ブロークバック・マウンテン | 戸利 菜津雄のエンタメレビュー

ブロークバック・マウンテン

ひとことレビュー


ブロークバック・マウンテン
アン・リー 監督 2005年


大自然の映像が美しいです。流れる雲に青い空、山があって、羊の放牧をしてるんですが、その映像が美しいです。


ジャック(ジェイク・ギレンホール)とイニス(ヒース・レジャー)が羊の放牧してるうちに、ホモな関係になり、その年のその放牧の仕事を終え、山を降りた2人は、町でそれぞれの暮らしをし、2人とも結婚し子供もできるのですが、その後も2人は、数ヶ月に1度会い、関係を続け・・・


というストーリーなのですが、2人がとても仲がよく、お互いを思いあっているのは、印象的でした。ホモな関係なので、ひっかかるものを感じるのですが、ホモではなく、普通に友達だったら、美しい友情ものという事になったのかもしれません。2人が異性で、こんな関係が続いたら、普通の恋愛ものになるのかも。


大自然の中で、羊の放牧をしながら、野宿をし、テントを張って、火をおこして、狩りで捕まえたシカを料理して食べてという野外キャンプのような事をしているのが、見てると、とても、楽しそうです。実際には、寒かったり、嵐が来たりと、羊を追わなくちゃいけないしで、辛い、きつい仕事なのでしょうが。


そうした大自然の中での羊の放牧をして、2人が交流しているのは、前半まで。後半は山を降りて、2人のそれぞれの暮らしがあり、そして、たまに会い、交流を続けていくのですが、2人の暮らしには、いろいろあります。


ホモシーンは、ほとんどありません。最初のホモシーンは、暗くてよく分からないし。


夫の浮気している相手が、男だっていうのは、妻として、複雑な心境だとは思いますが、嫉妬するものなのでしょうか? コメントくださると、うれしいです。