世界のどこかで何か叫ぶ・・・ かもしれない。

世界のどこかで何か叫ぶ・・・ かもしれない。

2009/12/31日本出発
2012/03/02帰国(793日間)


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(2012/03/02)

もう2ヶ月以上も前の話なのですが、


2009年12月31日に旅を始めてから793日目、2012年3月2日に東京に戻ってきました。


ブログの更新が遅れてすいません。


ご心配いただいてコメントやメッセージをいただいた方々、ありがとうございます。







今回、自分は32歳にして世界一周に旅立ったわけですが、


32年間で確立された価値観や自分という人間をだいたいは理解しているつもりだったし、


今さら探せる自分なんていないと思っていたので、


若い旅人のように『自分探し』みたいな目的はなかったものの、


『世界一周』そのものを目的に、


テレビでしか見たことのなかった絶景や遺跡を自分の目で見て、


味わったことのないご当地グルメやお酒を楽しみ、


日本人とは全く異なった文化や宗教を持つ国民と接し、


どれもが刺激的で、自分の語れるドラマになったのではないかと思います。


ホント楽しかった。




ウユニ塩湖の絶景に鳥肌がたち、塩水で数日間も足の皮がめくれ続けたことや、


6,088mのワイナポトシの山登りが人生でも5本指に入るほど辛かったこと、


ガンジス河でバタフライした翌日に謎の発疹が脇腹にでてきたこと、


ラマダン中のチュニジア人に野菜を投げつけられたりマジ喧嘩したことなど、


思い返すと色々ありました。







そうそう、幸いにして海外では一度も、


命に関わるような危険な目に遭う事がなく、強盗やスリなどにモノを取られることもなく、


入院するような大きな病気にかかることもなく、無事に帰ってくることができました。




ただ、怖がらせるわけではないですが、海外は本当に危険がいっぱい潜んでいます。


拳銃強盗、首絞め強盗、ケチャップ強盗、スリなどに遭った旅人には何人にも会いました。


しかし、どこもかしこも危険なわけではないので、旅をするなというわけではないですが、


もし自分が犯罪に遭わないためのアドバイスをするとしたら、


1、『危険な場所情報を収集して危険といわれる場所には近づかない』


2、『海外で起こった犯罪手口を事前に勉強して、同じ犯罪を未然に防ぐ』


3、『ちょっとでもガタイを大きく見せる。複数人行動をとる。スキを見せない』


というところでしょうか。1と2をするだけでも全然違うと思います。


最悪の場合は『全部捨てる気持ち』を持つことは一番重要です。


この辺も機会があったら詳しく書きますね。







そしても、家族や友人への安否確認用に始めたこのブログも、


次第にお会いしたことのない方々にも読んでいただけるようになって、


多いときには1日に数百人もの方に閲覧していただいていたようで、ありがたい限りです。




旅に出ていなければ出会うことのできなかった旅友達、


日本で安否確認や応援をしてくださった全ての皆さん、


ブログを読んでいただいていた読者の方々、ありがとうございました。





今後、1年単位の長期旅行はしばらくできないと思いますが、


海外旅行は趣味として続けていくつもりなので、


不定期更新になるこのブログも、引き続きご覧いただけますと幸いです。



取り急ぎ、


『世界のどこかで何か叫ぶ・・・かもしれない』第一部終了!


ありがとうございました。


世界のどこかで何か叫ぶ・・・ かもしれない。