こんにちは、母宅にて断捨離してきました、Okaです。

 

実家の生前整理が課題という人も多いと聞き、どうやって断捨離に誘導したかという話です。

 

生前整理、とかあの世には何も持っていけない、などのネガティブワードは避け

「これからのお母さんが必要なものを残そう!」

「今のお母さんがときめく✨ものだけにしよう」

など整理整頓は良いもの、とポシティブに話します。

 

初日は年度の終わった光熱費や市町村からのお手紙をシュレッダーしよう

と引き出し1つだけ全部出して光熱費以外の封筒を本人に確認してもらいました。

シュレッダーゴミが袋1つ分出たのでそれをまとめて終了。

引き出しも閉まるようになり、ゴミ出しでスッキリを少し実感してもらいます。

 

次の日はより一歩踏み出し、紙類の処分です

これらもまだいわゆるゴミ。

「今のお母さんにあったもの、今後も必要な情報だけ残そう」

といい、埃の被った本や辞書類を手に取ってもらい本人に取捨選択してもらいました。

その間私は床に散乱している新聞や厚紙などの紙ゴミの分別、また積み上がっている空き箱を解体していきます。

「空箱は町内会費の回収に使う」

と抵抗されたので

「じゃあ綺麗で新しい1個あればいいよね、埃を被った空箱はゴミだから捨てよう」

と説明し1個だけ棚へ戻すという妥協案☺️

 

3日目はいよいよ断捨離に踏み込みます。

祖母から引き継いだ不要なタオルやタオルケットが山ほどあり私がもらうことにしました。

祖母はとても社交的でたくさんの人付き合いがあり、それを通じてもらったもののようです。

長年押入れに入っていて少しの虫食いや変色があるものもありましたが、とりあえず全部もらいます。

これをホテルに戻ってからダンボールにつめ、同県内の犬猫シェルターへ綺麗なもの全てを宅急便で寄付しました。

母がうちに来た時に少し在庫がないとまずいかもしれないので1セットだけは持って帰ってきました。

 

4日目になると、母が自主的にタンスを整理したいと言い出しました。これは大きな変化です!

過去に囚われて生きている母が前を向く瞬間のように思われました。

埃まみれの開かずの間に入っていき、オルゴールやら空箱、

また引き出しに入っていたたくさんのサイズアウトした服を一つずつ見ていきます。

母「この服、デザインが洒落てるのよ」

私「花柄が素敵だね、前のボタン閉まるかな?」

母「閉まらないわ〜捨てよう」

といった感じでどんどんゴミ袋に突っ込んでいきます😆

本人のものなので自主性を信じて分別してもらいました。

私は埃まみれ、ダニに腕を噛まれたりでしたがマスクをしてたので大丈夫でした😆

 

最終日、1時間あったので化粧品を見てみよう、と提案しました。

もともとたくさん持っているわけではないけど、

使い切ったり古くなって埃を被った化粧品をどんどん捨てました。

「口紅とかファンデーションとか1年ぐらいでもう使えなくなるんだよ」

などなるべく手放しやすいように話をします。

 

帰る頃には、「週に1回ぐらい開かずの間に散乱していたダンボールなどは少しずつ捨てる」とまで言ってくれました。

どれだけ進むかわかりませんが、来年は開かずの間の片付けを手伝い生前整理を終えることができそうです。

 

比内地鶏の稲庭うど〜ん