皆さん今日は!

前回は関西空港からの記事でしたけど、あの後大変でしたよアセアセ

 

帰る当日麻酔の副作用はまだまだ回復しておらずJR、バス、飛行機と乗り継ぎができるのかすごく不安でした。

ただ前日にトイレに座って頭を膝の位置に持ってくると割と楽になりこれならいけるかもとにやり

勿論立つとガツンと頭痛が襲ってくるので立ったままの移動はNGです。

関西空港が14:00時発ですが早い時間なら座席に余裕があるかなと思い、当日は混雑を避けるために滋賀県のホテルを07:00時に出ました。

幸い座席に座ることができて、頭と腰をグーとまげて頭を膝の位置に持ってくると楽になりこれなら大阪駅まで1時間大丈夫かなと思いつつも無事大阪駅に到着。

しかし大阪駅から関西空港までの電車はすでに満席でしたがよく見ると優先席が開いていたので優先席に座らせてもらって関西空港に10:00時には到着しました。

空港は開いてる長椅子に寝転がっている人もちらほらいらっしゃるので私も寝転がってブログ更新して時間を過ごしましたニヤ

そしていよいよ機内へ、座席に座り頭と腰を曲げるとな・な・なんと前の座席に頭が当たり頭は胸程度しか下がりません叫び叫び叫び

どうしよう!?

この姿勢で沖縄まで2時間も我慢できるだろうか、降りるなら今しかないあせるあせる

いやいや降りたとところで泊まるところもないし、席も満席状態で移動もできそうにない汗汗

ここは頑張るしかない!!、わずか2時間だビックリマーク

頭を前の座席にくっつけてスマホで愛犬の写真を見ながら楽しかった時間を想い出しながら

早くつけ、早くつけ~と念じます爆弾

願いかなってようやく那覇空港到着音譜音譜

やっとお家に帰れた。疲れた・・・ウシシ

 

 

前置きが長くなりましたが私が受けた小線源治療を紹介します。

 

私はS医科大学病院O先生の小線源治療を受けました。

日本全国に前立腺癌の小線源治療を行う病院は115施設程度ありますがほとんどは低、中リスクの一部までです。

高リスクの前立腺癌治療は小線源治療 + 外部放射線 + ホルモン治療の組み合わせのトリモダリティという治療になりますが積極的に行っている病院は6施設しかありません。

私のように直腸を手術している患者に外部放射線は副作用により排便トラブルが益々ひどくなるのが想像できるし、ホルモン治療は男性ホルモンを遮断しますので体が女性化する副作用があるのできるだけ避けたい治療です。

トリモダリティ治療は3~6か月のホルモン治療の後小線源治療を行い、次に約1か月間の外部放射線治療の後も2年間程度のホルモン治療の長期間の治療となります。

私も高リスクですのでS医科大学病院のO先生以外の治療を受けていたら確実にトリモダリティ治療になっていたことでしょう。

以下S医科大学 前立腺癌小線源治療学講座より

特にわれわれ小線源治療チームはマウントサイナイメディカルセンタで始められたリアルタイムインプラントを高精度でおこなうため独自の治療プログラムを編み出し、これにより他施設より圧倒的に高い線量の放射線を副作用なくあてる経験と技術を有しています。また、われわれ治療チームは高い技術に基づき、基本的に診断時に転移のない方は 全員が完治すべきという強いミッションをもってこの治療に取り組んで参りました。この結果、われわれ治療チームがこれまでおこなった10年間、700例におよぶ患者さんのうち再発患者さんはわずか11名しかおられません。この中にはPSAの値が50ng/ml を超える難しい症例の方も多数含まれています。これら多数の経験に裏付けられた高い治療技術が 全国からの患者さんとご家族の信頼をいただいている最大の理由といえましょう。

 

私も2回目の診察の時にO先生からティダさんは高リスクだから10年前だったらトリモダリティ治療が必要だったけど今では小線源治療単独で治りますよと言われました。

O先生は副作用で体に負担のかかる余分な治療は避けて最小限の治療で確実に治すことができるスーパードクターです。

私のような高リスクであっても小線源治療単独で治療される先生は世界中でO先生一人だと思います。

 

私が残念に思うのはこの素晴らしいO先生の治療技術が他の病院に普及いてないことです。

これは泌尿器科の世界が閉ざされているのか変な力が働いているのか分かりませんが、今前立腺癌の最先端治療は手術ロボット、ダ・ヴィンチが注目を浴びているように思います。

事実私も一時期沖縄でも受けられるこのダ・ヴィンチによる手術を受けようと思ったりもしました。

確かにダ・ヴィンチは優秀なロボットなのですがどんな優れた機械でも操作する技術が追い付いてなければ本来の力は発揮できません。

全国で200台以上も普及しているこの手術ロボットのお値段は3億円だそうです。

こんな高価なロボット導入したら手術数増やさないと赤字になっちゃうよね。

本当に患者にとってどの治療法が良いのか患者の立場で考えてほしいもんです。

 

さて私が入院したS医科大学病院の病室です。

小線源治療後は隔離されますので個室となります。

 

シャワーも浴びれますが1回だけでした。

治療の前日まさかのニフレックス、トイレにこもってのみました。

10日前に飲んだばっかりなのに参った。治療当日は朝から浣腸でした。

小線源治療治療です。

写真見ると恐ろしいけど麻酔が効いているので痛みはありません。

私は92本のシード線源を挿入しました。1本はオシッコに乗って出てしまいました。

 

治療後は隔離されます。(笑)

 

今回で治療は完了です。

1年間ほどシード線源から放射線を出し続け癌をやっつけてくれます。

今後は1ヶ月、3か月の検診の後は経過観察となります。

O先生からはこれ以上の治療も無ければこれ以下の治療もない、

最善の施術ができてたとおしゃっていただいていますので再燃、再発の心配はしていません。

O先生有難うございました。

 

 

 

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