半年終わって
みなさん、こんばんは。
達也です。
長らくご無沙汰してしまっており、申し訳ありませんでした。
ご察しの通り、かなり余裕がなく、バタバタとした日々を駆け抜けていました。
余裕がないというのは、環境云々以上に、自分自身がそういった状況を作れなかったということです。
今年、自分は(株)Criacaoの事業の一つであり、根幹の事業であるサッカーチームCriacaoの選手兼GMとなり、昨年の前十字靭帯断裂から復帰し、プレーヤーとしてプレーしながら、監督を置かないスタイルを取っているクラブのトップとしてクラブの方針や現場の選手選考含め、40名とちょっとのクラブを統括する立場になりました。
クラブの今年の目標は、昨年あと一勝のところで成し遂げられなかった関東リーグに昇格すること。
東京都一部リーグで3位以内になると関東大会への切符を手にできます。
過去3年間、東京都一部リーグに昇格してからこのクラブは毎年関東大会へ駒を進めてました。
が、昨日の試合で敗れ、Criacaoは早くも今年の3位以内が現実的に難しくなりました。
圧倒的な、過去最低の結果です。
中心選手として、クラブをマネジメントする立場として、完全なる力不足を感じるとともに、大きな責任が自分にあることは明らかです。
復帰してから、怪我前のようなパフォーマンスが出せない自分。
初めてのマネジメントいう経験にもかかわらず、自分でなんとかしようと抱え込んで何ともできない自分。
こんなに自分に腹が立ったのはいつぶりだろう。
何より腹立たしいのは、自分自身のプロフェッショナリズムの欠如。
プロ選手が毎日辛いリハビリを経て、なんとかピッチに戻ることのできる怪我をして、仕事をしながら自分自身を本当に怪我前のレベルまで持っていく覚悟があったか?
自分のちっぽけなプライドを捨てて、自分のできなさをを認め、チームにとって何が一番か、どうするべきかを本気で考え、行動する覚悟かあったか?
なかったわけではない。
でも、圧倒的に足りなかった。
甘かった。
甘すぎた。
この結果がわかりやすく、それを明確に表している。
さらには、結果が出なかっただけではなく、クラブの大切な何かまで失わせてしまっているような気さえしている。
自分自身が、プロサッカー選手を引退して、二度と真剣にボールを蹴ることはないと思ったところから、このクラブでもう一度真剣にサッカーを向き合いたいと思った何かが今のチームにはきっとない。
もう一度、自分自身が何故このクラブでもう一度プレーしようと思ったか、そしてこのクラブが存在する意味はなんなのかを僕自身がしっかりと考えなければいけない。
創業5年目の社員7人の会社、世で言う所のいわゆるベンチャー企業で、メンバーみんなで必死に土台を作りながら、限られた時間の中でクラブの経運営、そして一人のサッカープレーヤーとして生きていくこと。
仕事でもサッカーでも結果を出すこと。
そんな簡単なことではない。
さらに初めての大きな怪我をして手術して、プレーヤーとしては過去最も低い水準からのスタート。
初めてのマネジメント経験。
それをしっかりと自分自身で認識し、本気で覚悟を持てていたか。
どこかで何とかなると思っていたんじゃないか。
信じて任せてくれた人。
信じて付いてきてくれた人。
一緒に頑張ってくれた人。
本気で応援してくれた人。
関わってくれているたくさんの人達のイキイキしていない表情、幸せそうでない表情が頭から離れません。
今の僕はかっこ悪い。
プロフェッショナリズムの欠片もない。
いろんな言い訳を作って、物事から逃げてる、僕が過去かっこ悪いと思って見てきた人。
中途半端な人。
今の自分は嫌いです。
ありたい自分とは程遠い、かっこ悪くてしょうもない人間。
難しいことをやろうとしているのは自分で理解しています。
でも、そこと本気で向き合って、工夫して、成し遂げるからこそ価値がある。
伝えられる何かがある。
本当の感動がそこにある。
今回のブログは言い訳したいわけでも、大変だけど頑張ってねと言って欲しいわけでもないです。
自分の「くそさ」を自分でしっかりと認識し、ここからどう進んでいくのかを考えるための一歩目です。
超利己的なブログ内容で申し訳ないです。
でも、整理しないと前に進める気がしなかった。
今日は数年ぶりに、一日家で脱力状態でした。
廃人と化してました。
ジョーが真っ白に燃え尽きたように、僕らしく真っ黒に燃え尽きるところまで人生かけてもう一度やり切ってみようと思います。
何を言われても、どんなに批判されても受け入れます。
まずはそこからがスタートな気がしています。
この結果は全部自分が招いたもの。
もう一度、どんなことにも本気で一瞬一瞬を生きてきた自分を取り戻したい。
サッカーに加えて、仕事、家族と本気で向き合うものは増えたけど、だからこそきっと価値がある。
どれだけやれるか。
本気か?覚悟はあるか?
常に自分に問い続ける。
久々のブログ。
人が成長するためには自分自身を「内省」することが非常に大切だと言われています。
自分がどうありたいのか、どんな人間として生きたいのか、どんな人生を生きたいのか、考え続けなくちゃいけませんね。
しっかりとこの時間を作ることも僕の覚悟の一つになるのかもしれません。
改めて皆さん、よろしくお願いします。