ママブロネタ「子どもの病気・アレルギー」からの投稿
おはようございます。杉並でママのための子連れOKなイベントを色々開催している「お産とおっぱい・おしゃべり会」です。
突然ですが、麻疹（はしか）の予防接種は、もう済ませてますか？
昨夜のニュース『＜麻疹＞大規模コンサートに感染者 ２次感染可能性を警告』にはビックリしました・・・！！！！
ジャスティン・ビーバーの幕張でのコンサートに来ていた19歳の男性が、実は麻疹を発症していて（なんと、ボツボツのある状態で来ていた((ﾟmﾟ;)と！！！）、その前後には都内や神奈川県内に立ち寄っていた・・・と。
信じがたい話です。あまりにも恐ろし過ぎ・・・(＠Д＠；
何でかというと・・・・実は、麻疹って、めっちゃ危険な病気（うつる病気）なんです・・・((＞д＜))
どのくらい危険かというと、死んじゃうこかもしれないってレベル。
しかも、罹って発症しちゃったら、直す薬も治療法もない。
対処療法で見守りながら、本人の体力と運に懸けるしかない・・・という病気。
たとえば、ウチの隣のお兄ちゃんは、６年生の時に麻疹にかかり、あれよあれよという間に脳症となり、心停止・・・(((゜д゜;)))。ホントのことですよ・・・。
夜更けに救急車が来てタンカで救急車に運び込まれていくところに居合わせてしまったのですが、
中空に浮いたままの腕、ぐったりした頭、忘れられません。
運び込まれても救急車は発進せず、なぜか止まったまま。不思議・・・・。
後で聞いたら、「そんな重症児は受け入れられない！」って近隣の大学病院や総合病院に断られ続けて、受け入れ先を探していたそうなんです・・・・(＞_＜)
麻疹は、病院すら恐れる病気ということを思い知らされました。
（その後、幸いにも、彼の心臓は再び動き出したんですが、でも、また止まる・・という瀕死の状態を彷徨って・・・。ほんとに危ない状況だったそうなんですが、なんとか”奇蹟の復活”を果たして、しばらく入院したのち、リハビリに入りました。しばらく松葉づえの生活だったけど、無事、元の状態に戻り、元気に「体育推薦」を貰って高校に入ったって。 いや、ほんと、その状態から復活できる子って滅多にいないんだって。隣のお兄ちゃんの場合、特別に心肺機能が高かったから持ち直したんだろうってお医者さんも驚いてたそうです。ずっと野球頑張ってたもんね、やっぱり身体が資本だなってことも思い知った出来事でした。）
妊婦さんが罹った時の死亡率は高く、30％くらいに流早産を引き起こすということなので、妊娠中の方は絶対に感染者や感染の可能性のある人に近づいちゃダメ。近くに感染者がいたら、１００％感染しちゃいますから！！！そのくらいに、感染力が強いのだから！！！！インフルエンザの比じゃないでうす！！
過去にも有名な集団感染がありました。
2008年のことです。千葉での高校柔道大会に参加した選手の中に感染者がいたらしく、開会式に出た選手から、その選手の通ってる学校へ、さらに、その周辺へと集団感染が広がり、なんと177校に感染者が出て、30校（小・中・高・その他を含む）では学校閉鎖等が行われる事態に・・・！！！
※厚生労働省の資料（PDF）
※感染症診療の原則「柔道大会で麻疹集団感染（千葉）」
とにかく、鬼のような感染力を持ってるのが麻疹なんです。
そして、罹ってしまうと、命の危険があるのが、麻疹。
治ったと思っても、油断できないのも、麻疹。
※SSPE−−恐ろしい「はしかのような」病から学ぶこと：数年〜十数年かけ、子供の命を奪うSSPE
じゃあ、どうすれば良いかというと、
予防接種しておくしかないですね・・・・。
１回では不十分、２回接種がセオリーです。
でも、今、病院に行くと、ちょうどジャスティンのコンサートで感染した方が発症して病院に押し寄せてるかも？なタイミングなので、今は危ないかも。麻疹は合併症も様々なので、何科に感染者が来ているかわからない状態です。
また、予防接種よりも、実際に罹って自然治癒力で乗り越えた方が強い免疫が付くと考えてる方もいらっしゃいますが、それは非常に危険な考え方ですっ！！だって、罹ったら治癒せずに死んじゃう可能性だってあるんだもん。本末転倒です。
予防接種の副反応を恐れて予防接種を控えてる方もいらっしゃいますが、副反応のリスクと、実際に罹ってしまった場合のリスクを比較すれば一目瞭然。絶対に予防接種の方がリスクが少ないんです。
という訳なので、みなさま、十分にお気を付けください・・・（ ´(ェ)｀）
そして、できる限り早く、きちっと予防接種を受けてくださいね(^-^)/
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