津軽三味線発祥の地・金木
みなさま~、こんにちは!昨日、慌て過ぎて写真の確認もし忘れた……みっちょんです
津軽三味線の始祖「仁太坊」生誕祭【黒澤 博幸さん デビュー20周年記念コンサート】に行ってきました~
三味線会館の多目的ホールにて行われたコンサート。満員でした。スゴイ人・人・人…
三味線の大合奏は聴きに行ったことがあったのですが、個人のコンサートは初めてでドキドキ…
≪黒澤 博幸さん≫
7歳から三味線を始め、2002年~2004年の「津軽三味線全日本金木大会」で…何と 最高位である仁太坊賞を三連覇
現在、黒澤会会主、及びNHK文化センター盛岡教室講師として津軽三味線の継承と伝承に努める他、元オフコースのドラマー大間ジローさん、和太鼓の大沢しのぶさんと共にソウル&ビートユニット「天地人」を結成し活動中です。
残念ながら受け付けで写真はと言われたので、わたしの感想を。
言葉だけで上手く伝わればいいけど…
『津軽甚句』を黒澤さん・黒澤会(川倉で演奏して下さった方々)・そして…なんと!昨年の仁太坊のお誕生日7月7日から三味線を習い始めたというNHK文化センター盛岡教室の受講生の方々(お客様の前で披露するのは今回が初めてだそうです)が演奏したのを皮切りに、『津軽三味線合奏』『黒澤博幸さん津軽三味線独奏』
NHK文化センター盛岡教室の受講生の方々はお客様の前で演奏を披露するのが初めてというだけあって、さすがに緊張していたようです。それでも、一生懸命頑張って弾いていました。津軽に生まれておきながら、三味線を弾けないわたしとは雲泥の差です…
その後、ゲストとして菅原 聡さんが登場
≪菅原 聡さん≫
5歳より三味線を始め、11歳で初舞台。15歳で三味線を教え始め…15歳で教えたの スゴイ、すごすぎる…
19歳で【津軽三味線聡友会】を設立した方です。
菅原さんが登場してからは菅原 聡さん&黒澤 博幸さんで『津軽じょんから節』の即興競演、『菅原 聡さん津軽三味線独奏』など…スミマセン…お二人の演奏、じょんから節の他にも何曲か演奏してくださったのですが。。 楽しすぎて……メモしてくればよかった
黒澤さんが真剣に弾いている横で、菅原さんが三味線を弾きながら横目で黒澤さんをみつめる。。
会場ではドッと笑いが起こっていました
黒澤さんが竿の部分だけで弾いて菅原さんを挑発 →→ 挑発に乗って今度は菅原さんが応戦
胴の部分だけで演奏
最高でしたね。あんな弾き方があるとは…
しかも弾きながら喋ったり、あおったり変顔したり スゴイ技ですねぇ。
演奏の途中で「はい!拍手!!」とか言ったりして。わたしの隣りに座っていた方たちは大笑いしていました。
その後、津軽三味線合奏”仁太坊~今昔~”という曲を黒澤さん&菅原さん、そして黒澤会の方々が演奏
この曲は仁太坊の曲で唯一残っているものだそうで。それを黒澤さんがアレンジし、『仁太坊~今昔~』と曲名をつけたそうです。
これはただ、ただ感動でした
黒澤さんの笛の音と、菅原さんの三味線の音色から始まったのですが、出だしを聴いていて津軽の…冬、津軽平野に積もった雪が風で舞い上がる様子が心の中に浮かんできました。それも荒々しい吹雪ではなく、雪が静かに舞い上がるような。。
どこかで耳にしたような気もするし…初めて聴いたような気もするし…
この曲を聴いていたら、「あぁ~、津軽だからこそ津軽三味線は生まれたんだろうなぁ。」と思いました。津軽の厳しい冬の季節にこそ津軽三味線はよく似合う。そう思ったのでした。
そして、弾く人によって三味線の音色は全く違うんですよね。人と同じで個性がある。だから面白くて聴きたいと思うのでしょうね。
いや~、笑いあり・感動ありで大盛り上がりの初めての三味線コンサート
クセになりそうです みなさんも機会があったらぜひ三味線コンサート行ってみてください!
てなわけで、見事なまでに写真が全くないブログをお届けしましたが…わたしの感動&興奮は上手く伝わったのでしょうか…
とっても不安ですが、本日のブログ これにてお開き~