オキシャンティでは1月3日に毎年「新年瞑想」を開いています。今年はスペシャルゲストをお迎えしての、豪華な瞑想会になりました。

 

 

 

Blue Moon Candle OKINAWAの、セージキャンドルで場を清める、例年の事始め。

 

 

昨年沖縄に移住してきたヨーガ講師の菜さんは、クリスタルボウルの演奏家でもあります。私がNYから戻ってきた後、東京で連日通っていた「Be Yoga」で指導者トレーニングを受講、どうやら同時期に通っていたらしいのです。

さらに、私はアルケミー・クリスタルボウルのWSを沖縄で受講したのですが、その時の講師が牧野持侑(じゅん)氏で、菜さんのお師匠です。オキシャンティのコシチャイムは牧野氏の作品ですが菜さんもお持ちでした。

 

彼女の音はアース、オキシャンティは風で、同時に鳴らすとこれがまぁ、そこから小さな宇宙が生まれて広がるような、素晴らしい音色になるのです。

 

 

 

瞑想会では新年の願い事も書きます。

 

 

「新年瞑想」は座り方の練習から入り、呼吸への意識化から始めます。その呼吸を体の中に響かせていくマントラ呼吸瞑想から、イメージのハタ呼吸、ボディスキャニングからヴィパッサナー瞑想まで終えて、ちょっと休憩がてら新年の願い事を書き出します。

後半はビージャマントラを唱えながらのチャクラ瞑想、最後はイメージニングで全身の身体の感覚を意識していきました。

例年になく声もしっかり出した、音瞑想をたくさん取り入れたWSとなりました。

 

シンギングボウルなどの奏でる振動は、私たちの身体に入ると何倍ものスピードで体内の水に乗り、全身をトラベルします。

チベタンボウルも密教の世界で医療器具として使われているように、クリスタルボウルも統合医療を進める医療の場で不眠や痛みの改善などに使用されているようです。その他更生施設や教育現場などにおいても、様々な問題解決を導く効果的な手段として、多くの症例改善報告がされています。

 

 

 

菜さんを囲んで、クリスタルボウルを抱いたご参加のメンバー。

 

 

12月ヴァイクンタヨガ沖縄にて、坂東イッキ先生と、シンギング・リン奏者の叶さとみさんがコラボレーションした「音瞑想WS」に参加しましたが、大学の研究チームによるシンギング・リンの医療的効果に関するレポートが今年発表されると聞きました。

 

シンギング・リンは倍音が豊かなチベタンボウルと、音を一定して長く響かせるのが特徴の"おリン"、双方の良いところを取り入れて開発された、日本生まれの新しいボウル楽器です。振動を聞くことで他のボウル楽器と同じくα波やθ波が増えることはもちろん、緊張した状態に生じるβ波が抑えられるという結果も出ています。

音瞑想の翌日起きたら、睡眠中に波動が体に響いていたのか、頭が重たい感覚を憶えました。不快な感じではなく、なんかズッシリ詰まってる感じ。体にも。

イッキ先生によると、シンギング・リンの音は、良くも悪くも音楽的ではないというか、スピリチュアル音のため、重く感じる場合もあるとの事です。

 

さとみさんとのコラボレーションは、サットサンで経験された方も多くいらっしゃると思います。
チャクラのビージャ・マントラを唱えながら、意識を内側へ、内側へと向けていく。終わったら眉間がムズムズ熱くなってました。ちょっとだけ、こじ開けられた感あり。
イッキ先生のマントラ瞑想誘導も素晴らしいですが、シンギング・リンの波動音はちょっと驚きのパワフルさです。全身心に響き、揺られます。

 

 

 

音瞑想ご参加のみなさまと。ビージャマントラを唱えながら、

シンギングリンの音をからだ中で受けとめる、至福の時。

Peace & Clarity な空間の中で、文字通り別世界に導いてもらいました。
 

 

以下は開発者の和真音(かず しおん)氏のサイト、Shion Inc(こちら)からの抜粋です。


シンギング・リンの音色をすべてのシンギング・リンで一致させているので、 サウンドレゾナンス(音の共鳴)現象が起こります。 
一つのシンギング・リンを奏でると、音叉のように近くにある他のシンギング・リンも共鳴して倍音が鳴り、 神秘的な音空間を生み出します。 
これは、シンギング・リンを奏でると世界中のシンギング・リンが量子力学でのエネルギーレベルでも振動することになり、 世界中のシンギング・リンが最も自然な調和の音色をエネルギーレベルで奏でることになります。

 

世界中のシンギング・リンが量子力学でのエネルギーレベルでも振動する。壮大です。

 

今回のオキシャンティの新年瞑想後に気分が悪くなった人はいませんでしたが、私はボワンとした感覚がありました。すっきり元気になった人もいらしたので、感じ方は人それぞれですが、振動を奏でるボウル楽器を体験した後は、少し様子を見た方が良いですね。すごい速さで体内の水が揺らされていますから、細かい部分まで様々な影響が出ているはずです。

 

身体の感覚に敏感になるのはとても大事なこと。体をトラベルする波動だけでなく、音は脳のかなり広範囲の部分に影響を与えます。音が及ぼしたからだの内側の感覚を受けとめ、じっくり味わう時間を持ちたいものです。

 

 

 

 

終わってからはご参加のみなさんで、私のパートナーが毎年作ってくれる、つきたてのお餅をいただくのが通例です。今年は赤レンズ豆のお汁粉にしました。生姜を入れて下茹でしてから、ココナッツミルクで炊きます。

 

初めタイ生姜のカーを入れて炊こうかと思ったのですが、目の覚めるような清涼感のある辛味に好き嫌いがありそうなので、和生姜にしました。

赤レンズ豆のココナッツミルクカリー、パリップはオキシャンティの「インド・スリランカ料理教室」でもよく登場するレシピなので、なかなか美味しいこのお汁粉の応用も、ぜひ楽しんでいただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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