第1回 VB6→VB.NETことはじめ | (;;゜ロ゜)ガクガク 深読みしすぎ

第1回 VB6→VB.NETことはじめ

VB6で、ある程度プログラムを組める人は、APIを直撃で呼び出すことがある。

通常のコードでは実現できなかったり、API直撃で呼び出した方が簡単だったりするからだ。

そういった人はVB6→VB.NETに移行するときに玉砕しがちである。

VB.NETに移行しようとすると、いきなりそのAPIのカベにぶちあたる。

おかやんも例に漏れず、.NET化の際の大きなカベに何度も戦いを挑んでは戦死した口だ。

インターネットで検索すると、MSDNに書いてあるような基本的なことや、理解不能な難解で高度な内容のページがヒットする。

検索して、

「そうじゃないんだよ。そんな簡単なことはもうヘルプを穴が開くほど読んで知っているんだよ。」

また検索して

「なんか見つかったけど、そんな小難しく書いているとサッパリワカランよ。」

そしてまた検索し、

「無い頭を総動員して一生懸命読んだけど、結局、知りたいことは書いてなかったよ。」

な~んてことになっているはずだ。

そう。

実際、おかやんもそうなっている。

なりまくりなのだ。

そして今回、これはもう、どうやら一つ一つワカランことを自分なりに解釈してつぶして行くしかないと思ったワケである。

中級から上級程度のVB.NETのプログラムについてはインターネットを検索してもほとんどヒットしない。

本を買うと高い。とくに技術書は高い。たくさん買う必要があるかもしれない。

しかし、そんなお金などどこにもない。

インターネットがあるのに、目的の情報が検索にヒットしないし、これはもういろんな断片から自分なりの解釈で突き進んでいくしかない。

今回からおかやんの勉強と、そしてそのメモを兼ねてVB6ユーザのためのVB.NET講座を始めたいと思います。

講座といっても、そんな深くて高度なことを知っているワケじゃないので、みなさんと一緒にVB.NETのカベに立ち向かっていくというスタンスで読んで頂けたら幸いです。

むしろ、おかやんの解釈を書いて、それを有識者の方が補正してくださることを目論んでいたりする。

これから書くことはある程度VB6は知っているけど、小難しいことはワカランといった、おかやんのような人が対象となりますので、ご了承ください。

また、上にはAPIを例として書きましたが、VB6からVB.NETに移行する際にカベとなるのはそれだけではありません。

APIなどそのカベの一部でしかなく、その他にも万里の長城のように乗り越えがたいカベが延々と続いているのです。



さて、目的がないとまたおかやんは挫折してしまいそうなので、ここでは目標を定めます。

今までもその目標は自分の中だけで立てて思っていただけなので、何度と無く挫折し、すぐにほったらかしになって、時間が経ってからまた同じ目標に向かい、また挫折し、を繰り返していました。

今回はココで宣言、公表することにより、(少しくらいは)自分への戒めと励みになるかと思い、目標を定めます。


■目標
ChatJam.NETを作る


ChatJamとは・・・

これです。

そして、これ。

おかやんが昔、VB6で作ったソフトです。
多人数で同時にリアルタイムに音声チャットができます。
サーバ不要です。
それを.NETでリメークするのです。
何年かかるか分かりませんが、やってみようと思います。