先日の記事にも書きましたが、
こちらのオショクジジョウは単純明快。
ONIKU IS THE BEST FOOD IN THE WORLD!
WE NEED ONIKU ONLY!!
ってな感じなのです。

現地の人にこの記事を読まれたら、お肉以外も食べてるわ!と殴り殺されそうですが、
少なくとも日本で育ち大和魂をウン十年もかけて培ってきた私にはそう見えます(小声)

私も旦那さんも
「焼肉って言ったら絶対カルビだよねー!あとロース!!味付けはタレでっ!!!」
みたいな青春まっただ中な年齢はとうにすぎておりますので、
焼肉に行っても
「とりあえずタン塩とナムル・キムチで、後はお腹の具合みて決めようか。。」
みたいな、胃腸の調子そんなに良くないですよペアへと変貌を遂げていて、
こちらでのONIKU生活、美味しいんだけど、胃もたれすることもしばしば・・・

ということで、前置きが長くなり恐縮ですが、
胃もたれ気味の日々が続き、白米と油を使わない食事が恋しくなり、
行ってきました日本食のレストランっ!!!

中南米でもお寿司は大人気。「SUSHI」の名称で街の至る所で
「SUSHI BAR」や「RESTAURANTE SUSHI」という文字を目にします。
ただ、こちらではSUSHI=ロール寿司で、握りはNIGIRIという別ジャンルになり、
頼んでる人は少ないみたいです。謎。

そんな日本食レストランでワクワクしながら頼んだものはこちら!!
じゃーーーんっ


はい、すごくビビットですね~
日本では見た目も中身もこんなにビビットな色使いのロール寿司、
滅多にお目にかかれないのでは、と思います。
食べるのに少々の勇気が・・・美味しかったけれども。
ちなみに真ん中にあるロール寿司は、その名も「SAMURAI ROLL」。
どうなの?ねぇこれどうなの??

気を取り直して、続いてはこちら!


こちら、名前を「Volcano Roll」と言います。

ちょいちょいちょい、それはさすがに・・・!
上にかかってる白身魚とタレを和えたものが甘辛で美味しいけれども、
なんてネーミングセンスなんだ!完璧に日本人をバカにしてるっ
と旦那さんとプリプリしているところに現れたのはこのお店のオーナー。
日本が大好きなレバノン人のめっちゃ陽気で優しいおじさんでした・・・

悪気ゼロどころか逆にお店のメニュー全てに誇りすら感じてらっしゃるようなので、
おじさんに笑顔で
「うちのお店、日本人から見て何かへんな所は無いか?大丈夫か?」
と聞かれて、ついつい根っからの日本人の私たち、めっちゃ笑顔で
「No, of course no!Perfect!!!」
と答えてしまいました。
だって悲しませたくなかったんだもん。ごめんよおっちゃん。

帰り道、名前や見た目はどうであれ久しぶりに食べたお寿司が美味しかったこと、
そしてオーナーがめっちゃめちゃイイおじさんだったことを旦那さんと2人で話しながら、プリプリ怒っていたことなどすっかり忘れ、
「やっぱり日本食って最高だねーまた来ようねーー」
と上機嫌で言い合いました。
どこにいても思いっきり日本人気質の私たちなのでした。