パパと娘の自転車の練習の後、家に帰るとどうやらお尻が痛い様子。
そりゃいきなり2時間半も練習すれば痛くもなるよと思いつつも、心配そうに一生懸命話を聞いてあげるパパ。
でも、お尻の痛さよりも数回ペダルをこげたことがあまりにも嬉しそうだったので、つい、明日も頑張ってみる?と聞いたところ、絶対行くと即座の返事。
今日は娘の自転車の後を追って2~300Mのコースを2時間半にわたって何往復も走ったパパとしては一瞬目の前が真っ暗になりながらもここは可愛い我が子のため、笑顔でOKしたのでした。
さて翌朝。青く晴れ渡った空の下、10時半から今度はママとペットの子犬も参加しての応援。
今日はいきなりペダルつき、かつ、足がハンドルにぶつからないようにと親切な係のおじさんの勧めで20インチの自転車に挑戦。
でもいきなりペダルをこぐのは少し危険なので、まずは、両足キックと片足キックで進む練習のおさらいから。
ママが見ていることもあって必死に頑張る娘。
しばらくするとペダルを片足で漕ぎ始め、そのうち両足をペダルへ。
右に左にハンドルをふらふらさせながらも何度かペダルをこげるようになり、1時間もすると練習コースを往復できるようになりました。
2日目にして乗れるようになってパパ・ママビックリ、娘は得意満面。
何事も楽観的なお気楽家族は、今度は本物のコースに出てみることになりました。
代々木公園は1.8KMほどのサイクリングコースもあって木々の間を走ったり、カーブが続く所や、多少の上り下りも体験できるのでなかなか快適です。
最初はパパ先頭、娘、ママの順で何度か止まりながらも1周制覇。
1周10分ほどのコースを15~20分ほどかけて回ります。
カーブや上り下りも二回、三回と回るうちに難無く制覇。
次第にスピードも出てきて、そのうちヘルメットからのぞいている長い髪を風になびかせて娘は先頭を走るようになりました。
パパの自転車のかごに乗っている子犬も耳や毛を風になびかせて楽しそうです。
結局この日もたっぷり2時間半。
我が子がこんなに早く自転車に乗れるようになって驚くパパとママを後にして、娘はあっという間に風になったのでした。