公務員専門のファイナンシャルプランナーによるFP日誌 -5ページ目

「節税アパート」バブル到来

日銀が発表した「貸出先別貸出金」によると、昨年の金融機関による不動産融資は1977年以来で過去最高になったようです。
特に土地に建物を貸して立てて相続税評価を下げる「節税アパートバブル」のようです。
相続税対策で安いアパートを建て、その後空室が増えてしまい、最終的に手放すという人をこれまでたくさん見てきていますが、まさにそのような人がこれから増えそうです。
建設会社や銀行のうまい話に乗せられて建設して、後で苦しんだと言うひとがこれからますます増えそうです。割私たちはそうならない様にしっかりとアドバイスしていきます!

豪華列車一人2泊3日120万円倍率68倍!

JR西日本は6月から運行する豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」予約倍率を発表しました。私も申込したかったのですが・・・
1両全てを使ったスイートルーム(2泊3日一人120万円)がなんと最高倍率の68倍。120万円ですよ。
特急にも乗れずに青春18しか買えない人もいるのに。日本も格差社会到来ですね。

家事事件、人ごとではない、初の100万件超

離婚や相続といった親族間の問題が調停や審判として家庭裁判所に持ち込まれる「家事事件」が増えており、昨年初めて100万件を超えることが確実になりました。
事件の内容は財産遺産分割、相続放棄、また離婚に伴う争いも多いようです。
「私には関係ないでしょう」と思われてる人も相続や離婚の争いでこの事件に巻き込まれる事は充分ありますか気をつけておきましょう(年間離婚件数は22万件です!)

国の借金が1066兆円(国民1人あたり約841万円)!!

財務省によりますと、国債や借入金などいわゆる「国の借金」総額は、1066兆4234億円、国民1人あたり約841万円になったことを発表しました。
去年と比較して約3兆8500億円増えたようです。高齢化で増加する社会保障費を賄うため、国債の発行が増え、国民1人あたり(赤ちゃんも含める)では、約840万6000円の借金を背負っている計算となります。
1億円を1万円新札で積み重ねると1mになります。ということは国の借金1066兆円を1万円で積み重ねると16,000km、日本から南極大陸までいけるのです・・・・・末恐ろしいです。

石油製品値上がりし始めました

昨年末の石油輸出国機構(OPEC)加盟国などの協調減産合意以降の原油価格上昇がしてガソリンの値段も6週間連続値上げ。それに伴い石油製品が値上がりして、家計にもじわじわ影響を与えそうです。
例えば紙おむつなどに使われる高吸水性樹脂を作るのに必要なアクリル酸の価格を1月出荷分以降は1~2割値上げする....など相次ぎ発表されました。この他、塗料や接着剤、建材に使う石油化学製品も各社値上げの動きです。
当面、原油価格もガソリン価格なども高い水準を保つと予想されています。
早めに買っておくのも一つの家計対策ですね。

住宅ローン実質金利0%

「住宅ローン実質金利0%キャンペン」を新生銀行が実施して大きく宣伝しています。
しかしこれをよくよく見ると「当初2か月分だけ利息が無料」であって3ヶ月目からは普通に利息を支払わけないなければならないのです。「実質無料」と桂さしているからつい目が行きますが....
このような広告は誤認の可能性があるようなものも多いのが事実です。
何でもそうですが広告はメリットだけを大きく掲載して、下に小さく注意書きをしている....ケースも多いですからら皆さんも注意してください

投資信託の手数料が高すぎるので投資信託が普及しない

日本の投資信託の手数料は高いといわれていますが、どれくらい高いのでしょうか?
金融庁のデータによると規模の大きい投信をアメリカと比較してみるとアメリカでは販売手数料0.59%日本は3.2%、また信託報酬はアメリカが0.28%にほんは1.53%と以上に高いです。さらに過去平均収益率の比較もされていてアメリカは5.2%に対して日本は▲0.11%・・・・これじゃ日本で投信買えないですよ。日本で投信が普及しないのはこれらの要因が大きいですね。

投資教育で有識者会議開催

 

政府は本気で日本の国民金融資産1,700兆円(52%の900兆円は現金)を投資商品に向かわせようと躍起になっています。
米国や英国と比べて日本人は投資に慣れていないため。これから政府が投資教育を本気でしていきます。
投資といえば一括投資でそれは投資ではなく、会を狙って資産を投げるから「投機」になってしまします。そのリスクを減らす手段として積立投資をする方法など、国民に投資の関心を持ってもらうための方法を議論しています。
そのための税制改正として来年1月から積み立NISAを新設します。
我々FPも投資教育をもっと積極的に手掛けていく必要がありますし、それが使命でもあります。

電気代ガス代があがる、○○も上がる

春に向けて値上げラッシュが続きそうです。
大手電力10社の電気料金が3月から値上げされます。原油など火力発電用の燃料価格が上昇したためで標準家庭では前月比で55~115円程度の値上げになる見通しです。また都市ガス大手4社も、LNG価格の上昇を受け、3月のガス料金を引き上げる。標準家庭では前月より40~60円程度の値上げとなる見通しです。
原油が上がれば飛行機のサーチャージ、石油製品などあらゆるものがあがります。
原油とは関係ないですが、大阪のUSJ入場料が年2月8日から入場料を現行の7,400円を200円値上げして7600円となります。8年連続の値上げらしいです!
4月からはさらにすごいことになりそう~!

もらえる年金額が減る支払う保険料が増える

労働省は2017年公的年金額0.1%下げると発表しました。これは昨年の消費者物価指数が低くなったためのようです。
また年金保険料アップは毎年引き上げられていますが、今年の9月でその引き上げは終わります。しかし今年で保険料の引き上げが終わると思いません。もしまた上がれば約束違反ですよ。でもあげなければ将来の年金もらえる年金額が…