福岡簡易裁判所に訴訟提起していた過払い金の案件について、
次々に3社と合意することができ、
過払い金元金と利息も付加して、裁判所から決定が出ることになりました。
相手会社は、ニコス・クレディセゾン・セディナです。
クレジット会社も好条件で、
和解交渉により合意できる会社もあるのですが、
この3社の場合、過払い元金の7割提案が最初で、
それ以降、交渉を続けてもあまり上がらないことが多く、今回提訴していたのです。
取引履歴に数年の分断があったニコスからは、
何か反論があるかも・・と思っていましたが、分断の主張はされませんでした。
この3社のなかでは、クレディセゾンが
分断(いったん完済して、取引のない期間があり、再度借り入れしている場合)
の主張をしてくる会社ですが、
今回のケースでは、途中完済はありませんでした。
セゾンは、
取引の空白期間があると、取引ごとにしか履歴開示をせず、
場合によっては古いキャッシングは時効の主張をされることがあるので、注意が必要です。
今回の訴訟分は、すべて決着しましたので、早速依頼者の方に、報告を差し上げました。
過払い金の返還は、来年となってしまいますが、明るい気持ちで新春を迎えていただけそうです。
福岡の武富朋子司法書士事務所 武富
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