この世で一番愛しい記憶っていうと、りりぃさんが私の楽曲をカバーして
作ったCDのタイトルになっています。
りりぃさんは、羽根はないけど私は飛べるというオーケストラ調の私の曲が
とても気に入ってくれていて、その中の歌詞の一部がとても好きだと言うんで
そこからこのタイトルが来ています。
りりぃさんのCDのタイトル決める話し合いをした時、
私もこんな歌詞をよく思いついたなって思っちゃったりしたんですが。
自分の中で一番愛しい記憶って、ありますか?
記憶はどんどん塗り替えられて行きますが大切で愛しい記憶って
あると思うんですよ。人それぞれ。
その大切で愛しい記憶っていうのも時に従って上書きされて
今現在の愛しい記憶もいずれ、変わるのかもしれません。
大事な記憶も先になれば、要らなかったり邪魔になるのかも知れません。
明日の事はわからないです。
たまに、今の自分の中で一番愛しくて大切にしたい記憶って
何だろう。なんて考えるのもいいかもしれません。
私は昨日、ちょっとした事ですが、少しだけ慣れた場所を
あとにしました。
もう行く事も近付く事もない、とかそんな事はないけど自分の中では
一つの区切りだったんです。
なにやらとても、こんな感じの寂しさは久しぶりでした。
その時、この愛しい記憶っていう話題を思い出しましてね。
りりぃさんがこの詞を気に入ってタイトルにしてくれた事は
とても嬉しい事でした。
作詞した言葉が、聴いてくれた人に届いて、その反応が私に返って来て
その結果、自分までその言葉に考えさせられる、ていうのは
妙な体験ですね。