が入っていることをイメージして包丁を入れます。
置いてある状態で包丁を入れると種に当たるので、
マンゴーを90度に立てて包丁を入れます。
大きさにもよりますが、種の部分も含め3等分
にします。種の部分は切った方が、贅沢にかぶり
つきましょう。
切った両端は、さいの目状に包丁を入れます。
皮まで切ってしまいますと最後の盛り付けがうまく
行きませんので注意です。
切り目を入れたあと、両手で押し出すようにすると・・・
最近マンゴーの知名度も上がり、スーパーなどにも手軽に購入できる海外産のものなどが出回るようになってきました。しかし、まだまだその保存方法などご存知ない方も多いと思います。
そこで保存方法を紹介します。
果肉がかたく未熟なマンゴーは常温の涼しい場所で追熟させます。
品種にもよりますが、基本的に独特の甘い香りが強くなり、指先で軽く押した時にやわらかさを感じれば食べごろです。
完熟したものはポリ袋に入れて野菜室へ。できれば食べる2~3時間前に冷やすのがよいでしょう。
なお、国内産は完熟マンゴーが多いので、それらは購入してすぐに食べられます。当園でもお届けしてすぐ食べられるように、選別して送らせていただいております。
2017年度『沖縄完熟アップルマンゴー』
今年も1年に1度のお楽しみ、お待たせしました。
『愛の実』
予約販売スタートしています!!
2017年度も早い者勝ちです!!
たくさんの方に愛が実のりますように♡
品質向上の最終仕上げ・果実のつり直し
果実のつり直しで、接触がないように
1個1個独立させ、秀品率・所得をアップ
させます。 外観の品質向上のためには、
①果実と果実の接触をなくすこと。
②果実と葉、花軸との接触をなくし、
着色の促進、 接触部分の害虫の
被害をなくす効果がある。
特に果実のつり上げ後、果実が肥大するに伴って、果実と果実の接触がどうしても多くなるので可能な限り、『つり直し』を行い、一個一個、果実を独立させる必要があります。これを行う事により、秀品率向上につながる重要な管理作業であります
高温時の防除は薬害の心配がありま
す。特に殺虫剤散布は、薬害が発生しや
すいです。薬散布後は、薬害発生のい有
無しを確認しその後の除去に活かします。
また、この時期の葉面散布剤の使用も
果実障害の原因となるので、絶対に使
用してはならない。
梅雨時期の湿度管理
梅雨期、果実表面に白カビが発生
する症状があります。この症状が発生
すると、着色に影響がでてきます。
密着状態で通気性が悪い液肥等の
葉面散布をした場合に発生が多くなり
ます。夜間の湿度抑制で軽減されるの
で、ハウス内の通気性の改善が必要
になります
被覆資材に関して
被覆資材によって果実の着色に違いがでる場合があります。特に紫外線カット
フィルムを使用した場合は、着色が極端に悪くなります。また、サクビフィルム等
もできれば来年の使用が望ましいです
着果後・荒摘果
満開後、40日前後になると5円玉大の果実が目立ち始めます。この時期に『荒摘果』として正常に受粉した卵形の果実を5~6果残して摘果します。
早期摘果の効果として、
①生理落果の軽減
②果実肥大促進
③隔年結果防止等
があり、収穫をより良いものにします
かん水に注意
着果した果実は、満開後40~60日前後までに急速に肥大し、初期肥大期には10日当たり2㎝も大きくなます。その為、天候条件、土壌の保水条件も見ながら、3~5日間隔でかん水を実施していきます
秋期から冬季に雨が少なく開花が早い年は外見上は正常な果実ではあるが、割ってみるとホウ素欠と思われる果実の生理障害が多い傾向があります。その為、そのような年は極端な土壌の乾燥がないようにかん水管理に気をつけましょう
カイガラムシ類、アザミウマ類に注意
気温の上昇に伴いカイガラムシ類、アザミウマ類の発生が増加します。アザミウマ類は、初期発生に充分注意し、カイガラムシ類は、密度が多くなると果実つり糸にも付着が見られてくるので、散布時には十分に注意します。高温時の殺虫剤は散布は薬害の発生が見られるので、早朝・夕方に散布とします
炭そ病対策の徹底
開花期は水分を多く必要とする為、ハウスが過湿になり炭そ病やうどんこ病が発生します。花が枯れたり、結実しなかったり、沖縄の露地栽培が成功しなかった理由が、この炭そ病によるものです。加温機等で夜間暖房していれば湿度が下がり、問題になりませんがそうでない場合は早期の喚起に努めて
結露を出さないようにします。
受精果と不受精果の違い
マンゴーは、開花した花の8~13%で結実するが、収穫までに至るのは1%以下と言われますピンポン大の果実が目立ち始めたら、果形が丸形と卵形をした果実と同じ花が混在してきます。ピンポンみたいな丸形の果実は、正常に受粉されなかった果実であり、肥大してもテニスボールよりも小さい果実となります。正常に受粉した卵形果実は種子を有しますほとんどの果実は1週間以内に落果する不受精果実です。ゆすって落ちるような果実は、早めにゆすって落とし、競争をなくしてあげ、1花序内に1~2こに絞って行きます
受粉適温の維持
開花期は土壌水分を多めにし温度管理に注意します。花粉の発芽は、20~30℃で高く、25~30℃でよく成長します。花粉は、15℃以下の低温と35℃以上の高温で阻害され、10℃以下の低温に遭遇すると奇形になりやすいと言われます。結実率を高め、果実の初期肥大をすすめるために、20~30℃に管理する事が大切です
地割れチェック
4月に入ると、急激に温度が上昇し始めマンゴーの樹体 も果実肥大期に伴い、水分蒸発が激しくなります。地上部が気になるあまり足下の地面が『地割れ』している状況を見落としがちになります。『地割れ』すると、根が切られ、樹勢低下の要因となるので気を付けましょう