馬鹿もほどほどに


ついにカラー映像で見れた矢沢永吉さん。 


しかも超至近距離からの映像!



と言っても、寝ているときの「夢」の中の話。。。


馬鹿もほどほどに・・・

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モッチー奥山 リアル・ドリーム「夢」 YourTuber ストーリー解説 (約2分)


その映像はいきなりはじまった!


白のショートカラーのジャケットの一番上のボタンだけをとめ、

その下にはラメの入った黒銀の襟が見え、そのシャツには

銀の縦ストライプが入っている。

ボトムも白のストレートパンツで、シューズは黒地に銀のラメの

ストライプが入ったエナメル調のデザイン。


上下の白のスーツはかなりウエストに絞りがあって、素肌に羽織るタイプの

やや大きめのサイズの仕立てとは明らかに違う。

色もオフホワイト系の白ではなく、どちらかと言うと光沢のある生地で

若干クリーム色に見えるくらいの白のジャケットだ。

このジャケットも生地の織りに工夫が見え、良く見ないと分からないくらいの

縦のストライプが細く2本づつ等間隔で織り込まれている。

ボトムパンツもほぼ同じ仕立てではあるが、白ジャケットと黒のシャツの

色のバランスがあまりにも調和が取れているので、タックの本数や

べルトタイプなのかベルトレスタイプなのかまで見る余裕がなかった。


タイは締めてなくラメ入りのオープンカラーで、当然ながら首ボタンはとめてはいない。

袖のボタンは3つで、黒地に銀色の装飾文字で「EY」とデザインが施されているように

見える。

長身の矢沢永吉さんを大きく魅せるシルエットと言うよりも、肩幅をスリムな体系に

合わせて採寸していて、フィット感を高めた全体的仕上げに驚いた。


髪はショートカットで、ディップで少し濡れた感じに立てて仕上げられている。


しかし、これはあくまでも「夢」に登場してきた矢沢永吉さんの姿なのである。




いつものステージ衣裳の素肌に白スーツの姿



 


「夢」の話のつづき


場所はどこかの公演会場の控え室か小さめなリハーサル室で、黒い皮の

ソファーが矢沢永吉さんの後ろに見えている。

僕のいる位置はこの部屋のほぼ真ん中で、矢沢さんは僕の左前側で新曲か

何かの音程を確認するために、でたらめ英語でヴォイストレーニングをしている。

つまり、僕のほぼ正面に矢沢永吉さんが新デザインの白上下の衣裳を着て、

身振り手振りをしながらヴォイストレーニングをしているのだ。


こんなことは通常有りえない。 絶対に有りえない。


矢沢さんの左隣には男性スタッフがいて、矢沢さんのトレーニングの状況を

確認している様子だ。

時々、矢沢さんがスタッフに指示を出したり、どんな感じかを質問していたりする。

そのスタッフのすぐ後ろに音源プレーヤーかミニコンポがあって、そのから

トレーニング用の空のオケが流れて来ているようだ。


矢沢永吉さんの仕事場に今僕がいる。

(矢沢さんやスタッフは僕のことを認識しているんだろうか?)


矢沢さん:「この衣裳イイね。 タイトだけど何かゾクっとする感じ。 たまんないね」


スタッフ:「そうでしょう。 今までにない仕立てで構成されていますから。 それでいて

激しく動いても伸縮性がある素材なんで、全然ステージに着て出ても問題ないですよボス」


矢沢さん:「そう? 今まであんましピタッとした感じの着てステージ出たことないいからね」


スタッフ:「そうですか? ロックオペラの時にはタイトな衣裳きてませんでしたか?」


矢沢さん:「あ そうか そうだった。 ロックオペラね。 なんだか随分昔のことのように

感じるなぁ。 俺も歳取ったってことなのかな ははは」



気さくな会話のやり取りに感心してしまう僕。


またヴォイストレーニングが始まった。

「デュデュビデュ~ ダァダダァ~ ウェイィ~ Mu~♪」

「OK! Let's Go Come On  Hey Hey Hey! Let's Go!」


どうやら、バラードの新曲からアップテンポの楽曲にそのまま入る練習を

繰り返しているようだ。


矢沢永吉さんの仕事場に今僕がいる。

(矢沢さんやスタッフは僕のことを認識しているんだろうか?)


この際、怒られてもいいから自分がこの場所にいることを知らせてみようか。

(どうする どうする?)


「ダァダダドゥ~ ダァダダダァ~ ドゥダドゥ~」

「デュデュビデュ~ ダァダダァ~ ウェイィ~ Mu~♪」

「OK! Let's Go Come On  Hey Hey HeY! Let's Go!」


(よしっ 今だ!)


僕:「もう少し余韻を残してからロックンロールに転換してみたらどうでしょう矢沢さん」


(マジ?!)


矢沢さん:「おっ それNiceな提案だ。 Very Nice!」


(聴こえてるよ?! マジ?!)


矢沢さん:「じゃあ 君の言う余韻のある感じでもう一回トライしてみて良ければ

そのタイミングでいこう OK? オケ巻き戻してくれる?」


スタッフ:「ハイ ボス」

スタッフ:「エンディングの16小節前のアタマから音出します」


もう一度ヴォイストレーニングがはじまった。


「デュデュビデュ~ ダァダダァ~ Mu~ ウェイィ~ Mu~ ダァダァディ~・ ・ ・ ♪」

「パッカンパッカンババババッ OK! Let's Go Come On  Hey Hey Hey! Let's Go!」


矢沢さん:「OK イイね イイ感じジャン オレ天才かもね イイじゃん この余韻」


矢沢さん:「で 君だれ? Who Is This Guy?」


(ヤベッ)

ここで「夢」が覚める・・・