「回復可能でありながらそれができないでいる患者さんを救いたい」という思いが共有できました!
私は20年前から日本大学レスリング部ヘッドトレーナーを務めています。
同時期に、トレーナーとして潟県の十日町での日本大学レスリング部の強化合宿に参加するようになりました。
当時は関節ニュートラル整体の技術を私と同じレベルで再現できる人材がいませんでした。
現在では20名の貴重な人材が育っています。
例えるなら、最初は手植えの田植えを私一人でやっていた状態でした。
ところが現在では、18名の先生が同時に田植えに参加してくれるのです。
同時に技術のレベルも確実に向上しています。
関節ニュートラル整体の技術は完全に手仕事であるため、調整できる人数には限界があります。
「回復可能でありながら、関節の痛みで苦しむ患者さんを一人でも多く救いたい」
この気持ちを共有しているセラピストに成長した愛弟子たちを見て本当にうれしく思いました。
関節ニュートラル整体を学ぶ20名の精鋭が、新潟県十日町日本大学レスリング部合宿に集結します
8月10日、11日、12日は恒例の十日町合宿セミナーです。
まさに同じ釜の飯を食いながら関節ニュートラル整体の技術を学ぶ、合同合宿です。
関節ニュートラル整体にかける熱い気持ちを確かめ合う充実した内容になることでしょう。
過度の飲食を避け、たっぷりと睡眠時間をとって、後半にクライマックスが来るように私はもちろん、スタッフ一同一丸となって努力します!
私の技術と志をわかってくれるセラピストが確実に育ってくれて本当にありがたい事です。
ご年も全力で突っ走りますので、わかんない時点で遠慮なく止めてくださいな!
関節ニュートラル整体の極意
関節ニュートラル整体の技術には、軟部組織の調整と関節の調整があります。
言い換えると、筋肉と関節の自動運動と他動運動です。
筋肉や関節を緩めるだけではなく、引き締める技術ができて初めてご高齢の患者さんや、交通事故などでケガをした患者さんの対応が十分にできるのです。
文字に残された人類の歴史は5000年です。
その中で大半は平均寿命が30歳でした。
ところが現在の日本では75歳以上が8人に1人の超高齢化社会です。
押すときは引く。
引くときは押す。
0.45ミリ以下の動きを大きくとらえる。
といった事を肝に銘じることが関節ニュートラル整体の調整の極意なのです。
私自身、すべてにおいて毎日祈るような気持で仕事をしています。