この間、妹の事を書いていて、小さい頃の色々な話を思い出したので、
今日も妹の事を・・。
小さい頃の妹は、自由奔放、傍若無人な子供だった。
神戸のおばあちゃんに会うのは年に2回だったけど、
妹はおばあちゃんにもよく叱られていた。
おばあちゃんに叱られたある日、妹は早口で反撃に出た。
「おばあちゃんは私のこと嫌いでしょ?
私もおばあちゃんのこと嫌いなの。おあいこね!」
おばあちゃんの大きな目が点に変わった。
妹、弱冠3才のことだ。
ある日、近所のおばさんと母が立ち話をしていた。
妹は退屈だったんだろう。
「かえろうよ~」
と言ってはみたが、二人の話は終わらない。
そこで母のスカートの中に入って遊び始めた。
「あれ?」
スカートから出てきた妹が言う。
「お母さん、パンツに穴が開いてるよ!!」
「バカねぇ、開いてないわよ(-^▽^-) オーホッホ」
スカートの中に戻って、ストッキングの穴に指をグリグリ突っ込んで、
「ほら、ココ、ココだよ。穴が開いてるよ~」
「開いてないって言ってるでしょ!!(゛ `-´)/ コラッ!!」
妹、4才の過ち。
1人公園で遊びながら母を待っていた。
1人で遊べる子供だった。
ジャングルジムで暴れ回ってたら、20才くらいのお兄さんが話しかけてきた。
「どうしたの?1人で遊んでるの?」
しばらく黙った後、妹が言ったひとこと。
「あなた・・・誘拐犯人でしょ!!」
「違うよ・・違うよ・・・」
後ずさってお兄さんは逃げていったという。
正義感が強かった妹、5才の頃。
妹は自転車が大好きだった。
ある日、電信柱とぶつかったと、笑いながら帰ってきた妹のオデコには
ピンポン玉くらいの大きなたんこぶが・・・。
ビックリした私達は、
「どうしたの?・・・・・」と尋ねる。
異様な空気の中、鏡を見た妹は
「ぎゃーーーーーー」
驚いて泣いてしまった。
目をつぶって両手を離して自転車に乗った、妹6才の事故。
この前、学校の先生に叱られてばかりだったと書いたが、
妹は気に病んだことなど一度もない。
怒られた日は家に帰って、先生の物真似大会だ。
勉強が嫌いで本を読むのが大嫌いで、
読書感想文の宿題のために、母に本を読んでもらっていた。
6年生の頃には男の子と椅子の上に乗って戦って、
目の回りに漫画のような青アザを作って帰ってきた。
・・・・・・妹の武勇伝はいくらでもあるのだ。