJYJのキム・ジェジュンの
ソロコンサートにゲスト出演したのが、歌唱力に定評のある女性シンガー、GUMMY(コミ)だ。
ジェジュンとの素晴らしいハーモニーで観客を魅了した彼女にBntnews Japanがインタビューを行った。

---日本は今回で何回目ですか。日本の印象を聞かせてください。

日本にはよく来ています。仕事でもプライベートでも、数えきれないくらいです。
日本は料理が美味しいし、韓国から近いので似ている部分も多くて楽です。
人も優しいし、公園とかキレイな場所もたくさんあって、散歩や運動するのが好きなので、よく行っています。

---コンサートで共演したジェジュンの印象は?

セクシーですね。私にとっては可愛い後輩で、弟のような存在です。
でも、私よりもしっかりしていて、お兄さんのようなところもある。
心が深いです。歌声は美しく、素敵なミュージシャンだと思います。

---ジェジュンとデュエットすることになったきっかけは?

昔からいつも2人で歌いたい、デュエットしたいと話していました。
所属事務所が同じになったこともあり、
HEAVENを歌おうとジェジュン君からオファーがありました。

GUMMY(コミ)は最近フィソンとコンサートをしたり、ジェジュンと曲作りもしている。
ジェジュンとのコラボについて聞いてみると。

ジェジュン君は本当に歌声が美しい。
男性なのに女性より優しく歌い、かつ男らしい部分もあって、一緒に歌っていてスゴイと思いますよ。

---ソロとデュエットでは気持ちも違いますか?デュエットで気をつけていることは?

デュエットのほうが表現出来る内容が多くなります。一人でラブソングを歌うよりも、
2人で歌うと表現が変わってきますからね。
デュエットの際に気をつけることは声をとにかく相手に合わせること。
相手をより立たせるように配慮しています。

---日本で好きなミュージシャンは?

JUJUさんは声が似ているし好きで、一緒に女性同士で歌ったらおもしろいかなと。
あと、安室奈美恵さんは時間が経っても変わらず、尊敬しています。

---歌唱力に定評がありますが、生まれ持ってのものですか?

私の母がとても歌が上手く、そうかもしれませんね。
でも、努力しなければ歌は上手くはなりません。
私はレッスンを受けたりはしていませんが、
一人で練習をして努力は欠かしていません。

「努力のシンガー」GUMMY(コミ)だが、小さい頃から歌手になる夢を持っていたのだろうか。

小さい時はクラシックピアノをやっていて、ピアニストになるのが夢でした。
歌手は遠い夢という感じで、特別の人じゃないとなれないと思っていました。
ピアノの弾き語りで当時流行っていたキム・ゴンモさんやパク・ジニョンさんの曲を歌っていたのですが、
高校の学園祭で歌う機会があり、「歌手になってみたら?」と言われ、オーディションを受けました。
練習生としての期間が7年あり、2003年にデビューしました。ジェジュンよりも数か月先輩です(笑)。

練習生の期間も7年と長かったが、実はこの時期に大きな試練が待ち構えていた。

デビューの頃に声帯結節になり、のどが痛くて歌えなくなってしまったのです。
デビューの時期もずれてしまいました。

---今までで忘れられない歌は?

2集のアルバムの「記憶喪失」という曲です。
この曲で私の存在が知られることになりました。

インタビューはすべて日本語で行い、ステージのMCも日本語でしっかりこなしていたコミ。
どうやって勉強したのだろうか?

一人で勉強しています。実は日本の人ともあまり日本語で話したことはありません。
一度日本語の勉強のために二か月日本にいたことがありますが、
その際も時間がたくさんあったので家で一人で勉強していました。

---日本での活動については何か新たなプランはありますか?

日本でソロコンサートをやりたいですね。小さい会場でもよいので、
皆さんと触れ合い、日本の皆さんの考えや感情を知って、それらを歌で表現したいと思います。

---韓国での今後の予定は?

今年の3月か4月にカムバック予定です。曲などの詳しいことはこれからですが。

最後にこれからの夢を尋ねると「死ぬまで歌い続けたい」という答えが返ってきた。
小さい時の遠い遥かな夢を叶えたものの、挫折も味わい、
努力でここまでの実力を磨いてきた、まさに「努力のシンガー、GUMMY(コミ)」。
今後も素晴らしい歌声と、出来ることならばジェジュンとの新たなコラボにも期待したい。

取材・文 立花裕人(Bntnews Japan プロデューサー)