魔女にとって、釣りから無事に帰り、漁獲を調理して完食するまでが1回の釣りです
自分で調理する事で無駄な殺生はしなくなります…釣りの後に40アップを2桁捌くのはやっぱりしんどいですもん、最低でも下拵えまでは当日中に終えねばならず…鮮度との闘いで
数釣り時は、お裾分けするためにキーパーバッカンの他にタイドプールでも何でも使える手段は全て使って意地でも活かして港に持ち帰り、もし現地や電話でも貰い手が付かない場合は必ず元気にリリースします(まぁ…30枚釣っても余った事はないですが)
今回は逆に慎ちゃんにグレとカワハギを分けて貰いました、現地でご近所に調理してお裾分けするために数が欲しくて(ありがと~慎ちゃん♪)
当日は夜中までエギングをしていたので調理したのは磯に行った翌日ですが、別荘で食した分だけ写真が有るので、簡単に。
先ずは定番のお造り。
魔女は生食派なので、お造りが1番好きです♡
このグレは40センチ、高知なら皿鉢の出番ですが魚の形のガラスのお皿に♪(お気に入りです)
これを盛り付けている間に、エラと血合いを除いたアラや引いた中骨、ハランボ(腹骨と周辺)で灰汁を取りながらグツグツ出汁を取ります(あ~良い香り♡)
今回は頭の皮も剥いでエラを取り、カワハギのアラも出汁に♪
お刺身は身がモッチモチだったので厚切りに、焼き切りは皮が硬かったので予め切れ目を入れて炙りました。
想像通りの食味
もっちり甘く旨味も抜群、香ばしい焼き切りも脂ノリノリでポン酢&スライスした玉ねぎとの相性は言わずもがな、文句ナシのお味でした~
アオリイカも甘くてモチモチ♡
夏にはメタルで剣先イカも釣りますが、やっぱりアオリイカはイカの王様と言われるだけ有ります。
あっさりした剣先イカも大好きですけどね(アオリイカは濃厚すぎて剣先イカほどは食べられません)
カワハギは薄皮をしっかり引いて、平造りと薄造りに。
レンジで酒蒸しした肝と一緒に戴きます、これも間違いない食味♪
グレの皮の湯引きは、ポン酢でサッパリと♪
カワハギ1尾とグレの白子&卵、カワハギの卵&肝の煮付け。
カワハギの肝は別鍋で煮たものを盛り付けています。(余分な脂が回るので)
今回煮汁の水は余った魚骨スープで代用し、木綿豆腐とゴボウも一緒に煮付けました
ゴボウは風味が強すぎるので、灰汁抜きした後レンジで火を通してから煮汁へ。
このお豆腐が絶っっっ品なんです♪
焼いていないのに香ばしい白子も抜群でした~
他の内臓が圧迫されて胃袋も空っぽ…このコンディションでよく口を使ってくれたなと
こうなると卵や白子保持のため彼らは水圧の変化を嫌うので、やや深めのタナも短時間で大きく変動する事はほぼ有りませんね