アイヌ逓送人吉良平治郎は、なんと今回が10回目の上演だそうな。

思えば6年前、演出・脚本のO田さんから「1年前に音楽作ってくれっていってた脚本が完成したから、頼むね」と一言。脚本をもらって全部読み終わったとき、「これはピアノ1本で作るべきだ」と決意し、頭の中だけで曲を何曲も構成し、ジス・イズのピアノで録音をさせてもらったことが昨日のことのようです。
釧路の初演は大好評で、翌年2月にはそれを題材にしたライブをジス・イズで行うことができました。

今回は、初めて「生演奏」により直接参加することになりました。(というか、自分から「やらせて下さい」って言いました。何でかは・・・そうね、I先生に「なんで岡田君はあの演劇で実際に弾かないの?」と言われたから。

感無量でしたが、一番大事なラストシーンの曲をとちってしまい、あーあーもう。でもまぁいいや。楽しかったし(それじゃダメなんだけど)

それにしてもアイヌがいじめられる話を阿寒湖で上演したってのはすごいことだと思います。

おおむね皆さんが喜んでくれたようだったので良かったです。

秋には阿寒湖の母こと、前田一歩園の「前田光子」さんを題材にした演劇に音楽をつける話になっております。脚本は未だに上がってません。・・・僕の夏はどんなに忙しくなることやら。