ネット開通~! そして、秋の個展のお知らせ♪ | ○ほとけ画師(えし) 奥田 あや 日々の記録○

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個展、即興画LIVEイベントなどのお知らせや、日々のあれこれを綴ってまいります♪

引っ越して1年半程。。 やっと我が家にもパソコンが。。。(涙)

携帯でネットは見れたものの、書いたりするのは億劫になってたので、

これで少しはまともにいろいろ更新するようになるかも?!!


そして、秋の個展も決まりました~るんるん
毎年恒例となりつつある、本巣市の欅(けやき)さんにて☆

この秋のテーマは、どストレートに、『愛揺れるハートexclamation
・・・我ながら、新しい。そしてなにやら照れつつも、
いい歳して照れている場合ではないのでそこはしれっと行きたいと思います。

春のテーマ、『新しい世界へ』からの、『愛の世界』。
いろんなものが壊され、失われ、隠されていたものが明るみに出て露わになり、
物事も、人のあり方も、真価であったり、本質が剥き出しになっている時代。

古くなったものや、不要になったものたちを手放して、手放して、
そうやってクリアな視界で見るなら、私はやっぱり、愛のある世界がいい。


先月末に初めて体験させていただいた、吉野の桜本坊での、歓喜天本尊浴油秘法供。
歓喜天とは、いわゆるインドでいうところの象の神様・ガネーシャのことで、
男女が対となり、抱き合い(露骨にいうと性交…)歓喜しているお姿から、
歓喜天、聖天などと呼ばれ、日本では秘仏とされることが多く。

その秘仏の年一度の御開帳に、浴油(油を掛ける)という特殊なご神事。
しかもかなり厳粛で、深夜0時に照明を落とし、魔が入らぬように
榊の葉を口にくわえ、一人ずつ柄杓を手にして浴油するというもの。。
桜本坊はもう何度も訪れているし、この神事も知ってはいたものの、
タイミングが整ったのは初めてのことで。

山伏さん達の法螺の先導で、小さな祠に入った歓喜天像が、本堂に運ばれる。
それに合わせて、特別に内陣に入らせていただき、
インドのガネーシャのマントラの唄の奉納に参加。
繰り返し、繰り返し、ただ一心に、唄う。

オン ガンガナ パタエイ ラモラマ
ガネーシャ シャラナム シャラナム ガネーシャ

それから、何時間も真暗な中で、護摩が焚かれ、
観音経や般若心経、御真言などがエンドレスで繰り返される中、
列になり浴油が執り行われる。

気を失うんじゃないかってくらい、 尋常ではないほどの厳粛な空気の中、
ただただ、ガネーシャを称え、ガネーシャを感じるだけの、異次元空間。
うまく言葉にならないけど、これまで何度も描いてきたガネーシャの本質を感じたのは
これが初めてかもしれないと思った。

人として生きることは、愛に生きるということ。
泥臭くても、かっこわるくてもいい。
もしも、一見どんなに醜悪であったとしても、愛を選択することこそが、尊く美しい。

真暗な中で目を凝らして見つめた、ちいさな和合の像は、
まばゆいばかりに愛で満ち満ちているように感じられてならなかった。

絵は、そんな想いで描いた、『歓喜天』です目がハートぴかぴか(新しい)



○ほとけ画師(えし) 奥田 あや 日々の記録○




個展詳細はこちら↓↓
みなさま、遊びにいらしてくださいな~ハート達(複数ハート)

あ、来年1月には、大垣でも個展を予定しています!
またあらためてお知らせしま~す♪



奥田 あや 個展 『愛の世界』
2011.11.23(wed)~11.26(sat)

カフェ&ギャラリー欅(けやき)
岐阜県本巣市仏生寺423-2
058-324-9902
am11:00~pm6:00 (期間中無休)

*奥田あやは全日滞在いたします

希望があれば、対面での描き下ろしsessionも行う予定です!