酪農業の乳牛について、『家畜』という表現はわりとしっくりくると思います。
先日、『沖縄の在来家畜』という本を読んでいたら、『犬』というのも家畜なんだな~と気がつかされました。
愛玩用になる前に、狩猟犬だったり、牧羊犬だったりした訳です。
その中でも、『琉球犬』というのも沖縄独自の在来家畜。
縄文時代に狩猟犬として沖縄に連れてこられた犬の血族です。
↑ こんにちは。
ときどき見かけますが、正確には血統書が無い場合、琉球犬は名乗れません。
茶色の虎毛か、赤毛の虎毛らしいです。
「トゥラー」と沖縄の人は呼びます。
長い年月の間に欧米種の血統と交配されていき、純血の琉球犬はいなくなってしまいましたが、努力した結果、近年には琉球犬の血を濃くして復活を果たした(?)ようです。
大人しく、人懐っこい性格で、まだ一度も吠えられた覚えがありません。
どうやら、北海道(アイヌ)犬と遺伝子が近いらしいです。
というか、古代からあまり交配されていないんでしょうね。
沖縄の乳牛も、たくさん北海道から来ているので、遺伝子が近いかもしれません。