志賀草津道路経由で白根山へ。湯釜、そして広大な眺望に感動しました。 | しろうと自然科学者のブログ

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◎草津温泉への旅3日目の116日、朝から雲一つない快晴でした。志賀草津道路は、到着した4日は凍結で通行止め、そして5日も凍結のため午前11時過ぎまで通行止めでしたが、6日は朝から規制がなく通行可能でした。それでも、道路脇には雪が残っており、白根レストハウス前の駐車場にも雪が残っていました。


しろうと自然科学者のブログ-白根山01


◎風が相当強く吹くようで、ナナカマドの木は幹を太くすることができず、低木のままたくさんの枝を伸ばしています。葉はすっかり散っていましたが、たくさんの実が残っていました。湯釜に向かう遊歩道から、低木のまま枝を伸ばしているナナカマドの木がたくさん生えているのを見かけました。


しろうと自然科学者のブログ-白根山02


◎湯釜に向かう遊歩道を少し登ったところで振り返ると、弓池が見えました。弓池は、火口湖で周囲には湿原が広がり、背後には逢ノ峰(標高2,110メートル)が見えます。


しろうと自然科学者のブログ-白根山03


◎さらに遊歩道を登り進むと、南西の方向に眺望が開けてきました。詳しいことはわかりませんが、標高2,0003,000メートルの山々のようです。


しろうと自然科学者のブログ-白根山04


◎真っ青な青空を背景にした素晴らしい眺望に、訪れた人たちは足を止め、カメラのシャッターを押していました。


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◎湯釜への遊歩道が終点近くなるところで、雪に覆われた白根山(標高2,160メートル)の頂上が見えました。


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◎白根山の山頂です。


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◎遊歩道を20分ほど歩いて、湯釜を望む展望台に到着しました。8年前の107日に訪ねた時は、白根レストハウス前の駐車場も霧に包まれているような悪天候で、湯釜を見ることはできませんでした。それから8年後、快晴という好天のもとで出合うことができた素晴らしい光景に感動しました。


しろうと自然科学者のブログ-白根山08


◎湯釜は、直径約300メートル、水深約30メートル、水温約18度の火口湖です。湖水が白濁した青緑色に見えるのは、水に溶け込んでいる鉄イオンや硫黄などの影響で特定の波長の光が吸収されると考えられているそうです。白濁した青緑色を写真で再現できないのが残念です。


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◎湖底や沿岸には硫黄が沈殿しており、鉱山会社が戦前から1960年ごろまで採取していたそうです。


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