昨日の午前中、家にネズミが出現！
体長３ｃｍほどのかわいいネズミ。
どうにか捕まえなくては…ということで
ゴキブリホイホイを設置し、
待つこと数分。
捕獲。
ホイホイにかかった時、
あのべとべと床に
押しつけられてしまったネズミ君は
にっちもさっちもいかず
べっとりくっついていた。
外に持っていき、
大きな容器で様子を見ようと
ホイホイからはずそうとしても
くっついて離れない。
そりゃそうだ・・・
じゃなきゃ、
商品として通用しないですもんね。
でも何とか
夫がネズミ君を救出。
少し負傷したが
ねずみくん、元気に容器の中を
駆け回って、
たまに「チューチュー」言っていました。
子供たちも
かわいいネズミ君に大喜びで
上の子は
容器ごと家に入れてあげようとしたが
止められて泣きそうになっていた。
でも、
それから昼食を食べ、
午後のお昼寝なんかしたら
子供たちも私も
ネズミ君のことをすっかり忘れてしまい
私が思い出したのは
夜中の２時。
懐中電灯を持って
ネズミ君の入った容器が
まだ玄関外にあるか見に行ったら
なかった！よかった。
誰か、軒下にでも動かしてくれたんだぁ
これでネズミ君が凍えはしないだろう
と思って、朝を迎えた。
朝になって、
そのネズミ君容器は
場所を移されただけで
思いっきり
夜空の下に置かれていただけだった…
そして、
さっき、
ネズミ君がどうなったのか
ぜひ
元気でいてほしいと願いながら
容器を見に行ったら・・・
小さくなって
動かなかった・・・
小さくてかわいらしいネズミ君…
ごめんね。
昨日のうちに
遠くの畑にでも
放してあげればよかった・・・
忘れずに
軒下に入れて
あったかく眠れる場所に
入れてあげればよかった・・・
野良ネズミだけど
ひとつの命。
大切な命。
とても切ない。
申し訳ない気持ちでいっぱい。
きっとすごく寒かったんだろうな。
私がぬくぬくと毛布をかけて
眠っている間も・・・。
せめてもと思って
小さく固まって
動かなくなったネズミ君に
近くにあったキャベツの葉を
布団代わりにかけてきた。
そして手を合わせてきた。
明日朝になったら
子供たちと
ネズミ君を土に埋めよう。
命の大切さを考えた
冬の夜のできごとでした。
ねずみくん、
本当にごめんなさい。