もともと、僕ら夫婦(Key、Dr)が母体となっている「QRZ?」というユニットですが・・・

 

最初は、nagaさん(Ba.)と、現在札幌にいる九ちゃん(Gt.)の4人を基軸にして、それにエコーズの藤本さん(Gt.)やH.Daisukeさん(Pec.)を入れたりなんだりしながら、2012年ごろに2,3回ライブを行いました。

 

昨年10月に「ジス・イズメモリアル3ライブ」に向けて、僕らとnagaさんの3人で再始動しました。

編成だけ見ると明らかに「ピアノトリオ」ですし、僕がジャズ系であることは結構の人が知っているので、「ジャズバンドなの?」と聞かれるのですが、これがなんとも答えにくいです。

 

「ジャズフェスによく出ている海外のアーティストの傾向にある」という意味で、広い意味では「ジャズトリオ」である、ということもできます。また、即興性はもちろんあるので、そういう意味でも。

ただし、4ビートは全く視野にありませんし、ジャズのアプローチをもちろん使いはしますが、それに飽き足らない、ノンジャンルのジャムバンドをやってます(曲ごとにジャンルが違うバンド、というほうがわかりいいかもしれません)

 

始めは特に妻が「ジャズできないし」とか言っていました(4ビートは本当にできません)が、東京ジャズとか見てたら、僕らのような方向性のトリオがたくさん出ていたので、「もうジャズバンドでいいんじゃない?」と言ってます。

「GO GO PENGUINS」とかいいですよね。

 

また、九ちゃんも含めて、全員「坂本龍一」が好き、という共通点があり、曲の方向性を決める(このバンドはアレンジの前段階の、そこから始めます)時に、衝突することなくいい感じで進んでいきます。

 

とりあえず老化防止のため、また妻のドラムは一緒に演奏していてすごく楽しいので、息長く続けていきたいなと思います。

 

春ごろまでには人前で演奏できる曲数をそろえたいと思います。

 

「QRZ?」とは、僕がつけた名前です。「QRZ」とは、無線通信の用語”Q符号”というもので、「誰がこちらを呼んでいますか?(私を呼んでいるあなたは誰ですか?)」という意味です。僕は高校の時にアマチュア無線の部活動に入っていて、一応一番簡単な資格を持ってます。

 

このバンドは、各自のあらゆる引き出しを使って、「このバンドが理解できるあなたは今までどんなものを聞いてきましたか?どんな音楽に心をひかれますか?」という問いを投げかけるバンドです(と僕は勝手に思ってます)

ぬるい演奏をするつもりも、お客さんに遠慮するつもりもありません。やりたいことを手を変え品を変えびっくり箱のようにお客さんの目の前に展開させたいと思います。