今日は昨日の話の続きで、小学校に入ってから娘と二人でやってみた算数の実験の話です。



小学校に入ってからは、算数の計算の概念を教えようと、1年生から6年生までの計算にチャレンジしてみました。



きちんとできるようになることはゆっくりと順を追って復習するとして、まずは、概念を覚え、計算できるようになり、次の概念に進んでみるという事を中心にやってみました。



足し算・引き算から掛け算・割り算へ、大きな数や概算、整数・小数・分数の概念、倍数・約数、小数・分数の足し算・引き算や掛け算・割り算、比の計算、という具合に進みます。



早く習うことが目的ではなく、自分は気がついていなくても数にはいろんな知らない世界が沢山あるのだということ、そして、それらと実際に触れ合う機会を与える事が目的です。



ですからあくまで本人が興味を持ってやりたいと思って学習することが原則です。



まずは、パパが本屋さんでいろいろなドリルをゆっくりと吟味し、考え方の説明や簡単な例題のあるものを選んで1種類選び、1年生から6年生までの6冊を買い込みました。



とはいってもドリルを1ページ目からやるのでは無理なので、内容を読んでパズルやクイズ、紙粘土やスゴロクなどのおもちゃ、さらにはピザや果物など身の回りの物を使った形の遊びにできるだけ変えてチャレンジします。



ドリル自体も最後には一通りはやってみるのですが、まずは良く遊んだり、話を聞かせたりして、本人が十分にわかったつもりになってやってみようかなと思ったところで始めます。



パパの中ではどのくらいの期間で終わらせるかの一応のめどはありましたが、娘には言わず、集中している時には頑張り、そうでない時には何日もやらなくたっていいことにしました。



ただし、何日もやらないと前に覚えたことを忘れてしますので、また、戻ってやり直してから次に進みます。



でも、それも娘の意志を尊重して何日もやらなくてもあまりとやかくは言わないようにして時々どうするのか聞いてみる程度にします。



せっかくわかったことが時間が経ってわからなくなってしまうことの悔しさも学ぶことができたような気がします。



途中いろんな波乱や挫折、巻き返しなどがありましたが、結局2年生の夏休みごろまでにはほぼ終えることができました。



合わせて文章問題も3年生の分までやって算数の問題の理解を深めるとともに、単に計算だけではなく話を聞いて頭の中で算式や計算につなげる部分の補充もしてみました。



学校の宿題や習い事などある中で、パパの我が儘につきあって良く頑張ってくれたことを本当に感謝するとともに、1年半の間頑張り通してくれた粘り強さを親として尊敬もしています。



また、1年生や2年生でも新しい知らないことに興味を持って楽しく取り組めば、十分にできる潜在能力が備わっているのだということが良くわかりました。



娘もよくわからぬままどんどんと新しいことに挑戦してやり遂げたことで達成感を味わうとともに、何かしら大きな自信みたいなものが生まれてきたように感じます。



今回やってみたことは、教育のプロの方から見るとあまりお勧めできることではないかもしれません。



ただ、自分の中の好奇心、新しいことを知ってみたいという欲求、そして学ぶことを楽しむ工夫をすることで、小さな子供でも潜在力を大いに発揮することができるという私自身にとっての一つの証になったような気がしています。




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