827(火)タヒチ(パペーテ)→マンガレバ島→ピトケアン島①

今回の南太平洋旅行の主要目的地の一つがピトケアン島だ。船旅が思った以上にたいへんだった。

  450起床。

  510にフライトのチェックインをする。機内持込み荷物は3kgまでなのでバックパックは預ける。すでに6時台からフライトは飛んでいる。小さな待合室だが7時台のフライトに乗る人たちが結構いる。飛行機には歩いて行き後部ドアから搭乗する。プロペラ機で80人位乗れるが満席だ。722にパペーテ空港を出発する。途中HAO島に立ち寄る(928着)。環礁でできたドーナッツ型の島だ。小さな空港建物の前は砂浜でその向こうは環礁内の海になっている。HAO島を1007に出発。マンガレバ島とパペーテの時差は+1時間。以下マンガレバ時間。マンガレバ空港に1255到着。
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  マンガレバ空港は本島とは別の島にある。荷物を受け取って空港から本島までフェリーで行く(140535)。本島の小さな桟橋にはピトケアン島まで行く貨客船クレイモアⅡが停泊している。あまり大きくない船だ。
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桟橋に降りるとクレイモアⅡの船員が出迎えてくれる。この船に乗る人が集まって来る。フライトに乗っていた西洋人はみんなピトケアンに行く人だった。後で分かったが仕事で行くニュージーランド人(弁護士等)
4人、長年ピトケアン島行きを夢見ていたスイス人の熟年おばさん2人、ピトケアン島の歴史に興味を持っているオーストラリア人夫妻(80歳だが若い)2人、あまり人付き合いの良くないアメリカ人1人(外科医)、当方の合計11人だ。1445に乗船する。部屋は甲板の1階下にありすでに各人に割り当てられていてドアに名前が貼り付けられている。甲板の1階上には周りをビニールシートで蔽われた食堂がある。
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食堂の後ろにはビニールシートに覆われた船尾に長椅子が置かれた場所がある。船室内にも本や
TVが置かれた応接間がある。食堂に全員が集まり安全について説明を聞く。その後ケーキ、チョコレートケーキ、ピザもどきが出される。飲物は水。

  1655にマンガレバ桟橋を出航する。部屋で休んでいると夕食だと船の人が教えてくれる(1725頃)。食堂に行くとチキン、サラダ、ポテトなどのおいしそうな食事が並べられている。各人がお皿に取っていく。たいへんおいしい料理だった。
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食後も食堂で
PCで日記を書く。ニュージーランドの若い女性が日本語で話しかけてきた。彼女は高校時代に大阪に10ヶ月留学したそうだ。オークランドの大学で3年間ほど教えて1年前から弁護士の仕事をしている由。今回は仕事で仲間3人と一緒にピトケアンに行くそうだ。彼女の上司は2回目、他の2人は3回目、4回目とのこと。ここまで来るだけでもたいへんだ。夕食の頃までは船の揺れもそれほどなかったがだんだんと揺れがひどくなってきた。マンガレバ島とピトケアン島との時差は+1時間とのこと。以下はピトケアン時間。1920頃に部屋に帰る。船酔いの感じがしてくる。吐き気がするが何とか吐かないように我慢した。座っていると吐き気がするが横になると少しは楽になる。