女装子幸福論
これは、女装子の永遠の疑問だと思います。
自分は、女装子に生まれたことが幸せか。
女装子になど生まれて、不幸せか。
これを、女装子さんに聞くと、90%、女装子に生まれて幸せ。
そうなるようです。
ただし、このパーセンテージは、
ある程度可愛い女装子になれるという前提があってのことらしいです。
女の子そのものという可愛い男の子に生まれた場合を考えます。
それは、苦難の道でもあります。
主に、中学時代です。
「女、みてえ。」とからかわれ、いじめを受ける可能性も大いにあり。
女の子の声を持って生まれたりすると、それだけで、からかわれます。
この時期を乗り越えるには、強烈なキャラが必要です。
すごくエッチとか、ピエロキャラ、3枚目キャラとかです。
それが、むずかしいときは、
高校が終わるまでは、あまり女っぽくしない方がいいようです。
純女さんに恋をしてしまうと、
「ああ、もっと男らしくなりたい。」そう思うかも知れません。
晴れて高校を卒業すると、女装を謳歌できます。
しかし、一人暮らしができることが、条件でしょう。
大学に行けるなら、自宅から遠いところが理想です。
それが叶うなら、バラ色の独身生活です。
もし、パス度100%。声も女の子なら、
中学、高校で、耐えた甲斐があったというものです。
実際、大学へ、女性として通っている人も、けっこういるようです。
ここまで、女に見える人なら、大学卒業後のことは、極めて大事です。
営業職やサラリーマンは向きません。
理想的には、自宅でできる仕事。
手に職を持つか、クリエイティブな仕事がいいです。
一部の女装子さんには不思議な傾向があって、
女の子になりたいのに、ボディビルをやりたくなったり、
体育会系の運動部に入り、めちゃめちゃ運動したりします。
これは、不思議な傾向ですが、けっこう多いのです。
この時期が終わると、また、女の子になりたい周期がやってきます。
運動でついた筋肉を後悔することもあります。
ほんとに不思議です。
女みたいだと、言われ続けてきたことの反動でしょうか。
性別違和の人は、こんなことはめったにありません。
幼いときから、女になりたい一心です。
あるニューハーフさんは、筋肉が付くのが嫌で、
中学校の体育の授業は、極力さぼり、水泳はオール・パス。
女声、女の子の仕草は、おちゃらけてごまかす。
やっぱりこれだけ根性がないと、女の子になれないのでしょうか。
性別違和の人と女装子は、精神性が全く違うのに、
女装子は、性別違和の人に憧れることがあります。
『あそこまで、徹底して、女になりたい。』という一種の憧れでしょうか。
多くの女装子さんは、結婚して子供を持ちたいと思うようです。
そうしながら、女装ができれば、最高ですが、そうはいきません。
女装生活を満喫するなら、独り身であるべきです。
それなのに、多くの女装子さんは、家庭を持ってしまうようです。
二兎を追うもの・・の格言のように、
片方だけで、満足するのは、難しいです。
多くの人は、家族に内緒で、女装を楽しんでいるようです。
秘密があるのも、また楽しということでしょうか。
いや、秘密は、気を使い、疲れますね。
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