前回は、交通事故に遭ったときに行くべき
医療機関についてお話させていただきました。
前回の記事はこちら↓
今回は、交通事故で最も多い
「むち打ち症」について詳しくお話します。
交通事故などで追突の際
首に予期せぬ衝撃がかかり
首がしなり鞭を打ったようになることから
「むち打ち症」と呼ばれます。
「むち打ち」の主な症状
・首から肩にかけての痛み
・こわばり
・頭痛
・めまい
・吐き気
・目のかすみ
・腕や手の痛み・しびれ
・握力の低下
・足や指先のマヒ
むち打ちの症状には個人差があり、
1つしかでない人もいれば、
4つや5つの症状が同時に出る人もいます。
また、「むち打ち」とは総称であり、
負傷の状態や症状によっていくつかの
診断がなされます。
むち打ち症の種類
1、頚椎捻挫(けいついねんざ)
むち打ちの中で最も多いのが頚椎捻挫です。
事故の衝撃により、首の筋肉や靱帯、
関節包が傷つきおこる「首の捻挫」です。
主な症状は、首や肩の痛み・だるさ
頭痛、首の動きの制限など
2、バレ・リュー症候群
首の損傷によって自律神経
が刺激を受けて発症します。
主な症状は、めまいや耳なり、頭痛、息苦しさ
倦怠感など様々な症状が現れます。
3、神経根(しんけいこん)症状型
脊髄から出ている神経の根元「神経根」
にダメージを受けて症状が出るケースです。
損傷した場所により特定の場所に痛みやしびれ
筋力の低下など、様々な症状が現れます。
4、脊髄(せきずい)症状型
脊髄に損傷を受けて、症状が出るケースです。
脚のしびれや知覚異常などに加え、
歩きにくくなったり、便や尿が出にくくなる
ケースもあります。
5、脳脊髄液(のうせきずいえき)減少症
通常、脳は衝撃を受けないように
膜の中で水(脳脊髄液)にプカプカと
浮いているような状態です。
事故の衝撃で脳脊髄液が漏れてしまい、
脳に負担がかかり、
からだのだるさや吐き気、めまい、頭痛
といった症状が出ます。
むち打ちの症状が何年も続く時は、
この脳脊髄液減少症かもしれません。
一言でむち打ち症と言っても、
いろいろなタイプや症状があることが
お分かりいただけたと思います。
岡本整骨院では、丁寧な問診、触診、検査
により一人一人の症状に合わせた
適切な治療を行います。
また、生活指導や自宅でも出来るストレッチ
などもお伝えしています。
つらい交通事故での痛みでお困りの方は
岡本整骨院にご相談ください。
TEL 0798-77-0834
ホームページ
最後まで読んでいただいてありがとうございました。