田中 優さん いいコト言うね
インタヴュー
|日本には優れた技術がある 原発をやめてスマートグリッドにすれば世界で最高の競争力が持てる |
Rolling Stone(ローリングストーン) 日本版
http://www.rollingstonejapan.com/politics/yu-tanaka/ …
問:「世界的な原子力マフィア」ということになってしまうかもしれませんが、
根本的な原因はどこにあるんでしょう?
僕は金だと思います。
金の切れ目が縁の切れ目で、
最近メディアが結構きついことを報道するようになりましたよね。
あれは東電から広告宣伝費が出なくなったからです。
現在、東電は総括原価方式(公共料金を設定する方式のひとつ。
燃料費、運転費用、営業費用などをまとめた費用を“総括原価”とし、
それに 一定の利益を上乗せして料金を算出する方式)で電気料金を設定しています。
しかし、
その中にオール電化の広告宣伝費を入れられなくなった。
事故以降、東電はオー ル電化のコマーシャルを自粛しており、禁止に向かっています。
2014年からは、総括原価方式そのものも廃止される方向です。
経済産業省の『電力システム 改革専門委員会』での取り決めです。
今後まだ紆余曲折があるとは思いますが」
問:——このまま禁止に進むのは難しい気がします。
「もちろん業界はものすごく反対してきたけれど、それが今壊されようとしています。
電力の自由化も途中で止まっていましたが、同委員会は2014年から家庭の電気まで
すべてを自由化する方針です」
問:—誰でも、儲け話には耳を貸す?
「みんな説教には耳を閉じるけど、『儲かりまっせ』って言われるとピクッと振り返ってくれる(笑)。
実は日本はエネルギーの輸入量が莫大で、去年 31年ぶりに貿易赤字になりました。
一年間に、海外の石油、石炭、ウラン、天然ガスのために23~27兆円を払っているんです。
自然エネルギーに変え、そ のお金を国内にまわしたら、一都道府県あたり毎年約5000億円以上が入る。
そしたら雇用だって増えるんです」
——ドイツは約27万人増えたとか。
「約12倍に増えました。
オーストリアではバイオマスにした地域で15倍伸び、しかも電気料金が下がりました。
そういったことが現実にある。
現在、 世界でいちばんお金が注ぎ込まれているのがスマートグリッドです。
それには、『省エネ製品』、『バッテリー』、『電気自動車』、『自然エネルギー』『IT技術』 の
5つの技術が必要なんですが、
日本はそのすべてにおいて世界一優れているのです。
だから、原発をやめてスマートグリッドの技術を磨いていけば世界で最高 の競争力を持てるのに、
なぜやらないのというだけの話なんです」
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多分、官僚の方々の頭の中が40年前の「儲かる事業」のまんまで止まっているんだと思う。
前総理が自然エネルギーを推奨していたけれど、原発事故対応の悪さなどで交代して
しまった。
現総理は自民党寄りの政策を薦める官僚体制に依存した理念を持っているので、
どうしても再稼動機を増やしたい、儲けたい、事故処理は流れにまかせながら・・・
の展開が濃厚。。。
野田佳彦総理の学生時代
1980年 (昭和55年)3月、早稲田大学 政治経済学部政治学科を卒業。
松下幸之助 が設立したばかりの松下政経塾 に第1期生として入塾した。
野田は
「今でも、松下幸之助塾長との最終面接を鮮烈に覚えています。笑顔で迎えてもらったが、
目は笑っていませんでした。
むしろ、射抜くような怖い 目つきでした。
耳はとても大きくて、ピンと立っていました。」
「『キミの身内に政治家はおるか?』
『まったくいません』
『そりゃ、エエな。ところでキミの 家は金持ち か?』
『どちらかというと貧乏 です』
『なお、エエな』何が良かったのか、いまだにさっぱり分かりません。
が、こうして、政経塾で5年間、あるべき政治の姿を学ぶことになりました[2] 。」
と当時について回想している。
おぃ おぃ おぃ ケネディに松下さんを尊敬していてこのザマかぃ?!
しかし、総理の座に座るととにかく自民党系列の官僚政治の流れに戻そうと必死。